HALO
んだコブナントだけがいコブナントだ!〜

これぞ我が銃
銃は数あれど我がものは一つ
これぞ我が最良の友
我が命

我、銃を制すなり 我が命を制すごとく
我なくして銃は役立たず
銃なくして我は役立たず
我、的確に銃を撃つなり
我を殺さんとする敵よりも
勇猛に撃つなり
撃たれる前に必ず撃つなり

神かけて我これを誓うなり
我と我が銃は祖国を守護するものなり
我らは敵には征服者
我が命には救世主

敵が滅び、平和が来るその日まで、かくあるべし
アーメン 
This is my rifle.
There many like it, but this one is mine.
My rifle is my best friend.
It is my life.

I must master it as I must master my life.
Without me, my rifle is useless.
Without my rifle, I am useless.
I must fire my rifle true.
I must shoot struggler than my enemy
who is trying kill me.
I must shoot him before he shoot me, I will.

Before god, I swear this creed :
my rifle and myself are defenders of my country.
We are the masters of my enemy,
We are the saviors of my life.

So be it, until there is no enemy, and peace.
Amen.
 
―――映画『フルメタルジャケット』より、
キャンプ・パリス・アイランドにおける新兵就寝前の祈り 

▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

前文
「いいか! 気合いを入れるんだ、兵隊!

 つべこべ言わずに気合いを入れろ!」
―――小説『宇宙の戦士』より、キャンプ・キュー リー所属、
第三教育連隊第二大隊長イアン・フランケル大尉の言葉 



 ―――軍事用語で“HALO”と言えば、それは「高高度降下・低高度開傘」の略称であ る。8000m以上の高空から空挺降下し、地上300m以下の低高度でパラシュートを開く。敵に発見、捕捉される可能性を低減させる代償として、高度な経 験と技術、そして何より、一般人にとっては馬鹿馬鹿しいほど信じがたい度胸と覚悟を要する、特殊部隊員が敵地に潜入する際などに用いられる降下法である ―――。
 

■ある人物いわく、この世には“怒っているゲーム”“怒ってはいないゲーム”が存在するという。

 怒っている、というのは、ゲーム内に定められた目的を達成するのが非常に困難で、その難しさが、あたかもゲーム自体が(あるいは制作者が)プレイヤーに対して猛烈な憤怒を吐き出しているような状態であることを意味する。た だし、あくまで“怒っている”のであって、ゲームバランスがムチャクチャだとか、操作性が悪 いだとか、確率論的な困難であるだとか、そういった意味での理不尽な難易度ではない。それは言うなれば“怒っ ている”のではなく、ただ単に“狂っている”にすぎない。

 そして『HALO』は、まぎれも なく“怒っている”ゲームである。
 

■最高難度の<レジェンド>レベルで、たった1分でもコ ブナント軍と銃火を交えてみれば、彼らの“怒り”の凄まじさを文字通り嫌と言うほど知るだろ う。きみは1分という僅かな間に、少なくとも最低5回は死ぬことが出来るはずだと保証してもいい。彼らは多くの場合、我々よりも遙かに多数であり、強靱で あり、狡猾であり、そして勇敢である。だが、我々は何としても彼らに勝利せねばならない。彼らを蹂躙し、打ち負かし、屈服させねばならない。では、そうさ せるものは何か。数に優り、武装に優り、勇猛に優る彼らを、いかにして調伏することができるのか。

 ―――つまり、それはきみの腕次第なのだ。

 凡百の、じつに代わり映えのしない一山いくらのRPGに見受けられるような、経験値やレベルなどという都合のいい数字は、ここに はない。経験は、きみ自身が積み、学び、覚え、きみ自身が技術と剛さを手に入れなければ何の意味もない。コブナントたちの怒濤の激憤は、我々への怒りなの だということは忘れてはならない。本当の意味合いにおいて“戦う”ことをやめ、隠しアイテム 探しや、全イベント制覇、あるいは好感度MAXなどといった形式ばかりの目標を目指して、まるで壊れて狂った自動人形のように、ひたすら不毛な“作業”を 繰り返し続ける… やがて目標を達成したとして、果たして胸に残るのは、恐ろしいまでに寒々しい虚しさだけではないのか? いったい我々は何度おなじ過ちを繰り返し、何度お なじ虚しさに打ちのめされたろう? そして一体いつから、そんなゲームばかりが蔓延るようになってしまったというのか?
 

■コブナントたちは、怒っているのだ―――我々の不甲斐なさに。不甲斐ないゲームばかりが蔓延するのを黙って看過ごしてきた我々の 心の弱さ、まさにそのことに彼らは怒り、全面戦争を挑んできたのだ。

 ならば立ち向かわねばならない。

 勇気を示し、武器を取り、皆殺しの雄叫びを上げ、彼らに思い知らせてやらねばならない。
 我々が腰抜けではないことを。牙の折られた飼い犬などではなく、誇り高き野獣であるということを。

 我々は蹂躙する―――いくたの死を、恐怖を、絶望を、我々は徹底的に蹂躙し、高々と笑いながら踏み越える。いつだって地獄へしか 直行しない降下挺に乗り込み、血と鋼鉄と火薬とプラズマが渦巻く戦場へと喜んで降下する。それは蛮勇だ。愚かで無謀な行いだ。だが、だからこそ我々は突撃 するのだ―――愚かなる我々の愛する領地を無節操に蝕まんとする心ない侵略から守護するために。この『HALO』は、我々に与えられた残り少ない愛すべき 領地の一つであり、そして、まさに抵抗の牙そのものなのだ。

 我々は突撃する。狼の尊厳に懸けて必ず立ち上がり、最後の一秒まで、死力を尽くして突撃する。
 

■それが出来ない者は、あえて戦列に加わるよう求めはしない。機動歩兵は選りすぐりの志願兵のみで構成され、それゆえに最強なのだ ―――繰り返すが、つまり高高度降下・低高度開傘とは、真に覚悟の据わった者にしか許されない降下法なのである。
 
 

文責:炎の ジョニー
(階級:伍長)

▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

説明
「いい兵科ですかだ と?

坊や、最高だよ。

機動歩兵こそ軍隊なんだ。

ほかの部隊はみな、ボタン押しか、教 授連中で、
おれたちに鋸(のこ)をわたすだけさ。

仕事をするのは、おれたちなんだ」
―――小説『宇宙の戦士』より、新兵募集事務所
受付担当の艦隊軍曹の言葉 



『HALO(ヘイロー)』は、2002年にマイクロソフ ト+BUNGIEが満を持して放ったものの、しかし日本国内での売れ行きは哀しいまでにサッパリだったXBOX専用ゲームソフトである。西暦2552年、コブナントと呼ばれる地球外勢力との熾烈を極める星間戦争の最中、プレイヤーはマスターチーフという階級名だけで知られる「彼」となり、地球軍が極秘裏に開発した強化装甲服MJOLNIRアーマーを着装し、そして全滅を免れた唯一最後の“SPARTAN-II”として、コブナント軍との激しい戦闘に身を投じる。
 

『HALO』は、一人称視点のア クション・シューティング・ゲーム(FPS=First Person Shooting)で ある。『DOOM』系を皮切りに、欧米では主流とも言えるFPSだが、日本国内での認知度はあまり高くないのが現実といえる。現行の家庭用ゲーム機のコン トローラでは操作が煩雑になりがち等、その理由は様々だろうと思われるが、そのためFPSというだけで敬遠されがちな側面も少なくない。

 しかし、きみが、もしKKKに類するような差別的団体に属していないならば、偏見や先入観というものが個人的な優越感以外に何ら の益ももたらさないどころか、えてして自分にとって重要な判断や思考を妨げる有害な遮蔽物にしかならず、更に悪いことには、それが自らに有害であることに 気づきもしないということを知っておかねばならない、とだけは言っておこう。だが、我々は決して強制はしない。我々が求めるのは精鋭たる志願兵であり、み ずから戦い死すことを望む誇り高き愚か者だけなのだから。
 

『HALO』には美少女は登場し ない。ここにあるのは地獄のような戦場と、そこで戦い明け暮れる荒くれ者たち、そして、殺しても殺しても殺し尽くせないほどの敵、敵、敵だけである。鋼鉄 の銃火が轟き、血と肉が爆風にしぶきを上げ、戦士たちの怒号と悲鳴、生と死、怒りと憎悪、絶望と闘志だけが、無数の光条とともに弾けては消えていく。ほん の一瞬でも判断を誤れば、きみの戦友は雑巾のようにずたずたに引き裂かれてしまうだろうし、それはきみ自身といえど同じことだ。薄氷のような緊張だけが、 きみの命を守ってくれる唯一の防衛線であり、かつまた、敵を殺し戦線を突破するための唯一の武器なのだ。

 ここには残念ながら、きみを優しく抱きしめ、髪をなで、甘い言葉を囁いてくれる者など、ただの一人もいない―――きみの傷ついた 心を癒やし、慰め、祝福の口づけを与える者は、ここにはいないのだ。きみは戦わねばならない… その理由の如何を問わずだ。きみが機動歩兵として志願し、他の全ての海兵隊員と兄弟の絆で結ばれたのなら、死にかかっている戦友を助けるために、自分の命 も厭わないようでなければならない。彼らの復讐は必ず果たし、敵兵の血肉や断末魔を彼らの祭壇に捧げることを美徳とせねばならない―――そのために、どう して慰めが必要だろうか? 戦友への献身にすら代償を求めようとする因業者を、われわれ海兵隊は必要としない……たとえ戦局が著しく悪化し、絶望的なまで に兵隊が不足しようとも―――豺狼が彼らの群れに去勢された飼い猫を招いたりはしないのと同じようにだ!

