サイフォンフィルター
〜空前絶後!対テロ殺害デスマッチ〜

「見させてもらいましょう・・・・・・彼に、何が出来る のか」


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼武器▼
▼人物▼
▼作戦▼



前文

 ここに『サイフォンフィルター』と いうゲームがある。

 対テロ銃撃アクションを題材としたこのゲーム、プレイステーションという超巨大なソフト市場の中にあって、その知名度は、さして 高くもない。そのパッケージにおいても、見栄えのするキャラクターだとか、有名デザイナーやクリエイターの起用だとか、イマドキの買い手の目を惹くような 派手さもない。ひどく地味だ。こんなゲームを買うのは、重度のアクションゲームマニアか、さもなければ銃器オタクくらいのものだろう。そして小生、多少の アクションゲームマ ニアであり、かつ多少の銃器オタクでもある炎のジョニーは、そんな状況を憤懣やるかたない思いで見過ごすしかない。

 キャラデザインが誰々、豪華声優陣の起用、CGムービー制作はどこそこのスゴイやつら、心に響く泣けるストーリー、エトセトラ。

 ゲーム本体より先に発売される攻略本には、攻略本でなければ知りようがない理不尽なテクニックが満載され、ゲーマーを名乗る人々 は貪るようにそれらを買い漁っては、たびたび攻略本が書店の売り上げランキングに名を連ねる。あらかじめマニュアルに記載された「裏技」……かつ ての「裏技」の持っていた意味は、限りなく失われた。キャラクターグッズで一儲けを企む連中。そもそもゲームそのものが、既に単なるキャラクターグッズに 成り下がる様相すら呈している。

 ブランド。グッズ。マニュアル。ステータス。

 そんなもん豚にでも食わせとけ!

 「ゲームの面白さ」は、与えられるものじゃない。己の力で、技術で、努力で、根性で、掴み取るものだ。勝ち獲るものだ。食らいつ いて噛みちぎるものだ。そうでなければ意味がない。

 「ゲームの感動」は、涙を流すことじゃない。必死の苦労が報われ、 ようやっと難関を乗り越えたとき、一瞬の安堵の中で背筋に走る至上の電撃、快感の逆流こそが、真の意味での「感動」だ。

 何も考えることなくボタンを押してキャラのセリフを読み、選択肢をセレクトして、定められた展開を追うだけでは得られない、それ は全く別次元の「感動」―――エンディングを迎えたとき、与えられたストーリーで感動するのは、映画でも小説でも出来る。だがゲームなら、ストーリーにで はなく、そのエンディングに辿り着くまでに幾度もつまづき、試行錯誤し、笑い、怒り、そうして踏み越えてきた己の努力と技術に対しての素直な「感動」が、 きっと胸を熱くする。

 ここに『サイフォンフィルター』と いうゲームがある。このゲームは、そんなゲームだ。
 



説明

『サイフォンフィルター』は、99年にスパイクが発売したプレイステーション専用ゲームソフトである。プレイヤーは、アメリカ情報局の特A級エージェントガブリエル・ローガン(35)と なり、テロリストに奪われた人類史上最悪のBC兵器【サイフォンフィルター】を回収すべく作 戦に身を投じる。

『サイフォンフィルター』は、対テロ銃撃 ACTゲームである。その全ては「美しく、カッコよく、スリリングで面白い銃撃戦」と いう一点のため、あらゆるベクトルが向けられた、あまりにも一本気な侠気あふれるゲームであ る。それに応えるためにも、我々プレイヤーはこのゲームを全力で楽しまなければ、誇り高き制作者たちの貴い姿勢と尊厳に対して非常な失礼に当たると言え る。

 従って、ここでする攻略は、単純にゲームをクリアするための楽な方法お手軽なコツなどでは、ない。そんなものが読みたい場合は、速攻でブラウザの「戻る」ボタンでも押し、検索エンジンで別のサイフィル攻略サイトを探すか、さもなければ古 本屋で攻略本でも漁るべきだ。ここでの攻略は、より一層『サイフォンフィルター』を楽しみ倒 すための、一見ムダ極まりない、そして実際とてつもなくムダな攻略しか取り扱わない。ゲームに遊ばれてい る、あるいは遊んでもらっているような、ふがいない輩になど用はない。読んでくれるのは、自 らゲームで遊ぼうとする気骨のある人だけでいい。

『サイフォンフィルター』燃える男のゲームで あり、女子供には無用のゲームである。可愛い 美少女耽美な美少年より、イ カス銃器イイ味だしてるオッサンにシビれる、という救いようのないろくでなし共のためのゲームである。登場する キャラクターは、ヒゲ、ハゲ、デブ、黒人、グラサン、狂人といった取っつきに くい野郎ばかりだし、ヒロインは年齢29歳の、ちょっと形容しがたい顔面の持ち主である。恋愛だとか青春だとかいうクソみてーに甘ったるい魅力的なタームはひとっかけらも触れやしないし、とにかくテロリストの死山血河を血みどろで踏み越えなければ決して先へは進めない、優しさも慈悲も枯れ果てた、鉄風雷火の吹 きすさぶ無惨な荒野にも似た地獄の ようなゲームである。

 このゲームに挑むプレイヤーは、その容易ではない難易度ゆえに、必ず怒りの爆発に打ち震えるときが来るだろう。それは一見『サイフォンフィルター』に対する怒りのように思えて、じつはそうではない。その怒りは、プレイヤー自 身の技術的、精神的な未熟さに対してのみ業炎を噴き上げるものであり、プレイ ヤーはその試練に奥歯を噛んで耐え、打ち克たねばならない。そうするだけの覚悟が 無い者は、『サイフォンフィルター』の領域に手を出すべきではない。

