MDソフト雑感(あ〜お)
セガマニアの魂、メガドライブ。
無骨なソフトどもが俺達のハートを撃つぜ!

「またガス欠ザンスか!! もっと根性を見せるザマスーーーー!!! 雷撃雷撃ィ!!!!」
と何億回叫んだか判りませんが、そんな訳で我らのアリシア・ディーナ・レインが敵を焼き殺し、蹂躙し、粉砕し、串刺しにし(しません)、ケツから手を突っ込んで奥歯をガタガタいわす(いわしません)ナイスなゲーム、それがゲームアーツ最後のROMソフト「アリシアドラグーン」です。テグザーの流れを汲むこの作品、なかなか気合の入った出来で早くからMDのマニア層に人気がありました。その割に出荷本数が少なかったもんですから、ずーっと高値安定。ゲームが出て10年以上になろうというのに未だに値段が下がらないというなかなか伝説的なソフトです。
ゲームの内容はこのアリシアが全8ステージを戦い抜くACTです。テグザーと言いましたが、つまりは攻撃手段があの「全方位全自動照準ビーム(稲妻)」です。パワーを溜めて一気に放つのが「フ〜とってもスッキリやでえ〜」である一方、パワー切れだと「ううもう種切れですわ〜」なショボショボ状態なのが面白いですね。でも激ムズ。そりゃあもう激ムズ。特に雷撃のパワーアップアイテムをうっかり取り逃がそうものなら先へ進むほどに辛くなり、最初からやり直した方が良いかも状態に陥る事もしばしばです。この辺まあ不親切と言えるかも。
それでもキッチリ作ってあるのでやり込みがいがあります。ゲームの世界観がキッチリ作られてるのがナイス。ガイナックスの名前がありますが、その辺りで協力したんでしょうか。イラストは幡池氏。この辺もこのゲームの根強い人気の一因でしょうね。グラフィックも非常に綺麗。後半面が必見。ストーリーは・・まあ普通ですけど。敵ボスを倒してメデタシメデタシですから。
まあゲームアーツのMDソフトの中では屈指の難易度を誇るゲームですので、腕に自信のある方は挑戦してみると楽しい時間が過ごせるかと。かなりイケてるゲームですよん。ただACTが苦手だと非常に辛いのでその点は注意。

ところで皆さん、その昔無茶苦茶可愛かった女の子とかが同窓会とかで年月を経て久々に会ってみたところ何やら異常にケバくなってショックを受けた事ってありますか。ありますよね! ハッハッハッ、私はありません(←ふざけるな)。んでもこのゲームを初めて見た時にそんな印象を持ってしまいました。「ああ・・こんなになっちゃってヨヨヨ・・。」
御存知でしょうがアーケード版(発売:タイトー)はコミカルタッチのキャラとBGMだったんです。自機だってみつばちマーヤのような愛くるしさで。コミカルなゲームが好きだった私はゲーセンで結構やりこんだりもしました。中華大仙とかと一緒に。シンプルな横スクロールSTGなんですがそれだけに頭要らずでしたし難易度も低かったし。カプコンの激ムズゲームに疲れた後にリフレッシュ出来ました。
さてMD版ですが、そんな私のささやかな楽しみを奪い去らんと今は亡きホットビィが陰謀を企ませ、キャラクターもBGMもダーク路線にしてしまいました。今で言うと「サバイビー」(少年ジャンプ連載)の敵の蜂軍団、怒首領蜂もビックリのコワモテ路線ですな。ヤダヨ!! こんなキャラクターはヤダヨ〜〜〜〜!! てゆーか誰が決めましたかこんな風に。責任者出て来い。愛してやる。
んでもゲーム内容自体は変わってないようです。攻撃パターンも私のあやふやな記憶ですが一緒のようですし。全5面というのも同じ。パワーアップの仕方も同じ。結構よく移植してるゲームだと思います。まあ、元々がタイトー製のゲームによくある一機ゲー(パワーアップした自機がやられると事実上のゲームオーバー)だし、突き抜けて面白い訳でもないのですが・・。それでも暇つぶしにはなるレベル。これでキャラが可愛かったらなあ・・。基盤が欲しいというレベルでもないし・・ヨヨヨ。

ホントテンゲン好きねえ、てな声が聞こえてきそうですが、それに対しては「ええもう好きだも〜ん!!」とでも返しておきましょうか。正確にはテンゲン+東亜プランのタッグゲームですが、出来が良いものだらけなので嬉しい悲鳴つーか、まあそういうのがある訳ですが、一方で大体どれもプレミア価格がついてましてこちらはホントの悲鳴です。
で、このヴイファイヴ、その出来の良いシリーズのうちの1つですな。海外版まで入れちゃう、左利きの人にも安心設計、とそこまでやるか的作り込みでメガドライバー号泣ものになっています。操作性、グラフィック、音楽、どれもよくぞここまで再現しやがったな!とゲーセンでこのゲームをやり込んだ私などはちょっと溢れる涙を堪えきれなかったとさ。いやもう。
ですが、残念ながら完全移植という訳にはいきません。何故ならゲーセンと家庭用モニターの画面比率の差があるから。移植に際しては最大限努力してるようですが、それでもこのゲームに関してはその欠点が拭い切れてないようです。個人的な意見ですが、明らかにゲーセン版より難しくなっています。敵の吐く弾数が同じくらいなので画面の狭いMD版は大分避けにくくなっていて、うう辛い。
でもまあ欠点はそれくらいだし、そもそもそれは言っても仕方の無い事なので、他に実質的な欠点は思い付きませんでした。一生モノのゲームであると思います。2周目からが猛烈に熱いですな〜。ラスボスが激強え。