 きみは一秒を命がけで争う戦場に降下し、恐るべき戦闘力を誇るアゴの割れたイカ野郎どもを皆殺しにする、そのために戦う。きみが 恐怖に泣きだし、発狂しようとも、どこにも逃げ込める我が家などありはしないし、もちろん絶対の庇護を約束してくれる母親だって、きみのそばにはいてくれ ない。きみには、心強い戦友たちがついているだろうが、彼らとて敵兵の壮絶な猛攻の前に一人残らず死に絶えてしまうかも知れない。そうしたら、つまり、き みは一人なのだ。

 誰に慰めを期待できよう? …誰もいない。ましてや、奇蹟のような慰めを期待している余裕など、そもそもありはしないだろう。き みは戦わねばならない―――獰猛にして精強たるコブナントの戦士たちと。自分自身の弱さと。それはきみ自身と、戦友と、我らが海兵隊の、何よりも気高く尊 い誇りに懸けて、だ。 
 
 

「隊のルールは一 つ。

全員が戦う、決して逃げるな。
それができないやつは撃ち殺す。

…“愚連隊”へようこそ」
―――映画『スターシップ・トルーパーズ』より、
ラズチャック機動歩兵少尉の言葉 

 

ビビるな、命をくれてやれ。


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

操作
「おれたちの降下す る地域は全部、
完全に破壊する。

おまえたちろくでなしの一人といえど も、
爆弾を使い残して戻ってきたりする な。

わかったか?」
―――小説『宇宙の戦士』より、愚連隊臨時小隊 長、
ジェラル軍曹のカプセル降下直前の言葉 



■わずか一瞬の判断の遅れ、一瞬の操作ミスのために、抜け目ないコブナント軍はつけ込み、きみの部隊を悲劇的なまでに潰滅させることさえあるだろう。そう ならないためにも、ここに操作法を復習する。 

▼コントローラ使用方法
左スティック  チーフの移動。↑↓で前進後退、←→で左右への平行移動。スティックの加減次第で移動速度はアナログに対応する。スティックを 押すとしゃがみこむ。
右スティック  チーフの視点=照準の移動。アナログの微妙な調整に慣れなければHALOを生き残ることは難しい。特定の武器でスティックを押 すと照準がズームする。
右トリガー  装備している銃器の発砲。スナイパーライフル、ロケットランチャー、プラズマガンを除いて、トリガー引きっぱなしならばフル オート射撃が可能。
左トリガー  グレネードの投擲。筋肉強化処理の施されたチーフの肩の強さはイチローの比ではない。投擲角度次第で信じられないほどの遠投が 可能。
ボタン  ジャンプ。筋肉強化処理の結果か、それともHALOのリング形状によって発生する遠心重力の影響か、何となく浮遊感のある跳躍 が可能。
ボタン  パンチを繰り出す。筋肉強化処理の施されたチーフの殴りは凄まじく、体格の貧弱なコブナントなら一撃で即死させるほどの壮絶な 破壊力を有する。
ボタン  多目的アクション。装備中の銃器の弾丸を再装填する、扉などのスイッチを作動させる、落ちている武器を拾う、機動兵器に乗り込 む、など様々な用途に活用する。
ボタン  所持している武器の換装。
 チーフは常時2種類の武器を持ち運べるが、その選択はプレイヤー次第である。
白ボタン  フラッシュライトの点灯。バッテリー式の照明装置のため、長時間使用すると自動的に充電休眠する。スナイパーライフルの照準 ズーム時には暗視モードの切替。
ボタン  グレネード/プラズマグレネードの切り替え。
 それぞれのグレネードは最大4個まで携帯可能。
スタートボタン  ゲームを一時停止し、メニューを開く。この操作を経てゲームを中断しないとチェックポイントでのデータセーブが完了しないので 注意。



■射撃■
 トリガーを引き続ければフルオート射撃が可能だが、その場合リコイルショックのため照準がバラけてしまい、無駄ダマを撃ってしまいがちである。ゆえに、 至近距離でならともかく、アサルトライフルやプラズマライフルの場合、遠距離からは数発ずつのバースト射撃が理想的といえる。ハンドガン、プラズマガンも 一発ずつ正確に射撃した方が効率がよい。無数に武器を拾えるHALOといえどもステージ内での弾数は基本的に有限であり、また戦闘での無駄を排し、敵の付 け入る隙を無くすためにも極力、不用意なフルオート射撃は控えたい。
 

■殴り■
 FPS初心者が最も難儀する操作の一つが、この「殴り」のような近接攻撃の間合いだろう。が、こればかりは経験によって肌で間合いの距離感を掴む必要が あり、口頭では説明しづらい。とにかく、グラントやジャッカルを相手に幾度とない殴りの練習を積む必要がある、とだけ言っておこう。

 それぞれ武器によって殴りモーションが多少ことなるが、実際の間合い、威力、出の速さなどは、どれも同一のようである。ただし殴 り後の戻りモーションに関しては武器によって僅かながら差異が生じるようなので、その点に関してだけは注意が必要。慣れれば殴りモーションによって武器換 装モーションをキャンセルしたり、逆に殴りモーションをグレネード投擲でキャンセルして再び殴る、というような芸当も可能。殴り→投擲→殴りコンボは威力 も強力だが、グレネードの爆風余波を自分にも食らう危険が少なくないので、あまり薦められない。もし使用する場合は、反跳が少なく信管の作動に若干の余裕 があるプラズマグレネードで行使すべきだろう。

 前進中および自由落下中の殴りは、若干だか威力が増す。後部からの殴りは、シールドの有無に関わらず、ハンター以外の全ての敵を 一撃で即死させる。また、ワートホグやゴースト等の車両に搭乗している場合、どうあっても殴り攻撃(ハンターの 近接攻撃も含む。ソードエリートは例外)に対しては無敵化することも覚えておきたい。

   と う  て き
■投擲■
 ハンドグレネード(手榴弾)の投擲は、ただ投げれば良いというものではない。投擲角と飛距離、目標到達までの時間差、地形による反 跳、爆発時の敵予想位置など、様々な要因を瞬時に考慮、判断し、可能な限り正確な操作で投擲しなければ、直撃による効果を最大限に発揮することは難しい。 これも、やはり幾度とない修練によって経験を積む必要がある。

 キャンペーン、マルチプレイ、どちらもグレネードは湯水のごとく湧いて出るものなので、温存は最小限にとどめ積極的に投擲してい きたい。攻略に行き詰まりを感じた場合、大抵はグレネードの上手い利用で切り抜けられるものなので、事態を逼迫させる前に勿体つけず使用していくべきであ る。
 

■ジャンプ■
 ただ単に障害物を乗り越えるだけでなく、ジャンプは敵の予想を裏切り、あらぬ位置からの攻撃を可能にするワイルドカード的な操作である、ということを念 頭に置いておくだけで、戦闘の幅が一気に広がることは間違いない。急な狙撃を回避したり、また、至近距離での上空からの攻撃には、どんな敵も瞬時に反応す ることは難しいだろう。そのぶん複雑な操作テクニックが要求されるが、そうするだけの意味も価値も多大である。

 反面、動きを読まれた場合は、軌道が予測しやすいこともあり格好の的になってしまう諸刃の剣であることは忘れてはならない。タイ ミングをずらし、ジャンプに頼りすぎないよう心懸ける必要がある。ちなみに、ある程度以上の高所からの自由落下はシールドに対しダメージとなるが、これは 着地時にタイミング良く“しゃがみ”こむことで多少の低減を図れることを補足しておく。

 また、ジャンプ頂点付近で“しゃがみ”状態に入力することで、ほんの僅かだが跳躍高度を稼ぐことも出来る。
 

■リロード■
 装備中の武器の銃弾再装填あるいはオーバーヒートの間、チーフは完全に無防備となる。敵との近接戦闘時に弾切れを起こしてしまえば、その時点で致命的で あることは言うまでもないだろう。リロードは常に物陰に身を潜めて行うべきであり、戦闘時に有利な地形を確保、展開することは基本中の基本である。馬鹿正 直に敵陣へと斬り込んでいくだけで勝利できるほど、コブナント軍はきみを甘やかしたりしない。

 リロードも武器換装やグレネード投擲である程度モーションキャンセル可能なので、この訓練もしておきたい。
 


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

友軍
海兵は死ぬ

死ぬために我々は存在する

だが海兵は永遠である

つまり―――貴様らも永遠である!
―――映画『フルメタルジャケット』より、
ハートマン軍曹から兵卒への訓辞



■海兵隊こそは、上陸作戦という最前線を勝利するために生み出された最強の殺し屋部隊である。彼らは誇り高き狼の群れであり、血の絆で結ばれた兄弟であ る。彼らを滅ぼそうとするものは必ず滅ぼされ、彼らが滅ぼそうとするものも必ず滅ぼされる。海兵は恐れを知らぬ勇猛なる戦士であり、強大な敵を打ち破るた めの一撃、その剣尖である。また海兵は呪われた死神であり、悪夢を司る幽鬼の一団でもある。

 そして―――海兵こそが、きみが最も信頼できる最高の戦友たちなのだ。

▼地球軍
マスター
チーフ
<Master
Chief>
強大な軍事力を誇るコブナント軍に対抗するための極 秘プロジェクトSPARTAN構想は、SPARTAN-IIと呼称される特殊機甲部隊の試験 配備によって多大な戦果をもたらしたが、数で圧倒するコブナント軍の波状攻撃に対し、残念ながら長く優位を保つには至らなかった。そこで、いったん彼らを惑星リーチに呼び戻し、さらに強化改良を加えて再編成したSPARTAN-IIを敵艦に送り込みコブナ ントの本拠地を探る作戦が立案されるが、作戦決行の二日前にコブナント軍が地球への接近を開始しているこ とが判明。何としても彼らの地球侵略を防ぐため、SPARTAN-IIを乗せた艦隊も戦闘への参加を余儀なくされ、この際の宇宙戦闘によって戦艦オータムを除く全ての艦は大破、撃沈、ないし敵の手に落ちたと記録されている。

 雷神トールが手にする戦鎚MJOLNIR(ムジョルニア、またはミョルニル)は、一振りで山脈を裂き大地を砕くともいわれる、北 欧神話史上でも最強の武器の一つである。その名“MJOLNIR”を冠した最強の特殊強化装甲服を着装できるのは、SPARTANと呼ばれるごく一部の超 エリート戦士だけであり、彼らの素性に関しては、その一切の情報が最高クラスの軍事機密とされ、すべての詳細は謎に包まれている。

 一説によると、引き取り手のない孤児などを幼児期から最強の兵士となるべく徹底的に教育し、また神経、筋組織等の強 化処理を施すなどして、ほとんど非人道的ともいえる壮絶な過程を生き残った数少ない強靱な者たちだけが部隊に配属されるとし、SPARTANという呼称も古代ギリシャの都市国家スパルタでの幼少期から始まる厳しい軍事的教育制度に由来するとされているのだ という。(未翻訳小説版より。詳細は未確認)