 今、領域の手前で二の足を踏んでいる人がいるのなら、この試練に打ち克った先駆者の一人として、小生から心ばかりの言葉を贈りた い。

「やめときな。甘ちゃんの坊やには、 そこで指くわえて見てる方がよっぽど似合ってるぜ? 俺は先へ往く―――今のオマエに見えてる地平線よりも、もっと、ずっと先へな」

 ―――この領域は、臆病者にも用はない。
 


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼武器▼
▼人物▼
▼作戦▼



操作

 基本的な操作方法から応用スキルまでを説明する。
 

 十字ボタン  ↑↓でローガン前進/後退、←→で方向転回する。短く↓ を入れると、180度すばやく振り向くことができる。一定以上の高さの段差を後退で過ぎる と、ぶら下がり状態に。その状態から、さらに↓を入れればぶらさがりを手放し、逆に↑を入れれば再び足場に登る。
 □ボタン  装備中の武器で発砲する。フルオートなら押しっぱなしで撃ち続け られるが、セミオートなら連打する必要がある。テロリストを皆殺しにする上で 最も重要なボタン。
 △ボタン  多目的アクション。銃弾の再装填、段差を上る、スイッチを入れる/切る、つかま る、通信に応答する、アイテムを取得する、など。何かにつけて押してよいボタン。
 ○ボタン  前転。前転中は被弾率ゲージが一時的に下がるため頻繁な使用を心 掛けたいが、そうでなくても見た目がカッコイイので頻繁に使用したい。十字ボ タンやL2/R2と組み合わせて使用することで、さらにプレイヤーの自由度が上がる。
 ×ボタン  しゃがむ。危険な足場上を移動する際など、慎重に行動するとき、 物陰に身を隠して被弾を避けるとき、気配を殺したいとき、あとは雰囲気で何となくカッコイイかなと 思ったときに使用する。しゃがみながらの弾倉交換は、ちょっとプロっぽい。
 セレクト  武器選択。一回ずつ押せば一つずつ、押しっぱなしでL2/R2を 押せば、任意に選択することも可能。とっさの状況に陥っても素早く対処できるようにしておきたい。
 R1ボタン  オート照準。視認できる範囲の敵テロリストをロックオンし、あた りをつけて射撃する。即座に対応できて便利だが、派手に撃ちまくるため弾数をムダ遣いしがち。またフラックジャケットを着用した敵に対しては特定の武器以 外では、あまり効果を期待できない。
 L1ボタン  マニュアル照準。一人称の視点でサイトを動かし、あらゆる角度へ 自由に狙撃できる。また、敵の頭部をピンポイントで狙撃した場合「ヘッドショット」として、 ほとんどの敵テロリストを一撃で即死させることができる。しかし当然、その間ローガン本人は 移動できない棒立ち状になるため被弾率は上がる。故に敵の気付かない遠距離からの狙撃か、もしくは物陰に隠れながらL2/R2で半身だけを出して撃つか、 という選択になる。慣れれば中/近距離でも狙えるが、初心者には難しいかも知れない。
 R2/L2
 ボタン
 それぞれローガン左 右に平行移動させる。マニュアル照準モードでは、それぞれ左右に半身ずらし。また武器選択時にも使用する。このボタンを使いこなせない者は サイフォンフィルターを生き残ることは出来ない。
 スタート  ゲームを一時停止して、メニューをひらく。主にマップとミッショ ン目的の確認に使うが、すべて英語表記な上にマップ表示が非常に見づらいため使い勝手は良くない。



 以下、ゲーム中、特に重要な応用操作について、詳しく解説する。
 

■オート照準その1■
 サイフィルに登場する銃器は、大別して二種類に分けられる。

   1.9mmサイレンサーや45口径、K3G4など、片手持ちの「ハンドガン」 タイプと、
   2.M−16やショットガン、スナイパーライフルなど、両手持ちの「長モノ」タイプ

 である。このうち、オート照準で撃つには、断然「ハンドガン」タイプの 方が向いている。何故なら、それは人間の身体構造的な理由に基づく。というのは「ハンドガン」タイプな らば、ローガンがどちらの方位を向いているときでも限りなく全方位360度に腕を向けること が出来るが、「長モノ」タイプだと、両手で銃全体を把握するため、可動に制限が生じ、およそ 真後ろから右後方にかけて死角が発生してしまうのである。このとき、無理に逃 げながら撃とうとしても、ロックオンは相手を捉えてはいるが、銃口は明後日の方向を向いているため、全くト ンチンカンな方位に発砲してしまう結果となる。また、ゼロ距離前後の近接戦闘においても、やはり無理な体勢から銃口のコントロールが追いつ かず、撃っても全くヒットしない、という事態が起こりうる。これは「長モノ」タイプの特性な ので、改善のしようがない弱点である。

 ゆえに「長モノ」タイプでのオート照準の際には、常にローガンの体勢に気を配る必要がある。少しでも向きが変わってしまったのなら、小刻みに十字ボタンの ←→を入れ、体勢を敵テロリスト向きに修正すべきだろう。
 

■オート照準その2■
 しゃがみ状態でオート照準をロックオンすると、単純に命中率ゲージの上昇が速い。至近距離では全くの無意味だが、それでも雰囲気的にやたらカッコイイので、プロっぽい気分を盛り上げるために遠距離からは積極的に使用 していきたい。アクションゲームのキモは、誰が何と言おうと効率よりもカッコよさである。これに対する反論は、その 一切を受けつけない。
 