91年4月に発売されたアスミック発の縦スクロールSTG。3種類のメイン武器とサブウェポンを駆使して全6面を戦い抜くSF世界観なゲームです。
さて出来ですが、普通です。ホント普通です。タイトル画面が出てきて、「おーなかなか音楽良いかも。」とか思ってしばらく見ててもデモもやらず、実にシンプル。いやむしろ素っ気無いと言った方が良いかしらん。ゲームオ−バーになるといきなりタイトル画面に戻されて「これは・・里見の謎・・ッ!!」と思わず唸ってしまいました。
そして結構難しいです。昔風の予め備えてなきゃ辛いぜ、てな攻撃がビシバシと。上へスクロールする縦シューなのにやけに後ろから攻撃される事が多いのはどうかと思いますが、もしかしてこれは「エグゼドエグゼス」へのオマージュなのかと考えもしましたがどうせただの考え過ぎです。でも6面中ボス(ヘクサメトロス)の攻撃だけは「ファンタジーゾーンのAIDAだね〜」と嬉しくなってしまいましたよ私は。そんな喜びも束の間、ラスボスの今までとはランクが3段階ぐらい違う激烈な攻撃に嗚呼っとゆー間にやられてしまったのはご愛敬。ぬぬぬ。
良いところはやっぱBGMですか。崎元氏&岩田氏サウンドがいい感じにノリノリで好きですよええ。でもポーズを押しても自機がやられてもBGMが垂れ流しで止まらないのはどーゆー仕様なのかしらん。ROMなのに、思わずCDで鳴らしてるのかと本体を確認してしまいました。不可思議です。

AC版はKANEKOが一番ノッてた頃のゲームですね。本格的な横スクロールSTGでして、当時としてはかなり美麗なグラフィック、テンポの良い展開でよく遊んでました。いかにも私好みなシンプルかつ熱いSTGでしたし。それをKANEKO自身が移植したのがこのMD版ですね。んでその出来は。
有名な話ですが、各面の間にアイキャッチが入ります。えーと、これってROMですよね。何故に待ち時間が必要なんでしょうか。久しぶりにチェックしてみたら気のせいか昔感じた待ち時間より大分短く感じた訳でして、それはまあ嬉しい誤算でしたが、当時は「うわ〜〜〜、何故にこんなに待たされるんだろ?」と正に理解不能でした。実際には3秒くらいなんですが(それでも長い待ち時間だけど)、当時は8秒くらいには感じたものです。
ゲーム自体はよく移植されてると思います。若干グラフィックの発色が落ちてますが、これはMDの限界でしょうから。他は多分一緒だと思います。まあ、だからといって人に薦めるかどうかと言われればちょい疑問符なんですけどね。いや、悪いゲームじゃないんですが、妙にシビアなんですよね。見た目より大きい当り判定、トロい自機の移動スピード、貧弱なパワーアップ、パワーアップアイテムの取り難さ、パターン性の強い敵の攻撃・・はっきりいって難しいです。何回も死んで死んでパターンを覚えるタイプのゲームですのでお手軽に遊ぶには辛いんですよね。
それでも独特のプレイ感覚があります。それが気に入れば遂々遊んでしまうだけの魔力は持ってますので(基本的な出来は良い)お試しに遊んでみるのもよいでしょう。

既にタイトルからしてやる気無さげに聞こえて損をしてそうなこのシューティングゲームですが、実はメチャ熱いゲームなんですいいからやれ。カース(MD)を思わせる如何にもメガドラ発色な冴えない画面でやっぱり損をしてますがいいからやれ。とにかくこの熱さはMD最高級(思い入れ含む)でありまして、これ一作で姿を消したソフトビジョンとは果たして何物だったのかちょっと格好良い想いを馳せる訳であります。まあ売れなかったから撤退したんでしょうが。(注:この会社はココナッツジャパンのダミー会社で、他にも多少出しているそうです。スイマセン知りませんでした)
実況するとこんな感じです。
い、いきなり後ろで戦艦戦ってるし! クワッ何ッ!? まずは後ろから!? 絶体絶命のピ〜ンチ、でも適当に上手く誤魔化してアドリブ回避! 出来ませんヤラレタ(>o<)! 今度は地球に降りる訳なのかも! でもミサイルの嵐ってゆーか! もしかしてこれ味方の攻撃なの違うよね酷い貴方酷い盗賊! ジ、ジオン軍は! また敵! 上から下から責めるように敵ッ! 何か火力がまるで違う! 駄目! そこは駄目! ほらまた何か来て! ボスなのか〜変な蛇みたいなのと一緒に攻めて責めるボス! たしけて後ろ! 前! 4度右! クリア! 嘘!
「2面でいきなり巨大戦艦かよ!」「5面最初で死亡確定トラップかよ!」「7面ボス何とかしてくれ!」等と色々シャウトしてしまうゲームですが、STGとしてのシンプルさ故でしょうか、実にのめり込ませてくれます。
それに何というかこのゲーム、かなり難易度高いです。家庭用にしては、という冠語が付きますが、丁度サンダーフォース3のような「死んで覚えろ」的な敵の攻撃が実に容赦無くプレイヤーを襲い時に絶望感に浸らせてくれます。こんなのクリア出来るか!と私めも何回も叫びました。7面の要塞脱出時でいきなり画面上から炎のカーテンが落ちてきてゲームオーバーになった時は本気でクリアを断念しようかと思いましたけど。それでも挑戦意欲を掻き立てるゲームなんですね。その甲斐あってクリア出来た時は近年稀に見る快感でした。ええゲームですわあ。
え、ハードモード? 勘弁して下さいな。