 MJOLNIR戦闘服は、あらゆる軍事的科学技術の最先端の結晶であり、人類に残された最後の切り札でもある。ちょ くせつ脳内に埋め込まれたニューロチップにより、着装者の筋肉と装甲服の人工筋肉とは神経単位でリンク、完全に思考と同期して動作し、これによって発揮さ れる運動性能、および知覚反応速度は、もはや常人の比ではない。また特殊合金による複合装甲は単体でも十分な防弾性能を誇るが、さらに装甲表面に、物理攻 撃およびエネルギー光弾を拡散、無効化するバリアーが常時展開されることで画期的な高防御力が実現されている。定期的なメンテナンスなしでも、かなりの期 間(数日から数週間か)は各単位で性能の低下なく独自に活動を続けることが出来、コルタナのような超高度AIをもサポート可能なネットワーク・クリスタル も標準装備されているこのMJOLNIR戦闘服は、いち歩兵にMBT以上の戦況攻略力を持たせることのできる超人服でもある。
 

 生き残った唯一のSPARTAN-IIである「彼」ことマスターチーフは、たった一人の歩兵でありながら、同時に、 絶望的な戦線に送り込まれる海兵隊、全オータム乗組員、ひいては全地球人類にとっての最後の希望であり、またコブナントたちにとっては悪魔として恐れられ る最強最悪の狂戦士なのである。

コルタナ
<Cortana>
コルタナとは、フランク国王シャルルマーニュ大帝に 仕えた聖騎士オギールの剣の名であり、これは中世フランスの英雄ローランの名剣デュランダル(デュ ランダーナ)と同じ刃金で造られたものであった。故事によれば、ローランは敵に包囲された際、自分の剣を敵の手に渡さぬため、鉄塊に突き刺してその切っ先 を欠いたという。これにより、切っ先を欠いた剣をコルタナ、またはカーテナと呼び、誇り高き護りの剣、慈悲の剣として象徴的な意味を持つようになった。

 戦艦オータムの頭脳ともいえる超々高度AIである彼女は、そのずば抜けた情報処理能力によってコブナント軍と対等以 上に渡り合える、地球軍にとって非常に心強い戦力でもあり、またキース艦長と共に、戦艦オータムの象徴的な心理的支柱として、各海兵隊員たちに一個の人格 としても厚く信頼されている。

 彼女のフォーマットはコブナントやフォアランナーの情報ネットワークにも対応可能であり、これによって暗号解析、情 報攪乱、逆操作等、様々な局面で戦闘を支援する。その性格上、軍上層部からの様々な機密情報も数多く保有し、それは恐らく相棒とも言えるマスターチーフに も知らされることは決してないだろう。だが彼女の献身的とさえいえる惜しみない協力にチーフは全幅の信頼を預けているようであるし、コルタナ自身も、(多 少あきれ気味のところもあるようだが)チーフの戦闘能力、決断力、人格を信頼し、尊重していることは真実である。コルタナの援護を受けることの出来ないレ ベル6、レベル7の雰囲気が異様に暗く、ことさら孤独感を煽るような演出となっているのは、単に“敵”の存在に由来するものだけではないだろう。

 時折AIらしからぬオチャメなジョークや軽口を叩いてみせるあたり、なかなかキュートである。ところで、少なくとも 自分には彼女は(目を見開くとき以外は)けっこうな美人さんに見える。誰にも文句は言わせん。コルたん(;´Д`)ハァハァ

キース
艦長
<Cpt.
Keyes>
26年にも渡る軍歴を誇る彼、ジェイコブ・キース大 佐は、コブナント軍との豊富な戦闘経験を有し、また鋭い知略と的確な決断力によって数々の武功を上げたことで、戦艦オータムの司令官として抜擢された。彼 は、全オータム乗組員にとっての厳格な父であり、尊敬に値する上官であり、そして死力を尽くして護るべき将である。

 コブナント艦隊との激しい宇宙戦闘を生き残った最後の艦であるオータムは、“コブナント軍に捕捉される恐れのある場合、いかなる宇宙船であれ、これを不用意に地球に近づけてはならない”と するコール議定書に従い、ブラインドワープによって地球から遙か遠く離れた座 標へとジャンプし、コブナントを地球から遠ざける作戦を発動する。しかしジャンプアウト後、数隻のコブナント艦に包囲され、オータムは善戦するも、やがて 艦内に敵の侵入を許してしまう。コルタナの情報を敵の手に渡すわけにはいかないと判断したキース艦長は冷凍睡眠にあったチーフを目覚めさせ、彼にコルタナ を託して艦からの脱出を命じる。

 ここで、実際には単なるブラインドワープではなく、永年コブナントたちの探し求めてきた信仰対象、究極の存在ともい えるHALOの座標を、じつは地球軍情報部はコブナントに先んじて掴んでおり、このワープアウトはコール議定書に準じる意味だけで行われたものではなく、 もっと恣意的な思惑を孕んだ作戦であったとする説も浮上しているが真偽のほどは定かではない。ただ確かに、オータムが航行不能になった後、艦長が惑星でも 衛星でもなく、敢えてHALOへと不時着を図った点などは、あらかじめ「そこに何かある」と 知った上での行動であるとした方が納得がしやすくはないだろうか。

 ところで、ゲーム開始直後、まず艦長から直接ハンドガンを手渡されるが、初期状態で銃弾が中途半端にしか装填されて いないところからすると、じつは案外マヌケな人なのかも知れない。

ジョンソン
軍曹
<Sgt.
Johnson>
「士 官や将校は作戦を知り、兵隊は戦闘を知る。真の戦争を知っているのは軍曹だけだ」―――軍曹は指揮官と小隊の両方を常時的確に把握していな ければならず、両方から深く信頼されていなければならない。軍曹がうろたえることなどはあってはならず、軍曹が判断を誤ることもあってはならない。軍曹 は、つねに兵士たちの強き兄であり、指揮官の良き助言者でなければならず、軍曹を失うことは隊にとって背骨を失うことと同義であるといえるだろう。軍隊に とっての軍曹とは、そういった意味で、他の階級とは異なる、特別の意味を持った存在なのである。

 その点、アヴェリー・ジョンソン軍曹は、まさに軍曹である。ハインラインの小説『宇宙の戦士』には、軍曹って連中はどいつもこいつも細胞分裂で殖えるクローンだ、いつの時代もどの部隊にもそこらじゅうにいる、と いう意味のジョークがあったが、ジョンソン軍曹に至っては本当にクローンで増殖している(と しか思えないほど神出鬼没である)。

 実際、なんど殺されようとも平気で復活し、気がつけば戦列に復帰している。BUNGiEからの公式コメントによれば「サウスパークでいうケニーみたいなもの、核攻撃でも彼を屠ることはできやしない」とのことだが、その 仕組みについては「まあ色々だよ」としか釈明されていない。ある意味チーフ以上に最強な男の中の男である。

 レベル6のジェンキンズ兵卒の記録映像によると、キース艦長に対して友人のような口調で話しかけており、もしかする と二人は単に上官と部下という以上の信頼関係にあるのではないだろうか。いや別に変な意味ではなくて。

エコー
フォー
ナイン
ティーン
<E419>
HALOへ侵入後、チーフを搭乗させることになる兵 員輸送降下挺、通称<ペリカン>の一機であり、海兵隊員たちからは親しみを込めて“フォーハ マー”と呼ばれる。パイロットは女性。だが劇中の顔出しが無いため、もしかするとコルタナと同様のAIである可能性も無いとは言い切れな い。

 ―――ただ、コルタナ級の超高度AIを各輸送挺単位にまで搭載してい る、とは考えにくいため、個人的には有人操縦だと思いたい。パイロットは女性の方が適性がある…というのも小説『宇宙の戦士』的には重要だし―――

 ほぼ絶望的ともいえる窮地にあって、幾度となく数々の危険を乗り越え、援軍を送り込んでくれるフォーハマーは、海兵 隊員たちにとっては舞い降りた天使のように美しく見えることだろう。とりわけワートホグのデリバリーサービ スは「いつでもどこでも」と好評を呼んでいる。


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

敵種
“銃をもって立ち塞 がる者あらば、これを撃て”
―――漫画『犬狼伝説』より、首都警特機隊指揮官
巽志朗が掲げる隊員教育上の信条



■戦場には二種類のものしか存在しない。すなわち、敵か、それとも味方か。

 敵でないとすれば撃つ必要はないが、味方でないとすれば敵の可能性がある。これは撃つべきである。軍事用語でTerminate with extreme prejudice(極端な偏見による処刑)と いう言葉があるが、これは裁判を経ずにスパイや捕虜を始末することを意味する。ベトナムなどで特に横行したこれらは、確かに狂気による虐殺以外の何物でも ないが、しかし戦争の勝利に対して必死に貢献しようとする行為の一つであるということも認めなければならない。

 戦意を喪失し逃げまどう者だろうと、傷ついて無抵抗となった者だろうと、きみは必ず極端な偏見だけを理由に躊躇うことなく撃ち殺 すことが出来なければならない―――何故なら、それが戦争だからだ。

▼コブナント     ▼フラッド      ▼フォアランナー


 
▼コブナント <The Covenants>
人類にとって初めての地球外知性体との接近遭遇は、しかし不幸にも軍事的侵略によってその歴史の幕を 開けた。2520年、植民星“ハーベスト”への一方的侵攻により存在が知られ ることとなった彼らの軍事力は圧倒的で、人類が送り込んだ戦闘部隊をことごとく撃破し、たやすく潰滅させることが可能だった。ハーベストを滅ぼして後、コ ブナントの最高指導者は直ちに『地球人類は神を冒涜するものである』として、宣戦を布告―――それからの32年間というもの、人類は彼らの優れた軍事力の 前に長く負け戦を強いられている。

 強力な宗教的結束によって統率された彼らは、その武装や数的優位もさることながら、兵士一人一人が強靱な戦士であ り、めったに捕虜として人類の前に屈することがなく、そのため“他種族への軍事的侵略や大量殺戮に対する宗 教的執着があるらしい”という事を除いて、いまだ彼らの出身星、社会構造、メンタリティなどに関する詳細な情報が得られるには至っていな い。