■マニュアル照準その1■
 狙撃用ライフルでマニュアル照準すると、ターゲットスコープサイトになり、△ボタンでズームIN、 ○ボタンでズームOUTする。最大までズームしてヘッドショット、敵の顔面が 真っ赤に血に染まって崩れ落ちるのを見るのは、筆舌に尽くしがたいほどの快感が あり、オースチン市の塔から市民を無差別に撃ちまくったチャール ズ・ホイットマンの気分が、少しだけ分かるような気もする。
 

■マニュアル照準その2■
 L1を押してニュートラル状態のときは、狙撃点の「高さ」が、ちょうど敵テロリストが直立したときの頭部の位置に合っている。このため、

   1.ローガンと敵テロリストとの床が同水平上な位置条件下で、
   2.なおかつローガンと敵テロリストが、ど ちらも「立っている」状態ならば、

 プレイヤーは、マニュアル照準で連射兵器を掃射しつつ←→だけアジャストすれば容易にヘッドショットが狙えることになり、これによりフラックジャケットを着用したテロリストも、素早く始末することが出来るようになる。このテクニックを完全に修得しない限り、このゲームの道程を踏破する 事は極端に難しい。

 以下、この「掃射によるヘッドショット」を、便宜上薙ぎ払いと呼称する。

 (もちろん自分と敵の足場の高さが違う場合や敵がしゃがんでいる場合には、とうぜん薙 ぎ払いは通用しないので注意)
 

■リロード■
 取得可能な弾丸が有限である以上、なるべくムダ玉は撃つべきではない。撃てば撃つほど、マグチェンジの回数が増えるわけであり、それだけ銃撃不可能時間という隙を生じることになるのだから当然だ。ローガンはさすが特A級エージェントなので、ちょっと普通では考えられないような異常に手早いリローディングが可能だが、それ でもリロード中の数秒間だけで十分に死に至る余裕があるのが、このゲームの恐ろしい、そして面白いところだ。かつ、それはオート照準メインでの近接銃撃戦に際してのリローディングは極めて危険性が高いことを意味する。なるべ く普段から、こまめにリロードする習慣を身につけておきたい。

 また、ハンドガン=片手持ちの銃に限っては立ち状態でのリロードよりも、しゃがみ 状態でのリロードの方が、じゃっかん素早くリローディングできるようである。このことは知識として頭の隅に置いておいてもいいだろう。
 

■前転その1■
 単なる回避行動として用いるには勿体ないほどカッコイイこの動作を有効に使 用するためには、十字ボタン、L2/R2との併用、組み合わせが不可欠である。とくに、L2/R2で平行に走りながらの横っ飛び前転はジョン・ウー演出ばりのカッコ よさであり、銃撃戦の際、これを使わない手はない。しかし、普通に横っ飛び前転するだけでは、前転後に体が真横に向いてしまい、銃身を前方の目標に戻すのに若干タイムラグが生じてしま う、という問題が残る。冗談ではなく一瞬の隙が命取りになるサイフィル世界の 銃撃戦において、これは痛い。

 そこで前転中に先行入力で方向転換を入れておくことをオススメす る。そうすることで、真横に飛びながらも、身を起こした時には前を向いている、という状態を確保できるの だ。ちなみに、このとき×ボタンを押しっぱなしにしていると、前転した後「しゃがみ」状態で銃を構えている、という、じつに自然な、かつ大変カッコイイ射撃体勢での迎撃が可能となるので、なお良好と言える。これは一度ビシッと決ま ると、以降、病みつきになるほどの猛烈なカッコよさなのである。

 アクションゲームは、いかに美しく、いかにカッコよく、いかに自己満足のいくプレイが出来るか、が最も重要なファクターの一つで あることは、もはや言うまでもない常識で ある。このテクを応用して、縦横無尽自由自在に横っ飛び前転前転方向転回を操り、敵テロリスト共を美しく蹴散らす術を各自で磨かれたい。

「戦いには貴賤があるのだ!」
 

■前転その2■
 あまり知られていないが、サイフォンフィルターには「受け身」という概念が ある。または「多点着地」と言い換えた方が、より特殊部隊的な雰囲気が出るだ ろうか。とにかく、ローガンは肉体言語のプロフェッショナルなので、当然ながら受け身がとれ て全く不思議はない訳である。

 ある一定以上の高さから落下するとローガン即死するが、ある一定までの高さからなら、無傷で落下することが出来る。その高さは大体、 5〜6mくらいだろうか。しかしその場合、ローガンは着地と同時に大きく体勢を崩し、約2秒強もの間、操作不能の着地硬直に陥る。

 繰り返すが、一瞬の隙が命取りになるサイフィル世界の銃撃戦において、この硬直は致命的である。

 そこで「受け身」が必要になる。足場から落下する直 前タイミングよく○ボタンを押下し、ちょうど着地に合わせて前転するようにする。すると、着地後ほとんど硬 直ナシで行動可能になるのだ。多点着地―――落下時の衝撃を各多点に分散することにより、その圧力を減じて衝撃を殺す技術が、なんとサイ フィルにおいても再現されているというのだから、全く、この制作スタッフ達の凝りようには頭が下がる思いである。
 

 ・・・以上のテクニックを、さらに様々な形で、組み合わせ、または状況に応用し、困難を乗り越えるのに役立ててもらいたい。眼前 の障害は、すべて踏破されるために存在するのだから。
 


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼武器▼
▼人物▼
▼作戦▼



武器

 銃についての知識がプレイヤーの生死に関わってくる場面が、サイフィルにおいては決して少なくない。ここでは、サイフィルに登場 する全16種類の武器と、フ ラックジャケットの防御力に関する詳細を紹介していく。 
 

 9mm
 ハンドガン
 サイレンサー
 付き
 以下、9mmまたはグロック17と呼称。ローガンの 基本装備。9mm*19パラベラム弾を使用。威力は弱いが、かなり連射は利く。また、サプ レッサー標準装備なので発砲音で敵に気付かれない利点がある。片手持ち。

 グロック17といえば、今や世界中でベレッタM92Fに次いで、二番目に有名なセミオート9mmハンドガンといって間違いない。一見オモ チャのような樹脂製フレームからは想像もつかないほどのタフネスさ、確実な動作性命中率湿度や気温その他あらゆる過酷な環境下で通常使 用が約束され、コンシールド・キャリー(秘匿携帯)性にも大変すぐれた、まさに20世紀を代表する名銃の一つと言えるマスターピース=傑作であり、その高い信頼性は、各国の特殊部隊/諜報機関/要人警護といった、多くのロウ・エンフォースメントの最前線で重宝されている。つまりローガンが初期装備で所持しているのも、全 く頷ける納得のセレクトという訳である。

 ちなみに、映画などでの登場回数も格段に多いベレッタM92Fはと いうと、やはりSIGザウエルグロックと 比較した場合、そのタフネスさには疑問が残ると言わざるを得ない。バレル剥き出しに肉抜きされたスライドなど、イタリア的なデザインセンスがかえって銃火 器としての性能の足を引っ張っている感は否めないし、セフティセレクターの操作感は、抜き打ちに際して瞬時に対応/発砲できるようなものとは到底、言い難 い。もちろんグロックSIGザウエルの ように、二重構造のトリガーにセフティを組み込んで操作をショートカットしたり、そもそもセフティという概念自体を銃機構から完全に排除したり、あまりにもプロ仕様にすぎると、使用者 の能力や銃に対する姿勢など要求される資質が増え、購買層の間口を狭める結果となるため、その意味でベレッタの選択は商品として正しかった。また、そのデ ザインの独特のカッコよさのため映画での登場回数が極端に多いことも、コマーシャル的に最大以上の効果を発揮したし、勝ち負けで言えばズバリ大勝利である。

 が、それでも我々ガンマニアは思うのだ。同じ9mm拳銃なら、ベレッタよ りも絶対グロックSIGの方 が性能イイぜ、と。所詮あんなもんカッコつけたがりのオシャレさんが持つファッション銃にすぎねえぜ、と。つうか、男は黙ってSIGだぜ、と。でも畜生やっぱりベレッタの シルエットってメチャクチャ格好良いなあ、と。

 まったくガンマニアという連中は、事ほど左様に難儀なのである。

 45口径
 ハンドガン
 以下、コルトあるいはガバと呼称。45口径ACPを使用。なぜか9mmの3倍の威力があり、そこそこ連射も利くので、オート照準 での銃撃戦では最も頼りになる銃の一つ。片手持ち。

 コルト・ガバメント(コ ルトM1911)といえば、ベレッタが台頭する以前、かつては世界 で最も名の知れたハンドガンであり、その名銃としての性能は、今もなお燻し銀の輝きを放ち続ける、まさにマ スターピースの貫禄であると言えよう。今ではスッカリ時代遅れの烙印を押され てしまった感のある45口径だが、そのド派手で重厚な発砲音には、パンパンと鋭く乾いたよう な9mmにはない、ふかく渋さと歴史が刻み込まれた味がある。本来はシングルカアラム(単列)マガジン のため装弾数は7発のはずだが、そのバリアントはコルト社以外のものも無数に製造されてお り、たとえばダブルカアラム(複列)マ ガジンを採用して倍の装弾数を実現したモデルも、確かに存在する。ので、当ゲームでは装弾数が10発と いうゲームバランス的な都合からの改良が加えられていることも容認できなくもない。

 どうでもいいが、やはりガバといえば暴力の巨匠サム・ペキンパー監督の映画群を思い出さずにはいられない。とにかく『ワイルドバンチ』『ゲッタウェイ』『ガルシアの首』だけはガバマニアでなくても絶対に必見。観ねば死。

 G-18
 ピストル
 マシンガン
 以下、グロック18と呼称。9mm*19パラベラム弾を使用。名の通り、グロックにフルオート機構とロングマガジンを搭載した、想 像を絶するほどの火力を誇る皆殺し銃である。フラックジャケットの上からでも 難なくオート照準だけで蜂の巣にする(される)こ とが可能。弾薬の消費が激しいためリロード回数が多くなる、という弱点を補って余りある殺傷力を持つ。片手 持ち。

 とにかく射速があるので、銃弾間隔が異常に狭く、薙ぎ払いに最も適した性能ではあるが、ことグ ロック18の場合、普通にオート照準で撃った方がラクという気も。

 BIZ-2
 ピストル
 マシンガン
 おそらくロシア製のイジェマッシ・バイゾンと思わ れる。広い意味ではAKのバリアントであるといえる。使用弾は9mmx19マカロフ弾で、ゲーム中では9mm パラと同等の威力。銃前部に取り付けられたヘリカル(螺旋状)マガジンにより実現した66発もの装弾数、連射能力といった総合攻撃力が高水 準でまとめられているため、終盤ではメインアームとして活躍する。片手持ち。
 HK-5
 ピストル
 マシンガン
 以下、MP5クルツA4あるいはクルツと呼称。9mm*19パラベラム弾を 使用。映画やなんかでこの銃を目にする度『ユニバーサルソルジャー』ドルフ・ラングレンが持っていたのを思いだし、「な んて大男に似合わねえ銃なんだ!」という感想ばかりが甦る。また映画では特に、銃撃戦が始まると主人公に10秒かからず撃ち殺されるような 十把一絡げのザコ黒服が頻繁にバラバラ撃ちまくっては一発も主人公に当たらない、 といった描写が多く見受けられるため、まるでザコ銃的な印象を与えがちだが、その性能と信頼 性は世界各国の特殊部隊の折り紙付き。不肖、小生も大変に好もしく思っている銃の一つである。片手持ち。