 “契約者”の名が示すとおり彼らの科学技術はフォアランナーからの遺産に拠るところが大きく、彼らもまた地球人類同様、これら超科学力のす べてを使いこなせている訳ではないようである。超長射程兵器を開発できるだけの高度な技術力を有しながら、短射程銃火器による至近距離での有視界白兵戦闘 を好む好戦的な性格も、どこか原始的な印象を受けるように思える。

グラント
<The Grunts>
体長150cm程度の小型コブナント。背中に甲羅の ような突起形状のアーマーを着装しているのが特徴。攻撃力、判断力、移動速度、どれも単体での戦闘力は比較的弱く、彼らだけなら海兵隊の掃射だけで撃退す ることも難しくはない。しかしジャッカル、エリートなど他種のコブナントたちの援護役に回った際の一斉攻撃は脅威。その多くはプラズマガン、ニードラーい ずれかを装備し、また時折、プラズマグレネードを投擲したり、ガンプラントに乗り込んで機銃掃射を仕掛けてくる者もあるので侮りがたい。

 グラント種は群れをなして旅をし、より強い種に従属して生活する傾向があるようで、そのためコブナント的な宗教結束 が他種に比べて弱いのか、見張りの際に居眠りをしていたり、前線で戦闘中に指揮官(?)の エリートが倒されると背中を見せて敗走する姿なども見受けられ、何となく微笑ましい。

 確認されているだけでも黄グラント赤グラント黒グラントの 三種類があり、順に黒グラントが最強。終盤では燃料ロッド砲を装備したグラントも登場する。

エリート
<The Elites>
体長約255cm程度の大型コブナント。軍曹いわく「アゴの割れたイカ野郎」。強靱な身体能力と冷静で高度な判断力とを併せ持ち、戦闘に際してずば抜けた 能力を発揮する。また、その体表面は常に強力なプラズマシールドによって保護され、これを打ち破らない限りエリート本体にダメージを与えることは出来な い。

 彼らのシールドはチーフの装備するMJORNIRアーマー同様、ある程度ダメージを受けても一定時間で自動回復する ので、多くの場合、速攻で突撃し一気に畳みかけるか、大威力の兵器で一度に吹き飛ばすかする必要があるだろう。シールドに対してはプラズマ兵器による攻撃 が有効で、地球軍の兵器では相性が悪いことが多い。彼らと対峙すると、いかに最強の白兵戦能力を有するSPARTAN-IIといえども、素早い機動力と狡 猾な戦法、強烈な打撃力で翻弄されてしまう事態は否めない。

 多くはプラズマライフル、ニードラーいずれかを装備しているが、特にプラズマソードを装備する通称“ソードエリート”に対しては最も警戒が必要となる。ガンプラント、ゴースト、バンシー、ファントムな どの兵器も自在に使いこなし、接近戦で繰り出されるパンチも非常に強力。また攻撃を受けると激しく狂暴化し、いかに敵陣が多数であろうと物ともせずに雄叫 びを上げ突撃してくる様は、ときに戦慄を超えて畏怖の念を禁じ得ない。

 エリートの種類は現在のところ青エリート赤エリート金エリート黒エリート、くわえてエリートが 確認されている。白エリートは、通常“ステルスエリート”と呼称され、個人用 光学迷彩によって姿を透明化しており暗い室内などで攻撃されると面食らって対処にもたつくことがあるが、彼らはステルス装備のためかプラズマシールドを展 開しておらず防御力が低いので、落ち着いてアサルトライフル等を掃射すれば、意外に容易く倒すことが出来る。逆に金エリート、黒エリートのシールドは非常 に強力で、凄まじい貫通力を誇るスナイパーライフル弾の直撃ですら一発では打ち破ることが出来ない。また、黒エリートに限ってはプラズマグレネードを投擲 してくることがあり、しかもグラントよりも遙かに正確に標的へ吸着させてくるため、これも常に細心の注意を払っておきたい。

ジャッカル
<The Jackals>
体長約170cm程度の中型コブナント。優れた視力 と聴力、臭覚を備えており、偵察兵として非常に有能。スナイパーライフルを含む実体銃弾を完全に反射防御する強力なエネルギーシールドを右手に装備し、遠 距離からジャッカル本体に攻撃を加えることは難しい。プラズマガンのチャージショット等ならシールドをキャンセルすることもできるが、ニードラーでは威力 不足のため反射されてしまう。移動速度自体は素早くはないので、一気に間合いを詰めてのパンチ、あるいはグレネード系の爆破で吹き飛ばすのが有効だが、彼 らは自らの身体能力の不足を自覚しており、短い後退を繰り返しながらつかず離れずの距離を保って断続的に攻撃する戦法を得意とし、しばしば大変厄介であ る。

 ガンプラント等に乗り込むこともなく、プラズマグレネードも所持せず、武装は常にプラズマガンのみと軽装だが、複数 のジャッカルによるコンビネーションは、ノーマルショットの連射とチャージショットの一撃を巧みに織り交ぜて攻撃してくるので、これが非常に手強い。特に 難易度レジェンドでのショット連射はプラズマライフル以上の発射感覚で撃ち込んでくるので、ある意味ではエリートよりも慎重に対応しなければならない強敵 であると言えるだろう。

 現在のところ、青シールド黄シールド、二種類のジャッカルが確認されている。 

ハンター
<The Hunters>
体長360cm(戦闘時は240cm)前後という、確認されているうちでは最も大型のコブナント。全身を未知の合金で精 製された非常に高性能な外骨格装甲で覆い、グレネード系をのぞくあらゆる武器の攻撃を完全に反射防御してしまう。あらかじめアーマー右手部分に装備されて いる燃料ロッド砲も脅威だが、それ以上に接近戦におけるハンターの凶暴性は、エリートのそれすらを凌ぐ程に壮絶である。左手の大型物理シールドを振りかざ し、鈍重そうな見た目からは想像もつかない突進力で猛牛のように叩きつけてくるその威力は、チーフを軽々と宙に舞わせる。

 単体の戦闘能力が軽戦車級という恐るべきコブナントではあるが、鎧の僅かな隙間からのぞく首頸部と、腹から背中にか けての胴回り部分だけは装甲に覆われていない唯一の弱点で、ここへの攻撃で倒すことが出来る。とはいえ耐久力も他のコブナントとは一線を画し、黄色い血飛 沫を噴き出しながらも突進の勢いが怯むことは決してないその誇り高い姿は、彼らの戦士としての優秀さを雄弁に物語る。弱点部分にハンドガン、スナイパーラ イフルを当てることが出来れば一撃で倒すことも可能。

 慣れるまでは最強の敵だが、彼らの突進を見切って避けられるようにさえなれば、すぐに最弱の敵となるだろう。

▼フラッド <The Floods>
“洪水のように押し寄せるもの”を意味する名を与えられた彼ら(彼 女ら)は、あらゆる有機知性体に対してほぼ無差別に寄生し、宿主の肉体と知性を利用してその存在を無制限に拡大させようとする、 爆発的な成長速度と増殖力を備えた一種の群体生命のようである。ギルティスパークの説明によれば、HALOはそれ全体がフラッドを隔離、保存しておくため の研究環境施設であるという―――フォアランナーによって封印されていた彼らは、しかしコブナント軍の接触により解放され、人類、コブナント両軍にとって の新たな、そして最も危惧すべき脅威として立ちはだかることになる。

 あまりにも生態系に対して破壊的な彼らの増殖力は自然の進化によって発生するとは考えにくく、あるいはフォアラン ナーの超科学力によって意図的に創られた生物である可能性も高いが、その詳細は不明。

素体
フラッドの幼生であり宿主を得る前の姿。体長 40〜60cm程度、無数の触手によって非常に素早く動き回り寄生可能な知性体を探索、発見すると即座に何らかの方法で他のフラッドに獲物の情報を伝達す るらしい。単体での攻撃力、生命力はさほどではないが、つねに大多数の群れで行動し、破裂すると胞子のようなものを撒き散らす(これによって増殖するらしい)。MJORNIRアーマーのエネルギーシールドならば防御として有効だ が、生身では、またたく間に圧倒的多数によって全方位から囲まれ寄生を許してしまうことになるだろう。
寄生体A
(宿主:人間)

寄生体B
(宿主:コブナント)

ノーマルおよびプラズマグレネード、スナイパーライ フル、燃料ロッド砲、プラズマソード以外の全ての兵装を利用して攻撃してくるが、その行動性は実に単純きわまりなく、戦術性や効率などを彼らは必要としな い。彼らは群体でのみその存在を意味し、個体の死は単なる細胞の死でしかなく、それを種にとっての危機とは考えないようである。寄生後の肉体は、恐らくは 短期間で使い捨てるのだろう、個体の有する運動性能を限界まで引き出すことで異常な瞬発力を発揮し、数m〜十数mの距離もたやすく跳躍する。

 理性、痛覚など、彼らには自らの行動を妨げる精神的、肉体的拘束がないためか、肉体の損傷など全く意に介することな く、その機能が滅ぶまで有機知性体への突撃を決して止めることはない。また、寄生体の肉体には弱点部位というものが存在せず、スナイパーライフルのような 貫通弾ではダメージを与えることが出来ない。彼らを行動不能にするためには肉体組織を完全に破壊する必要があり、従ってロケットランチャーやグレネードに よる化学爆発、またはハンドガンの12.7mm爆裂徹鋼弾、ショットガンの8番径マグナムなどが有効となる。

 人間、コブナント(エリート)、どちらの寄生体 も性能自体には大差ないが、寄生体Bの方が大型である分、いくらかショットガンによる攻撃でダメージを与えやすい。右手を欠損すると武器による攻撃が、左 手を欠損すると殴りによる攻撃が不可能となるようで、両腕を欠損させれば寄生体を無力化することができる。

キャリア
俗称“風 船フラッド”。大量の胞子を蓄えた袋状の器官が異常に肥大しており、外部からの攻撃的接触などによってグレネード級の爆裂を起こし、胞子を 拡散させる。落ちているグレネード、プラズマグレネードを誘爆させる点からしても、たんに破裂していると言うよりは、やはり化学爆発を引き起こしていると 考える方が妥当だろう。重心の高いアンバランスな構造のためか移動速度は他のフラッドに比較して遅く、回避は容易い。が、その爆発は十分に脅威なので、な るべく近づかせる前に処理しておきたい。

 脚部の構造に類似が見られるためグラントの寄生体ではないかと思われるが、詳細は不明。 

▼フォアランナー <The For-Runners>
か つて遙かな太古、あまねく恒星間にその文明を拡大した“先駆者”たち。この銀河にも彼らの遺 産は未だあり、それらの多くは、あるじを失った今もなお停止することなく静かに稼働し続けている。戦艦オータムがブラインドワープ(ワープアウト座標を設定せずランダムに行う空間転位)でジャンプしたその先、惑星と衛星の中間地点に 在った環状の人工天体“HALO”も、彼らの恐るべき遺産 の一つであるらしい。超越的な科学文明を誇っていたこと以外、彼らの存在の全ては謎に包まれている。

 …どうでもいいが、こいつらの支離滅裂な建築様式だけは何とかならんのか。どれもこれもメチャクチャな構造で建てや がって! おまえら、オーバーテクノロジーの無駄遣いも大概にせえよ!