 ちなみに、この銃に限っては「ピストル・マシンガン」ではなく「マシーネン・ピストール」とドイツ語風に呼びたい。

 K3G4
 アサルト
 ライフル
 最初、ヘッケラー&コックのMP5かG3シリーズのバリエーションかとも思ったが、説明書きを読む限りでは、どうやらカラシニコフAK47Sあたりではないかと思われる。弾頭が特殊テフロン加工されたKTW弾・・・通称コップキラー(警官殺し)を使用するため弾丸そのものの攻撃力自体は9mmと同程度だが、フラックジャケットを難なく貫通し て敵テロリスト本体にダメージを与えられる。装弾数と連射能力は他に比して劣るが、その攻撃力は最も信頼に値する虎の子的な武器である。片手持ち。
 M-79
 グレネード
 ランチャー
 40mmHEグレネード弾を発射する最強の必殺兵器。敵も必殺す るが、ときおり自分も必殺する。爆風の範囲内にいる全てのテロリストをまとめ て殲滅するため、着弾点が近すぎると爆風に巻き込まれ、自分も容赦なくぬ。カポン、という発射音が気持ちいい。最大で15発までしか持ち歩けないため、必然、使用回数は制限され るが、そのぶんカタルシスは大きい。片手持ち。

 言うまでもなく、ベトナム戦争で特に大活躍した、ハ ンディ・グレネードランチャーの名作である。が、後にアーウェン37などの多弾頭複装式グレネードランチャーが登場するに至って、現在では中古品の払い下げなどが闇ルートで出回 るなどしている、らしい。物騒な話ではある。

 PK-102
 アサルト
 ライフル
 アサルトライフル(カラシニコフ?)の はずなのに、なぜか使用弾は9mm*19パラベラム拳銃弾と同程度の威力しか持っていない。 実際にはライフル弾は、撃ちまくっていれば電信柱ですらボコボコに削れていく程の威力なのだ が、この辺はゲーム的な都合なので目をつぶるべきだろう。連射能力、装弾数、ともに標準的な性能なので、安心して使える反面、威力的には少々もの足り無さ も感じる。両手持ち。

 ちなみに、これはカラシニコフでなくH&KのMP5かG3のバリエーションではないか?との意見を頂いたが、確かに紹介画を見る 限りMP5のようなフォルムではあるものの、これが登場するミッションが、どうやら中近東〜旧ソ連系のロケーションに限定されている、という観点から、や はりMP5というよりは東側、カラシニコフのバリアントと考えた方が妥当だろう。引き続き情報を求めたい。

 追記:後日、掲示板での投稿で「AK102ではないか」との報告を頂いたが、 たぶんこれで間違いなさそうである。それにしても使用弾5.56mmの威力としては、やはり弱すぎると言わざるを得まい。

 M-16
 アサルト
 ライフル
 言わずと知れたアーマライト(コルト)M−16・・・ ゴルゴ13でもお馴染みの名銃である。が、やはり使用弾は9mm*19パラベラム拳銃弾と同等の威力し か持っていない。とにかく、性能的にはPK−102と大差ないが、こちらの方が雰囲気的に「なんか強そう」な気はする。なんとなく。いや、ほんとはカラシ ニコフの方が使ってる弾頭は大きいしストッピングパワー的に強力なんだけど。ちなみに両手持ち。

 それにしても、銃器ひとつ一つ、それぞれ発砲音、駆動音が個性的に特徴だっていて全く異なるというのは、ちょっとスゴイ。慣れれ ば音を聞いただけで相手が何を撃ってきたかが分かるようになる。素晴らしい。

 ショットガン  紹介画の描写が不明瞭なため判断に困るが、おそらくモスバーグM500、 のように思われる。大口径の12ゲージ弾を使用。ショットガンの口径を表す「12ゲージ」と いう言葉は、しばしば映画などで「12口径」などと訳されるが、正しくは「12番径」などと訳すのが適当だろう。ショットガンとはいうものの、このゲームで使用されているのはバードショット(鳥撃ち用の小粒多数弾)や、バックショット(鹿撃ち用の大粒少数弾)で はなく、どうやら大口径で大玉の一粒弾、つまりスラッグ弾フレシェット弾のようである。その割には一撃の攻撃力が低い気もするが・・・ というのは恐ら くはゲームバランス的な都合によるものだろう。両手持ち。

 しかしスラッグ弾といえば実際には、インドア戦でカベ一枚をブチ抜いて向こ う側の敵を即死させる程の破壊力がある恐るべき運動エネルギー兵器なので、せめてフラックジャケットを着用した敵を撃った場合、肋 骨を叩き折って行動不能に陥らせるくらいの効果は上げて欲しかった。それでも何故かゲームに登場する ショットガンはどれも皆一様に扱いが不当に低い中、ゲーム中のショットガンとしては異類の強さを誇っているので、ショットガン野 郎の小生としても大幅に溜飲を下げるところではある。

 さて読者諸兄らはショットガンで頭部を接射した場合の銃創が、いかに凄惨を極めるモノであるか御存知だろうか。ただでさえ大口径の12ゲージで撃たれれば、もちろん 弾頭の運動エネルギーだけで即死以上のダメージは絶対に免れないことは理解できるだろうが、接射の場合それだけでなく銃口から吐き出されるマズルファイア=猛烈なガス圧の噴射が行き場を無くして頭部に侵入し、その圧力に耐えきれなく なった頭蓋骨を叩き割って内部から激しく破裂させるのだ。大抵の場合、下顎の一部をかろうじ て残して、それ以外のほとんどを、つまり頭部という部位そのものを、ほぼ完全にサッパリ吹き飛ばしてしまうという。それこそ、もはや親でも 見分けの付かない、というやつだ。拳銃弾のガス圧などでは破裂に至るほどの圧力は生じないそうだが、これはライフル弾でも、ほぼ同様の効果が期待できるら しい。