ギルティ
スパーク
<343
Guilty
Spark>
通称“モ ニター”。フォアランナーによるHALO管理監督用人工知性体であり、非常に高度な処理能力を有している。あらゆる物理攻撃を無効化する謎 の防御障壁によって守られた深青の発光球体をコアに持つ箱形の構造で、まるで重力に影響されないように自在に中空を飛行する。彼に与えられた使命はフラッ ドの拡散を防ぐことであり、そのためにはHALOの究極の機能を起動させることも厭わない。

 ギルティスパーク自体は無機体だが、人間以上に複雑で高度な情報処理知性であるからだろうか、その性格は確かに冷静 で合理的だが、ときに高慢かつ嘲笑的、そのうえ自己陶酔気味。というよりは、率直に言って非常に腹立たしい。

センチネル
<The Sentinels>
“番 兵”を意味する彼らは、ギルティスパークがコマンドを実行する際、彼を妨害する敵対存在を排除するための攻撃用ユニットであり、HALO内 に無数に配置されているようである。つねに複数で編隊を組み、地上から十数m程度を飛行旋回、高空からのレーザー照射で攻撃する。

 何らかの特殊金属で構成されたらしい機体は、さらにエネルギーシールドを展開するものもあり、実体弾系では破壊しづ らく、センチネルに対してはプラズマ兵器、特にニードラー、プラズマガン・チャージショットによる攻撃が有効となる。


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

兵器
「危険な武器などと いうものはないのだ。
危険な人間だけがいるということだ。

おれたちは貴様らを、
危険な人間に仕立てあげようと
教育しているのだ……もちろん敵に とってだ。

一丁のナイフさえ持っていなくても、
危険きわまりない男にな。

おまえらにまだ片手か片足が残ってお り、
虫の息ででも生きている限り、
敵にとっては恐ろしい男になるんだ」
―――小説『宇宙の戦士』より、キャンプ・キュー リー所属、
新兵訓練担当教官ズィム軍曹の言葉 



■銃は何者をも殺せはしない。唯一、トリガーを引き絞る鋼鉄の意志だけが敵を撃ち抜き、殺すのだ。

 HALOには、全8+2種類の武器と2種類の投擲榴弾、3+1種類の機動特殊車両と、対地攻撃戦闘機、機関銃座などの兵器が登場 する。それぞれの特性と性能を熟知することで戦闘を有利に進めるべく、ここにその詳細を示す。
 

▼コブナント軍:歩兵用武装

▼コブナント軍:機動兵器等

▼その他


■ 歩 兵 用 武 装 ■

▼地球軍
M6D
ハンドガン
<Pistol>
片手撃ち用のダブルアクション・オートマチックピス トル。12.7mm(=50口径)の爆裂徹鋼弾(?)という大口径弾を使用。グロック 系に代表されるようなハンマーレス・タイプで、限界まで切りつめられた銃身、グリップを飛び出す長めのマガジンと、見た目かなり独特で異様なフォルムと なっている。海兵隊員の基本的なサイドアームであり、オータム乗組員らの非戦闘員たちも標準装備している。短い銃身からは想像もつかないほどの正確無比な グルーピング性能を誇り、また2倍角の照準ズームが可能であることからも、セミ・スナイピングガンとして中遠距離からの狙撃は非常に重宝する。装弾数12/120。

 弾頭の威力自体はかなりのもので、ヘッドショットが当たりさえすればコブナントを一撃で即死させられる。というより は、常識で考えると普通12.7mm級が頭部に直撃すればアゴから上が吹き飛んでしまうことさえあるので、コブナントたちの外骨格の強度は驚嘆に値すると 言えよう。ただしコブナント軍のエネルギー銃とは違い実体弾系兵器なので、エリートのシールドを破ったりするのは苦手。

MA5B
アサルト
ライフル
<Assault Rifle>
地球軍海兵隊の標準的な主兵装。使用弾は 7.62mm径と現代のアサルトライフル(カラシニコフAKシリーズ等)と同様の弾頭 を使用しているらしい。リロード時のコッキングハンドル操作にBungieの“こだわり”が存分に窺え、たいへん好ましい。

 大雑把な突撃戦闘には向いているが照準のバラつきが激しいため、精密射撃は無理。コブナント軍の防御装備に対して相 性が悪く大抵の場合において苦戦を強いられるが、使いこなすことさえできれば、かなりの威力を発揮する。とくに至近距離でのフルオート斉射は脅威。性能的 に他の兵装に見劣りする部分が多いものの、使用していて最も楽しい武器の一つである。装弾数60/600。

M90
ショットガン
<Shotgun>
ポンプアクション式ショットガン。口径8ゲージ(88mm)という、ほとんど悪い冗談のようなマグナム弾を使用しており、至近距離の全弾直撃を生き残れ る者は少ない。
映画『エイリアン』シリーズや『ゾンビ』、『ジュラシックパーク』などでも大活躍するのはショットガンであり、ショットガンこそが、人外の脅威に対抗する 際に信頼できうる数少ない兵装であることは、HALOにおいても疑いようのない事実である。ものすごい速さでシェルを一発ずつリロードするチーフの手つき は神業に近い。

 2002年現行で、軍用ショットガンの多くは伝統的なポンプアクションからガスオペレーション等のオートローディン グへと移行が進んでいると聞くが、その点を参考にしてHALOのポンプアクションはおかしい、などという無粋は相応しくない。確かに、オートショットの無 機質な凶暴性は芯から震え上がるほどの恐怖ではあるが、しかし、それでも、やはり、男のショットガンは常にポンプアクションなのである。撃つたびにフォア エンドをポンプしガシャコと唸る鋼鉄の声、それこそがショットガン最大の魅力の一つなのだから。全弾を撃ち尽くして、リロードをキャンセルせずに最後まで 済ませると、闘志と決意を込めるようにチェンバーへと初弾を送り込むポンプ動作が最高にカッコイイので、これは必見。

 散弾の性質上、中距離以上の射撃では威力が極端に落ちてしまうが、障害物の多いインドア戦での対敵殺傷力は全武器中 でも最強を誇る。黒エリートのシールドですら一瞬で吹き飛ばし、7〜8発も叩き込めばファントムの装甲すら撃破する威力は凄まじいが、至近距離からジャッ カルのシールドで反射されると運が悪ければ即死してしまうこともあるので注意。装弾数12/60。ロ ングチューブマガジンとはいえ、8ゲージ大のシェルが一体どこに12発も収まってるかは不明。

 …どうでもいいが、見た感じがベネリM4スーパー90に似ているような気がするのは決して気のせいではないはずだ。

S2 AM
スナイパー
ライフル
<Sniper Rifle>
口径14.5x114mm APFSDS-T(装弾筒付翼安定徹甲弾)というのは“銃”と言うより、むしろ“砲”である。2002年現在でも、装甲車 両などに対物狙撃用大口径のアンチマテリアルライフルが使用されることはあるが、それは二脚懸架等で銃身を固定しベンチレスト(台射)ないしプローン(伏射)ポジ ションでの精密狙撃を前提とされたもので、当然ながらHALOのようにスタンディング(立射)、 ニーリング(膝射)で撃つような武器ではない。

 また正確には、一般にライフル銃という呼称は銃身内に刻まれた旋条すなわちライフリングに 由来するものであるから、APFSDS-Tを使用する恐らく滑腔砲(かっこうほう)の一種で あるこの武器は、本来的にはスナイパーカノンとでも呼称すべきところだが、現実問題として慣例的に「いわゆるライフル」扱いとされるのも仕方ないのかも知 れない。

 照準ズームは2倍角から8倍角だが、その射程距離は有視界上の全ての標的に対して有効、つまりゲーム内においては射 程無限(!)という脅威の狙撃能力を誇る。対戦で凄腕のスナイパーに超遠距離から狙撃 されると、反撃どころか反応すらできずに即死することがままある。ただし、言うまでもなく至近距離では役に立たない。装弾数4/24。3面の冒頭に限って4/64。

 弾頭は想像を絶するような貫通力を有し、アーマーを着用した兵士数人をも容易く貫いてしまう。

M19 SSM
ロケット
ランチャー
<Rocket
Launcher>
102mm高爆発力ロケット弾を撃ちだすSSM(地対地…Surface to Surface Missile)で、威力的には最強の携帯兵器。その 破壊力はスコーピオン戦車の主砲に次ぐ。直撃さえすれば、黒エリート、金エリート以外の全ての敵を一撃で即死させることができる(注:難易度ノーマルの場合)

 推進式のロケット弾なので、燃料の続く限り直進し、射程はスナイパーライフルとほぼ同様。しかし弾速自体は遅く、着 弾までの時間差は目標までの距離に比例する。誘導性能が備わっているわけではないので、遠距離では頼りにならないこともしばしばある。ちょくせつ敵本体を 狙うより、着弾偏差位置を予測し、その地面付近に狙いを付けて射出すると効果大。

 対歩兵用というよりは対機動兵器用として、ゴースト、ファントムなどを撃破する際に重宝する。装弾数2/8。

M9 HE-DP
ハンド
グネレード
<Grenade>
投擲用手榴弾。投擲されたグレネードは放物線を描い て落下するため、照準より幾分か下の方に着弾する。着弾後から遅延信管が作動する。敵兵のかたまっている地点に投げ込めば一網打尽にすることも可能だが、 爆風に巻き込まれると自分も大ダメージを受けるので注意が必要。最大で4個まで所持可。

 また、落ちているグレネード、プラズマグレネードの付近でグレネード級より以上の爆発が起こった場合、それぞれ誘爆 して大爆発を起こすことができる。

 プラズマグレネードより遅延信管が作動するまでの時間が短く、咄嗟に回避することは難しい。わざと壁に投げつけれ ば、反跳によって曲がり角や障害物の陰にも投擲できるので、これらのテクニックを修得すれば、より戦闘を有利に進められる。

 本来、HE系のグレネードとは化学爆薬で金属片を散乱させ敵兵にダメージを与えるための榴弾であり、HALOでの描 写のように爆風に吹き飛ばされ数mも宙を舞う…というような事態は起こり得ないものだが、そのへんは画的な迫力に優先するものはないので許容すべきだろ う。第一、HEグレネードの直撃を受けて胸から下が完全に無くなってしまったり、といったような欠損死体がゴロゴロしているようでは、昨今の風潮もあり、 どう大目に見ても家庭用ゲーム機で発売されそうにないので、やはり仕方あるまい。

▼コブナント軍
プラズマ
ライフル
<Plasma Rifle>
エリートの主力兵装。指向性エネルギー銃、とある が、その詳細は不明。青白い高熱の光弾を連続で射出し、特に、コブナント軍の光線兵器はどれもだが、彼らの防御シールドに対して高い効果を発揮する。撃ち 続けると、オーバーヒートして一定時間使用不能となる。照準は、地球軍のアサルトライフルよりはマシとはいえ、それでも、フルオート射撃ではバラけてしま うので、やはり数発ずつのバーストで中距離からの間合いを得意とする。

 連射能力、攻撃力ともに、どうにも中途半端な印象が拭えない武器ではあるが、数体のエリートから同時に撃ち込まれる 脅威は恐るべきものがある。

 装弾数はエネルギー残量で最大100。2発につき1エ ネルギーを消費するので、最大200発まで射撃可能。いまだパワーチャージの方法が明らかになっていないため再装填できない。

プラズマガン
<Plasma Pistol>
グラント、ジャッカルの主力兵装。セミオートの連射 とチャージショット(溜め撃ち)の2種類が選択可能。一発の威力自体は低いが、チャー ジショットならばジャッカルやエリートのシールドを一撃でキャンセルできる特性を持ち、またチャージショットに限り多少の弾道修正を施して誘導する性質も 持ち合わせているため、対コブナント用としては、たいへん重宝する。逆に、チーフのシールドも一撃でキャンセルされるので警戒が必要となる。

 中近距離での間合いにおける汎用性が高く、チャージショットの使い方次第でその真価を発揮する。光弾が直撃すると行 動が一瞬だけ鈍るので、連続して撃ち込まれると一時的に行動不能に陥る。

 装弾数はエネルギー残量で最大100。5発につき1エ ネルギーを消費するので、最大500発まで射撃可能。ただしチャージショットは1発につき10エネルギー消費するので、最大でも10発しか撃てない。これ も、パワーチャージの方法が明らかになっていないため再装填できない。

ニードラー
<Needler>
グラント、エリートの兵装。誘導性能のある赤い光弾 を射出し、ターゲットに着弾して一定時間すると炸裂する。7発以上が連続で着弾すると光弾同士が連爆し、準グレネード級の光爆を引き起こす。その威力は シールドをキャンセルし、さらに体力を瀕死状態に陥らせるだけでなく、ターゲットに近接している者にもダメージを及ぼす。死体に向けて発砲しても着弾する ので、その連爆余波で敵のシールドにダメージを与えることも可能。癖は強いが、使い方次第でかなりの戦果を挙げることが出来る武器である。

 弾速が遅いので、近距離では通路のような狭いロケーション以外で連爆を狙うのは難しい。装弾数は20/80。マガジン式なので給弾を確保することが出来る。

燃料ロッド砲
<Fuel rod gun>
ハンターの主力兵装。コブナント側のロケットラン チャーに相当する武器で、緑白色の光弾を射出して着弾点に中規模の爆風を巻き起こす。直撃すればシールドをキャンセルして瀕死は確実、爆風に巻き込まれた だけでも大ダメージを受ける。

 連射能力、装弾機構など、詳細は不明。近距離での白兵的格闘戦を好む傾向にあるコブナントにしては射程距離の長い兵 器であり、光弾の軌道は、どういうわけか放物線を描く(重力の影響を受ける?)。8面 以降ではグラントが装備して登場するものの、倒すとエネルギーがオーバーロードして自爆してしまうため運用は出来ない。

 現在のところ、バンシーの左トリガーで発射できるのみである。

プラズマソード
<Plasma blade>
一部のエリートが装備している。これを装備するエ リートは特に凶暴で、目標との最短距離を直線的に斬り込んでくるため、可及的すみやかにこれを排しなければならない。なぜならプラズマソードの一刀は SPARTAN-IIのMJOLNIRアーマーをもってしても容易く両断してしまうほどの、恐るべき威力を有しているからである。また、その間合いもチー フのパンチの数倍はあるので、ソードエリートの接近すなわち死を意味すると考えて間違いない。ソード攻撃はジャンプ後退による回避が効果的だが、タイミン グを計らなければ容赦なく両断されるだろう。

 これもエリート本体を倒すとプラズマソードは制御を離れ自爆してしまうため、運用は出来ない。

プラズマ
グレネード
<Plasma
grenade>
コブナント側の投擲用手榴弾。操作や特性は基本的に は地球軍のグレネードと同様だが、遅延信管の作動が地球側のものより幾分か余裕がある点と、そして何より、いちど目標に吸着したら決して離れない性質を持 つ。これが吸着すると、チーフ自身も含め、ハンターとファントム以外のほとんどの対象を(難易度ノーマルの場 合)一撃で排除することが出来る。黒エリート、金エリート、バンシーも例外ではない。

 ただし前述の通り遅延信管の作動が遅く、吸着しそこねた場合、爆風を回避される事も少なくない。最大で4個まで所持可。

■ 機 動 兵 器 等 ■

▼地球軍
M12 LRV
ワートホグ
<Wort hog>
地球軍の標準的な機動戦闘用装甲車両。後部に 12.7x99mm三連機関砲座を装備し、その弾数は無限。運転手の他に右座席側にも乗員が乗り込め、その機動力、防御力の高さから、対歩兵戦闘において 恐るべき性能を発揮する。いかに精強たるエリート、ハンターといえど、轢いてしまえば即死するので積極的に轢殺していきたい。

 弱点は高機動しながらの戦闘を得意とするため精密射撃を苦手とすること、停車中は良い的となってしまうこと。とく に、これは他の機動兵器についても言えることだが、プラズマグレネードを吸着されると為す術がない。近接戦闘の多いワートホグにとってPGの吸着は最も警 戒すべき攻撃の一つである。

 車両自体の防御力は無敵であり、どんなに乱暴に扱っても決して壊れることはない。

 ―――どうでもいいが、4面カートグラファーの浜辺で岸壁に向かって後部機銃を掃射していると、気分は全く映画『戦 国自衛隊』の千葉真一のようで、これ以上ないほど闇雲に爽快な心地がしてくるのが素晴らしい。そう、HALOこそは紛れもない、現代に甦った“男のファン タジー”なのである。

M808B
スコーピオン
MBT
<Scorpion>
地球軍の主力戦闘車両。口径90mmの主砲(滑腔砲かライフル砲かは不明)と7.62mm同軸機銃を装備。Rトリガで主砲、Lトリガで機銃を発射す る。履帯の上に左右二人ずつ計四人の歩兵が乗り込むことで対歩兵戦闘を担う。主砲の威力は全兵器中最強であり、直撃さえすればファントム以外の全ての敵を 一撃で屠ることができる。

 弱点は機動力の低さにあり、中近距離からのグレネードの投擲、ロケットランチャー、燃料ロッド砲などの攻撃に対し て、戦車自身は防御する手段が無い。そのため歩兵の間合いまで近寄らせずに遠距離から主砲を撃ち込む必要があり、また随伴歩兵による対戦車攻撃の全周警 戒、早期排除なくしては完全な運用は期せない。

 車両自体の防御力は無敵であり、どんなに乱暴に扱っても決して壊れることはない。

 …実際には戦車の機動力は我々が想像する以上のもので、凹凸の激しい不整地をモトクロスのような猛速で、全高の倍以 上にバウンドしながら力強く前進しつつ機銃を掃射し、灼熱の火炎放射をぶちまき、無数の発煙筒で姿を眩まし、砲塔を旋回させて自由に主砲を発射する、まさ に地獄の猛獣とでも言うべき恐るべき陸戦の王者なのだが、あくまでHALOは歩兵シミュレータであって戦車シムではないので、あえて苦言を呈するような野 暮は止しておこう。

▼コブナント軍
ゴースト
<Ghost>
コブナント軍の一人乗り偵察用走行車両。鹵獲して使 用することが可能。詳細は不明だが、地上から数mの中空を滑るように浮遊走行し、かなりの高機動力を有する。武装はプラズマキャノンが2門のみと控えめで 対車両戦闘には向かないが、それでも対歩兵用としては十分な威力を発揮する。輪駆車ではないため、前後左右への自由な機動が可能なのが特徴。Rトリガでプ ラズマキャノンを発射。また、走行中にAボタンを押すことで機首を持ち上げることが出来、ある程度の段差、障害物などを乗り越えることも可能。

 反面、防御力には優れず、乗員が剥き出しということもあって、遠距離からの狙撃や、多数の歩兵からの集中砲火に対し てことのほか脆いという弱点がある。

 車両自体に耐久力判定があり、シールドが失われると爆発する。

バンシー
<Banshee>
コブナント軍の一人乗り対地攻撃戦闘機。鹵獲して使 用することが可能。高速の飛行性能と、かなり自由な機動力を有し、また、空中で左スティックを↓に入れることで、ある程度のホバリングも可能とする。2門 のプラズマキャノンと1門の燃料ロッド砲を装備しており、高空からの急降下爆撃、一撃離脱の効果は甚大である。Rトリガでプラズマキャノン、Lトリガで燃 料ロッド砲を発射。

 機体自体に耐久力判定があり、シールドが失われると爆発する。

 ところで航空機の旋回時によく見る“翼端から出る水蒸気の筋”というのは、翼面下部の高圧の空気が翼の先端を回って 低圧の空気とぶつかり、空気中の水蒸気が飽和水蒸気量をこえて水となるため目に見える現象なわけで、バンシーのように明らかに航空力学的に揚力を得ない形 態の翼では、発生するものかどうか怪しい…… というような野暮は、この際わすれてしまいたい。

 いいんだよ! 見た目カッコイイんだからガタガタぬかすな!