 というわけで、ミッション12,13で、ひざまづいて許しを乞う無抵抗の科学者ど もを撃ち殺す場合は、そういった知識を脳内で巡らせつつ後頭部からショットガンで一撃くれてやるのが、最も楽しい殺り方であると小生は確信 するが、読者諸兄らにおかれてはどうだろうか。どうでもいいだろうか。

 コンバット
 ショットガン
 レミントンM1100・・・ だろうか? ポンプ アクション/オートローディング兼用のショットガンである。ゲーム中においてはあまり意味がないが、雰囲気を味わうには知識として知っておいて損はない。 マグナム弾を使用しているのか、通常のショットガンに比して1.5倍の攻撃力が ある。が、フラックジャケットを着用したテロリストと戦闘する際には、連射能力の低さがネックとなって、かなり分が悪いのは否めない。オートショットなん だから、もっと速射してもいいのに。やはりゲームバランス的な都合か。両手持ち。

 ところで、サイフィルのショットガン描写で小生が最も気に入っているのは、地味な点だが、マズルファイアが極端に巨大に描かれていることである。実際12ゲージの発砲炎は、拳銃弾はも とより、ライフル弾に比してもド派手にバカでかいもので、2mをゆうに超える ほどの火を噴く猛烈なガス圧であり、その再現がなされているサイフィルは、ショットガンの狂暴さが非常に分かりやすく好感が持てる。

 たとえば火炎放射器を至近距離で人間に向けると、そ の炎の勢いは想像以上に凄まじく、人間の体に穴を空け、つきぬけて向こう側まで燃やし尽くす(!)というのはれっきとした事実である(!)が、 それを映画やアニメでやってしまうとまるで大嘘のような奇妙な画ヅラになって しまうため、そのような描写はされないのが普通である。ショットガンのマズルファイアにおいても同様で、あまりに巨大に描くとかえって嘘臭くなるため、わ りと控えめに描かれるものだが、サイフィルはケレン味をふんだんに盛り込みながらも、リアルを追求する姿勢に迷いがないのが素晴らしい。

 ショットガンの猛烈を極める絶対的破壊力、そして「ええい、いちいち狙いなんざ付けてられるか、とにかくテメエは絶対ブッ殺スからそ う思えってんだド畜生がッ!」と言わんばかりのあまりにも前の めりな精神性たいへん攻撃的なパンクス魂を感じて已 まず、とりあえず何はなくとも映画やマンガでもショットガンが登場すると言うだけで評点が甘くなってしまうほどのショットガンマニアである小生なので、そ の意味からもサイフォンフィルターを愛して已まない理由の大きな一部を占めている。

 ショットガンで撃たれて後方に吹き飛ぶ敵テロリストを見てスカッとするような人は、小生と同じ血を持っている可能性がある。ショッ トガン野郎の血を。

 狙撃用
 ライフル
 以下、ライフルとのみ呼称。機種特定不可能。ライ フル弾にもかかわらず、やはり何故か使用弾は9mm*19パラベラム拳銃弾と同程度の威力し かない。弱すぎんぞ、このライフル。それでも、マニュアル照準を最大までズームUPしてのヘッドショットなら、どっちにしろ一撃で殺れるので問題はないけ ど。両手持ち。

 ゴルゴを気取るのもいいが、あまりライフルに頼りすぎると、いざ敵に囲まれたときに非常に難儀する。注意。

 ※機種特定不能と書いたが、後日、これはH&K−G3(SG/1)で はないか、との情報を受けたので、参考までに追記しておく。

 ナイト
 ビジョン
 ライフル
 以下、ドラグノフと呼称。ロシアが誇る高精度スナ イパーライフルである。名の通り暗視スコープで狙撃するので、敵の姿が視認しづらい暗がりで特に重宝する。威力は、やはり何故か9mm*19パラベラム拳銃弾と同程度しかない。また、極端に連射が利かないため、近距離戦では全く役 に立たない。両手持ち。
 手榴弾  投擲(とうてき)式の手投げ榴弾。爆発までのタイムラグが 約3秒あるので、その間に逃げられてしまうこともあるが、狭い場所に追い込んだ場合には脅威を発揮する。が、爆風に巻き込まれると自分もぬので、使用の際には細心の注意が必要。使用は、カベ投げのテクを覚えてからにした方が無難。

 ピンを抜いて投擲すると、着火した信管が、細く白煙をたなびきながら飛 んでいくので、アンタなにも、そこまでコダわんなくても・・・ と いう感動すら覚える。ここまで描写してくれるゲームは小生の知る限り、これまで無かった。素晴らしい。

 どうでもいいが、敵テロリストの投擲したグレネードが自分の背後で「コツ、 カツン・・・」と小さく音を立てた瞬間ほど絶望的に戦慄すると きは、ない。この恐ろしさは、いちど味わってみると病みつきになる。

 ガス
 グレネード
 GB兵器、神経ガス。人類が生み出した最凶の兵器 の一つ。具体的に何のガスかは明記されていないが、瞬間揮発系のガスであるらしく、空気に混じると10秒前後で完全に四散し、その殺傷力を失う。解毒剤を 使用しなければ15分後にに至るらしいが、ローガンテロ リストに解毒剤を使用する気なんざ毛頭ねえので、つねに野ざらしで死にっ放しに捨てておくばかりである。だ。