ファントム
<Phantom>
コブナント軍の主力戦車(機能的には突撃砲ないし自走榴弾砲だが)。強力なプラズマ榴弾砲で武装し、その装甲はスコーピオンの主 砲の直撃にも耐える。装甲自体はシールドエネルギー制らしく、ねばればハンドガンでも撃破可能だが、その場合100発からの銃弾を撃ち込まねばならない。 燃料ロッド砲と同様、光弾は放物線を描いて落下し、着弾点周辺に爆発を巻き起こす。最大射程距離は計測不能。

 コブナント軍において拠点防御の要のように扱われており、ファントム自体は同軸機銃のような近接戦闘用兵装を持たな いが、彼らは多くの場合その運用に際して随伴歩兵を多数配置して対歩兵戦闘を担わせるため、ファントムに接近戦を挑むことは大変困難であるといえる。いち 歩兵にとっての対戦車戦闘というものが、いかに絶望的な状況であるか、ファントムと対峙することで嫌と言うほど理解できるだろう。

 ゴースト、バンシーのように鹵獲することが出来ず、地球軍側での運用は出来ない。 

ガンプラント
<Stationary
Gun
(Shade)>
コブナント軍の固定機関銃座。紫光色の指向性エネル ギー光弾を水平360度方向に対して自由に、ほぼ無制限に連続で撃ち出すことが可能。射程距離が長く、遠距離からの援護射撃は、海兵隊にとって、しばしば 非常に厄介である。

 銃座制御部のコブナント兵を倒すことで銃座を奪うことができるが、光弾は一撃でコブナント兵を薙ぎ倒すほどの威力が ある訳ではなく、その場合ほとんど敵兵との近接戦闘に陥りがちで、数に優るコブナント兵に集中砲火を浴びたり、プラズマグレネードを吸着されることなどが 考えられるため、アドバンス以上の難易度では、銃座には乗り込まない方が賢明だろう。

■ そ の  他 ■

レッドオーブ
<Over Shield>
MJOLNIRアーマーの展開するシールドバリアの 耐久力を三倍に強化する。ただし、いったん攻撃を受けると回復しない、またプラズマガン・チャージショットもしくはニードラーの連爆が直撃した場合は一気 に全シールドがキャンセルされてしまう点などは注意が必要となる。対戦では取得直後から徐々に増加分のシールドが減っていく仕様となっている。

 なぜかHALO内の至る所に点在しているが、これもフォアランナーの遺産の一つなのだろうか…?

ブルーオーブ
<Invisible Coating>
使用者の体表面に熱光学迷彩を展開し一定時間だけ不 可視状態とする。この場合、対象の動体反応も消失するため、咄嗟の捕捉は大変困難といえる。

 ただし、発砲する、ないし被弾すると、一瞬、迷彩効果が弱まり、視覚的には半透明状態となって動体反応も確認される ようになるので、基本的には隠密行動で敵の背後に回り込み殴り攻撃で確実に始末していく、といった戦法が有効となるだろう。また、当然ながらフラッシュラ イトの使用でも位置がばれてしまうので、ブルーオーブ取得時は忘れずにライトを消すよう心懸けておきたい。

 白エリートは、これを時間制限なく常時 展開していられるようである。


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

作戦

エンジンは吼える、ただ一つの想いを 
皆の故郷に待つ愛する人への想いのたけを 

さあ征こう戦友たちよ、降下の合図だ 
我らは敵地へ飛び、そして攻撃を開始する 

降下せよ! 降下せよ! 

戦友よ、引き返す場所はないぞ 
空の高みに黒雲は沸き立つ 
ともに征こう、ためらうな、ともに征こう 

 Donnern Motoren, Gedanken allein,
 Denkt jeder noch schnell an die Lieben daheim.

 Dann kommt Kameraden, zum Sprung das Signal,
 Wir fliegen zum Feind, zunden dort das Fanal.

 Schnell wird gelandet, schnell wird gelandet!

 Kamerad, da gibt es kein Zuruck.
 Hoch am Himmel stehen dunkle Wolken,
 Komm mit und zage nicht, komm mit.
 

―――ドイツ第三帝国 国防軍 降下猟兵の歌 
“太陽は紅蓮に輝く”(Rot scheint die Sonne)より 



■われわれ降下兵は常に、戦場の最前線へと降下する。そこは最も戦火はげしく、最も苦闘を強いられるだろう壮絶な地獄のただ中に違いない。こちらに倍する 大多数の敵兵に包囲され、圧倒的に不利な状況下で、逃げ込める安全な場所さえなく、前進し戦い勝つ以外には生き残る術などない。不屈の勇猛を誇る最強の戦 友たちでさえ次々と斃され、きみの視界も血で染まり、いつかは力尽き、戦い果てるときが訪れることを常に覚悟していなければならない。

 だが、恐れるな―――戦友たちの魂は、つねにきみとともにあり、絶望の闇を打ち払う決意の炎となってきみを勇気へと導いてくれ る。彼らとともに踏みしめる決死の一歩が敵陣を貫き、切り拓き、そして勝利をもたらす栄光の剣となるのだ。きみよ、決して立ち止まるな。いかなる強敵が征 く手を阻もうとも、恐ろしく困難な状況に陥ろうとも―――きみよ、戦友の誇りに恥じぬ兵であれ。




■ここでは各作戦ごとの基本的な情報を説明する。

 HALOへの降下直後は各部隊が離散した状態でもあり、おそらくは即座に組織的な活動が可能な我々海兵隊のみでの作戦行動が余儀なくされるだろう。つま り、残念ながら今回ばかりは空軍からの航空支援も補給も陸軍からの援護も、その一切を期待できないということである。

 したがって作戦展開中には、武器、弾薬等の装備品は全て、基本的に現地調達の方針で徹底する。作戦中に入手可能、あるいは登場する装備品、機動兵器等の 略称表記は、以下に示す通りである。

ハンドガン
拳銃
アサルトライフル
歩兵銃
ショットガン
散弾銃
スナイ パーライフル
狙撃銃
ロケットランチャー
噴進砲
グレネー ド
手榴弾
プラズマガン
電離短銃
プラズマ ライフル
電離小銃
ニードラー
追尾光針 銃
プラズマ グレネード
電離擲弾
燃料ロッド砲
光熱迫撃 砲
プラズマ ソード
電離軍刀
ワートホグ
機動車
スコーピ オン
戦車
ゴースト
偵察車
バンシー
攻撃機
ファントム
自走榴弾 砲
ガンプラ ント
機関銃座
レッドオーブ
赤玉
ブルー オーブ
青玉



LEVEL01
 :
The Pillar of Autumun
LEVEL02
 :
Halo
LEVEL03
 :
Truth & Reconciliation
LEVEL04
 :
Silent Cartographer
LEVEL05
 :
Assault on the Control Room
LEVEL06
 :
343 Guilty Spark
LEVEL07
 :
The Library
LEVEL08
 :
Two Betrayals
LEVEL09
 :
Keyes
LEVEL10
 :
The Maw



LEVEL01  : The Pillar of Autumun
オータムからの脱出

初期装備
 :
なし
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、電離短銃、電離小銃、手榴弾、電離擲弾、赤玉
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/赤)
海兵隊員
 :
展開、応戦中
機動兵器
 :
なし



LEVEL02  : Halo
知 られざる大地

初期装備
 :
歩兵銃60/120、拳銃12/64
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、狙撃銃、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/ 赤)、ジャッカル(青/黄)
海兵隊員
 :
展開、待機、応戦中
機動兵器
 :
攻撃機(鹵獲不能)、機動車



LEVEL03  : Truth and Reconciliation
捕らわれた艦長

初期装備
 :
狙撃銃4/64、歩兵銃60/360、手榴弾x4
入手可能装備
 :
歩兵銃、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾、青玉
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/赤/ 白/金)、ジャッカル(青/黄)、ハンター
海兵隊員
 :
同行、状況に応じて援軍の投入あり
機動兵器
 :
機関銃座、偵察車(起動せず)、自走榴弾 砲(起動せず)



LEVEL04  : Silent Cartographer
カートグラファー

初期装備
 :
歩兵銃60/240、拳銃12/72、手榴弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、噴進砲、電離短銃、電離小銃、手榴弾、電離擲弾、赤玉、青玉
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/赤/ 白/金)、ジャッカル(青/黄)、ハンター
海兵隊員
 :
同行
機動兵器
 :
機動車



LEVEL05  : Assault on the Control Room
コントロールセンター

初期装備
 :
歩兵銃60/300、拳銃12/96、手榴弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、狙撃銃、噴進砲、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾、青玉
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/赤/ 白/金)、ジャッカル(青/黄)、ハンター
海兵隊員
 :
展開、応戦中
機動兵器
 :
機関銃座、機動車、偵察車、自走榴弾砲、 戦車、攻撃機



LEVEL06  : 343 Guilty Spark
第二の敵

初期装備
 :
歩兵銃60/180、拳銃12/96、手榴弾x4、電離擲弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、散弾銃、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾、青玉
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、ジャッカル(青/ 黄)、フラッド各種
海兵隊員
 :
展開、待機中
機動兵器
 :
機関銃座



LEVEL07  : The Library
インデックスの秘密

初期装備
 :
歩兵銃60/180、拳銃12/60、手榴弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、散弾銃、噴進砲、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾、赤玉
遭遇敵種
 :
フラッド各種
海兵隊員
 :
なし、ただしセンチネルが援護
機動兵器
 :
なし



LEVEL08  : Two Betrayals
HALOの防御システム

初期装備
 :
電離短銃100、散弾銃12/48、電離榴弾x2、手榴弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、散弾銃、狙撃銃、噴進砲、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤)、エリート(青/赤/ 白/金)、ジャッカル(青/黄)、ハンター、フラッド各種、センチネル
海兵隊員
 :
なし
機動兵器
 :
機動車、偵察車、自走榴弾砲、攻撃機、機 関銃座



LEVEL09  : Keyes
艦長の奪還

初期装備
 :
歩兵銃60/240、電離短銃100、手 榴弾x4
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、散弾銃、狙撃銃、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、投擲榴弾、電離擲弾
遭遇敵種
 :
グラント(黄/赤/黒)、エリート(青/ 赤/白/黒)、ハンター、フラッド各種
海兵隊員
 :
なし
機動兵器
 :
機関銃座、偵察車(起動せず)、自走榴弾 砲(起動せず)



LEVEL10  : The Maw
HALOの最後

初期装備
 :
歩兵銃60/120、電離小銃100、手 榴弾x2、電離榴弾x2
入手可能装備
 :
拳銃、歩兵銃、散弾銃、噴進砲、電離短銃、電離小銃、追尾光針銃、手榴弾、電離擲弾
遭遇敵種
 :
グラント(黒)、エリート(黒)、ハン ター、フラッド各種、センチネル
海兵隊員
 :
なし
機動兵器
 :
機関銃座、機動車、攻撃機


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼友軍▼
▼敵種▼
▼兵器▼
▼作戦▼
▼後記▼

 
後記
とこしえに栄光みつ る歩兵よ

その名を輝かしめよ

<ロジャー・ヤング>の 名を
―――小説『宇宙の戦士』より、小型兵員輸送艦
<ロジャー・ヤング>専用のビーコン  


 
 ―――ヤング、ロジャー・W / アメリカ陸軍第三十七歩兵師団、百四十八歩兵大隊所 属、一等兵。一九一八年四月二八日、オハイオ州ティファン生まれ。一九四三年七月三一日、南太平洋ソロモン群島のニュージョージア島にて日本軍の機関銃陣 地を単身攻撃爆破し、戦死。
 かれの小隊は、その陣地からの熾烈な銃火に釘付けにされており、ヤング一等兵は最初の斉 射で負傷、機関銃陣地に匍匐前進中に二度目の負傷をしたが、小銃を撃ち続けながら果敢にも前進を続けた。かれは、その機関銃陣地に肉迫し、手榴弾をもって 攻撃、破壊した。だが、そのため三度目の負傷をし、戦死。不可能にも思える状況下での大胆にして勇敢な行動により、かれの戦友たちは損害を受けることなく 脱出できたという。死後、名誉勲章を授与。


「死んだジャップだけが良いジャップだ」―――かつてダグラス・マッカーサーがリンガエン 湾に上陸したとき、日本兵の死体を目にして言ったという。彼の言葉は平時においては狂気だが、戦時においては実に正しい。何のことはない、戦争とは二つ以 上の勢力による殺し合いによって成り立ち、殺し合いによってしか解決しない問題なのだ。

 殺し合いで成果を上げた者に勲章を授けることを野蛮だと思う向きもあるだろう。人殺しを英雄として祭り上げることを不快に思う向きもあるだろう―――だ が、そうではない。かれらは敵を殺したのではなく、ただ命を懸けて仲間を救ったにすぎない。寝食を共にし、一本の煙草を分かち合い、くだらない冗談で笑い あえる最高の戦友たちを守り、救ったからこそ、かれらは誇り高く尊い勲章の栄誉を受け、英雄となったのだ―――それは是非もない真実だ。

 暴力とは、暴力によってしか贖うことの出来ないものである。

 むきだしの暴力こそが歴史上、他のどの要素に比べても最も多くの問題を解決してきたことは、いかなる歪んだ修正の施された教科書であっても決して違える ことのできない、あらゆる歴史的に厳然たる事実であり真実なのだ。このHALOという機会を得ることで暴力そのものの本来的な意義を疑似体験的に学習でき るとするなら、それは若い精神が学校で学習する全ての教科と同等か、あるいはそれ以上に有意義なものであって欲しいと切に願うが、実際的には、あらゆる環 境的な影響に関与してのち、結果として暴力の曲解に終始するのみであろうことは、残念ながら、ほとんど確実とさえ言い切れるだろう。

 きみがもし、少年と呼ばれるべき年齢で、幸運にもHALOに触れ、遊び、学習する機会を得たのなら、ぜひ考えてみてほしい。きみの中にある暴力が、自分 の信じる正しい形でのみ振る舞われるべきであると自らに課すことの貴さというものを。一個の人間であり、同時に戦士でもあることの意味と覚悟を。価値ある 命の遣い途というものを。HALOが、きみにとってそれを学び考えることに一助となるか否かは、すべてきみ次第なのだ。小説『宇宙の戦士』でも、ハイス クールで<歴史と道徳哲学>の授業を担当するジャン・V・デュボア先生(元機動歩兵中佐)は、溜息混じりにこうこぼしている―――

「くる年もくる年も、どのクラスも……わたしにとっては、またまた失敗だった。子供を知識 に導くことはできるが、考えさせることはできないのだ」

 きみがもし、我らが愛する海兵隊と、誇るべき戦士マスターチーフに対して、しびれるような陶酔や畏敬や憧憬の念を抱くなら、是非いちど真剣に考えてみて ほしい。

 暴力の本質とは何なのか。
 なぜ戦うのか。

 政治や経済の延長としてではなく、本来的な戦争の持つ、最も原始的で、そして最も重要な意味合いにおいての、根元的な暴力の正体について、考えてみてほ しいのだ。そのとき初めて、滅多にあることではないとしても、それは一介の名も無きマスターチーフの努力が無駄にならなかったことを示す、いわば、この HTMLの二つ目の目的の完了と言えるのだから。





■さて、じつは当初▼作戦▼の項に着手する際、簡単な攻略手順を添え書きするつもりだったが、あえてそうしなかったことには理由が ある。単純にHTMLとして冗長になりすぎるという点も理由の一つとしてあるにはあるのだが、しかしやはりHALOにおいて、いわゆる<攻略>という概念は、いかにも無粋なように思われたからである―――また、発売後すでに 丸一年以上の経過があるゲームを今さら攻略したところで果たして、そんなものを有り難がる誰かがいるだろうか?

 このHALOは、 そもそもが攻略を目的としたHTMLではない。

 このゲームの攻略は各人が己の技術と発想、また機転によって、その場における最適な攻略を模索し、判断し、行動すべきであって、 第三者からのなにがしかによって左右されるべきではない。難易度に関して言ったところで、確かに最高難度の<レジェンド>レベルは我々の多く にとって地獄のように厳しいかもしれないが、決して攻略が不可能という訳ではないし、それは誰にでも何とでもできる程度の問題である。


■では、自分にとって、この超HALOとは何なのか? もはや無限にすら近いほどの情報が縦横に錯綜するエーテルの海、ネットの宇宙の中にあって、この HTMLが存在する意義とは一体、何なのか?


 その答えは、まさに今この文章を読んでいる、きみ自身が知っているはずだ。


 HALOはゲームである。他愛もない、ただちょっとだけ贅沢な―――しかし所詮は子供だましの遊び道具にすぎない。ならば、そこには何もないのだろう か? 得るものは爽快感と楽しさだけ? ただの壮大な戦争ごっこ? それともきみは、電子の作り出す女の子たちと会話して、甘酸っぱい恋心のマボロシにと きめいている方が有意義だと感じるのだろうか?

 もしきみが、自分にとって学ぶべきことが多いと考えるなら、その選択肢を否定することは、きっと誰にも出来ないだろう。

 けれど、もし、このまま―――ただ戦争に参加していないだけという消極的な平和が、もし永遠に続いたとして。そうしたら、きっとHALOのようなゲーム は、いつか消え去ってしまうのかも知れない。もっと楽しくて、面白くて、ドキドキするような、健全で清潔で理想的で可愛らしい何かに駆逐され、もう二度 と、誰もHALOのことなんか思い出さなくなってしまったとしたら……それはとても悲しいことだし、あってはならないことだが、実際には、いまもその危機 に我々は脅かされていることを考えてみてほしい。

 ゲーム誌の表紙がアニメ誌のそれと区別がつかなくなってから、どのくらい経ったろう? そして近いうち、それは成年まんが誌のそれとさえ区別がつかなく なっていくに違いない(それは現時点において、すでに一部で現実となっている)。誰にも時の流れを変えることは出来ない―――…なぜなら、時の流れを望ん でいるのは他でもない我々なのだから。

 だが、だからこそ、意志を継ぐものを次代へ遺すために、我々は何かをしなくてはならない。そのための超HALOであることをきみに知ってもらいたくて、今こうして筆を執っている のだ。


 そのことを伝えるために、ただそれだけのために。

 そしてそれが、きっと無駄ではないと信じて。


 いつか出会うかも知れない、
ネットの荒野をさまよう名も無き戦士たちの魂のために……そ の、ほんのわずかな可能性のために、ここに超HALOという名の道標を記そう。
















          . . . .. . .
 つまりは―――きみのためにだ。


















■最後に―――… この長い長い地獄のような強行軍にゴールまで付き合ってくれた
 きみたち最高の戦友たちへ、尊敬するデュボア先生の言葉から借りて、こう伝えたい。

幸運を祈る、戦士よ! わたしはきみを、心から誇りとする。



HALO2の戦場で会おうぜ、モンキー野郎ども。

二○○三年一○月四日二一二九時
文責:炎のジョニー
(階級:伍長)

 




























































「HALOか… 終わったわね」

「いや、たった今はじまったばかりさ」


















































引用元……

小説
▼ロバート・A・ハインライン著 『宇宙の戦士』 / ハヤカワ文庫SF230 矢野徹訳

映画
▼スタンリー・キューブリック監督 『フルメタルジャケット』 / ワーナー・ブラザース
▼ポール・バーホーベン監督 『スターシップトゥルーパーズ』 / ブエナビスタ

漫画
▼藤原カムイ作画 『犬狼伝説』 / 日本出版社 押井守原作

WEB
▼ドイツ軍歌サイト<ran an den feind!>より、降 下猟兵の歌

* * * * *

 HALO制作に携わった全てのBUNGiEスタッフとテストプレイヤー、国内発売に漕ぎ着けてくれた全てのMicrosoft社員に対して、この場を借 りて百万の感謝と賛辞と尊敬を著す。

HALO
んだコブナントだけがいコブナントだ!〜
DATE:03/10/05 (Sun) WRITING and EDITING:Johnnie the Fire
BELONGING:[ Committee for Eating 3 Owans of MESHI with Gal games ]