 複数ターゲットに対するステルス兵器として高性能であり、気付かれないよう、まとめてサイレント・キリングするのに用いる。が、もちろん誤ってガスを吸ってしまうと自分もぬので、不用意に近寄ってはいけない。

 テーサー  「相手のボディに1インチ近くプローブ(鉄針)を突き刺 し、ワイヤーを通して50万ボルトの電流を送り込む。電流を流し続けると、相 手の体は高温に耐えきれず、やがて発火、燃焼する」・・・という、世にも恐ろしい実在の兵器である。

 オート照準では、フラックジャケットにプローブが刺さらないため攻撃できないが、マニュアル照準で、腕、脚、頭部など、無防備な 部位を狙って撃ち込みさえすれば通常と同様に効果があるので、その気になればテーサーのみ使用で超難 度プレイ!といった無謀な挑戦も可能である。これ一本でミッション14を完全 クリアできたら、小生はその人物に生涯の絶対尊敬と忠誠を誓ってもい い。マジだぜ。

 どうでもいいが、こんなもんヘッドショットで鉄の針を1インチも頭部に撃ち込まれたら、電流を流すまでもなく即死するような気もする。



 なるべくなら被弾しないに越したことはないが、それでも被弾してしまったとき、最後に頼れるのはボディアーマーである。ここでは、ボディアーマー・・・ フラックジャケットの性能について詳しく触れていきたい。

■フラックジャケット■

 サイフォンフィルターは非常にフェア=公 平なゲームである。プレイヤーも敵テロリストも、その能力に多少の差異はあるものの、基本的には全く同等の条件下で の戦闘になる、つまり、銃弾そのものの攻撃力も、フラックジャケットの防御力も全く同等であるという点において、じつに潔いと言える。フラックジャケット の防御力は無条件で信頼に足りるほど強固ではないが、その性能を知ることで、迫り来るは、 近くも遠くもなる。

 実銃でもそうだが、銃の攻撃力は銃の機種ではなく銃弾の種類によって、ほとんどが決まる。勿論、使用弾が同じでも、銃身の長短がガス圧に影響し銃口速度が前後する=運動エネルギー値が上下することは あっても、その差異はごく僅かだ。要するに、

 1.用いられた装薬の種類、
 2.装薬の量、
 3.弾頭の大きさ、
 4.弾頭の質量、
 5.炸裂するガス圧からの銃口速度、
 6.ライフリングによる回転運動の付加、
 7.着弾までの弾道距離で消費される運動エネルギー、
 8.着弾後の弾頭の変形=マッシュルーミング

 などのエレメントが複雑に関係して、最終的な攻撃力が割り出される。ということは、攻撃力は「銃弾の性能」であり、「銃の性能」 というものは、確実な動作性や反動の大小、連射能力、操作インターフェースの優劣などに集約される。

 話が逸れたので戻すが、サイフィルには13 種類銃器があり、その銃弾の種類は、攻撃力から6種類に分けられる。もちろん、これは実銃の 分類とは異なる、サイフィルでのみ通用する分類であることは明記しておく。また、以下のデータは、銃弾の威力が最高の攻撃力を得る条件下で計測したもので あり、実際に銃撃戦に臨んだ際、オート照準でアバウトに射撃した場合は、さらに数発を余計に撃ち込む必要があるだろうということも、あらかじめ明記してお く。あくまでも基準値として 参考にされたい。
 

 9mm*19
 パラベラム
 これを使用する銃は、グロック17、グロック18、BIZ-2、クルツ、PK- 102、M-16、ライフル、ドラグノフの8種。正確に12発を 撃ち込んだ時点で、フラックジャケットを無効化する。生身のテロリストには、至近距離からなら通常ボディショットで2〜3発を撃ち込めば行動不能にできる。

 ※このうち実際には、M-165.56mm*45NATO弾PK-102(をカラシニコフと 仮定する場合)は7.62mm*39弾を使用する。ドラグノフの場合は7.62mm*54など。しかし、本来ならライフル弾の殺傷力は、いくら大口径の拳銃弾とはい え、9mmのそれとは比較にならない程の威力であることは明記しておく。なにせ、銃口速度からしても、平均で秒速500〜800mの開きがあるのだから、その運動エネルギー値の差異は説明には及ばないだ ろう。

 .45ACP  これを使用する銃は、ガバのみ。正確に4発を撃ち込んだ時点でフラックジャケットを無効化する。生身のテロリストは、至近距離からな ら通常ボディショット1発で仕留められる。

 サイフィルにおいては強力な銃弾だが、実際の攻撃力は、9mmと大差ない。その弾頭の大きさと発砲時のリコイルショックの強さの ために、なんとなく45口径の方が強力そうに思えるのは無理からぬことだが、しかし弾頭が大きく重い分、銃口速度は劣るので、運動エネルギー的には、わず かだが9mmに軍配が上がる。また、なるべくリコイルは少ない方が銃口を制御しやすいという観点からも、9mmの方が合理的であるとは言えるだろう。

 とはいえ、銃声が9mmよりも格段に重厚で派手なた め、敵に対して威嚇/畏怖を喚起しやすい、といった心理的作用から言えば、あながち45口径も捨てたものではない。というより、最近の映画などで無節操に 9mmを撃ちまくってバラまくだけの、美学も何もない銃撃シーンを見るにつけ、やはりアクセントとしての45口径は演出上、非常に効果的であると言わざる を得ない。要するに好きってことである。

 12ゲージ
 /スラッグ
 これを使用する銃はショットガン(モ スバーグ)のみ。正確に3発を撃ち込 んだ時点でフラックジャケットを無効化する。生身のテロリストなら中距離からでも通常ボディショット1 発で地獄いき。ミッション5に登場するアントン・ギルドーに 至っては、9mmだと至近射でも10発以上は叩き込まなければならないところ を、ショットガンの至近射なら、たったの3発を撃ち込めば仕留められる。

 スラッグ弾とは、ショットガンで発射する大玉の一粒弾であり、通常は、弾丸の方にライフリングが刻まれている。拳銃弾の数倍の大 きさの弾頭が、拳銃弾を超えるような速度で撃ち込まれる訳だから、ライフル弾と同等か、それ以上の殺傷力を発揮することもある、恐るべき弾種である。とは いえ、弾頭の質量が大きいため、射程距離によって運動エネルギーが極端に消費されやすく、やはり威力を完全に発揮するためには近接戦闘が望ましい。

 12ゲージ
 /マグナム
   スラッグ
 これを使用する銃は、コンバットショットガン(レミントン)のみ。正確に2発を 撃ち込んだ時点で、フラックジャケットを無効化する。生身のテロリストなら、遠距離からでも通常ボディショット1発で屠れる。しかし残念ながら、その威力を遺憾なく発揮できる状況に巡り会わないため、とり たててその強さが目立たないのが不幸である。が、その攻撃力の凄まじさは、ミッション10での戦闘ヘリMIL −24ハインドを、9mmなら正確に撃ち込んで20発で ようやく煙を噴かせられるところを、コンバットショットガンなら、たったの3〜4発で 煙を噴かせることからも、単純に5倍以 上の攻撃力があることになる。敵テロリストに撃たれると最も脅威となる弾種である。

 ところでマグナム・スラッグという弾種は、あえて分かりやすい表記にしたが、厳密には存在しない。しかし恐らく、この頭ひとつ飛 び抜けた破壊力は、レミントン社製のカッパーソリッド・スラッグではないか、 とも思う。これは、従来の変形しやすい鉛スラッグではなく、銅製のハローポイント(=穿孔。先端に「くぼみ」があり、貫通力を犠牲にする代わり、着弾後に体内で変形/残留しダメージを与える弾頭)スラッグで、命中すると、衝撃で4枚の先端ブレードが展開、分離、変形する。その破壊力、命中 率の総合力はライフルブレット並であることが保証されているという。

 KTW弾  これを使用する銃は、K3G4のみ。銃弾の威力自体は、9mmと 同等の殺傷力だが、フラックジャケットの存在を無視してテロリスト本体にダメージを与えるため、至近距離からなら通常ボディショットで2〜3発を撃ち込めば行動不能にできる。この弾丸は、敵が撃ってくることがないのが唯一の救い ではある。

 ちなみにKTWとは、タングステン合金またはスティールのコアに、底の部分だけを銅ジャケットで覆い、全体は特殊テフロン加工で コーティングされた弾頭である。防弾ベストを容易に貫通する性能から、一時期、米国のメディアが「コッ プキラー」と騒ぎ立てて物議をかもし、悪いイメージばかりが先行したため今では姿を消してしまった。しかし実際には、警官が着用し ている防弾ベストは、その多くが対ハンドガン用であり、ライフルによる銃撃は 想定していないため、これを貫通するには、何も入手困難な特殊弾頭を用いるまでもなく、市販のライフル用カートリッジで事足りるのだった。

 40mm
 HEグレネード
 M-79グレネードランチャー専用の榴弾。爆風の範囲内にいるテ ロリストを、フラックジャケットの有無に関わらず必ず即死させる最強の兵器。 ときどき自分も即死する。



 以上の情報を整理すると、フラックジャケット単体の防御力は、

   1.9mmなら12発
   2.45口径なら4発
   3.スラッグなら3発
   4.マグナム・スラッグなら2発

 まで耐久することができる、という結果になる。また、ここに個人の体力を付加すると、

   1.9mmなら15発
   2.45口径なら5発
   3.スラッグなら4発
   4.マグナム・スラッグなら3発

 で、完全に死亡する。この数字を頭に叩き込んでおくことで、銃撃戦の際、ほとんど感覚的にだが、やがて、あらゆる事態に瞬時に判 断して対処できるようになる・・・ そうなってからが、このゲームを本当に面白く遊べる時間の始まりだと言える。

 ▼ちなみに

 ローガンは、火に弱い。炎が燃え移ると数秒としないうちに戦闘不能 になってしまうのは、しょうしょう不自然に思われる向きもあることだろう。人体が燃焼して死に至るには、皮下脂肪の燃焼に時間がかかるのは当然ながら、そ れよりも焼けた空気を吸い込んで気管と肺が焼け付き、呼吸困難に陥る危険の方が遙かに致命的である。しかしそれでも、ギルドーの火炎放射器は別にして、た かが数秒で行動不能に陥ってしまう程の絶望的な状況ではないのではないか。確かに、その通りである。

 では、何故こうもローガンは火に弱いのか? その答えは、彼の装着 するフラックジャケットにある、と小生は睨んでいる。

 それほど銃に詳しくない人でも、ケブラー 繊維という言葉くらいは聞いたことがあるはずだ。ボディーアーマーといえば、ケブラーと呼ばれる特殊な硬質繊維で編み上げられ加工されたものが最もメジャーであるのは言う までもない。その編み方=縫製法によって、ボディーアーマーの効果は違ってくる。たとえば、大口径や高速弾に対応すると小型の弾頭が防御できなくなった り、ボディーアーマー自体が重く大きく動きづらくなったりするし、といって小型化して動きやすくすると、今度は防御力に不安が残る、という具合に。

 さて、確かにケブラーは性能のいいボディーアーマーたりえるが、そ の重量と運動性に関しては、まだかなり改善の余地が残されているというのは、ボディーアーマー使用者の正直な感想である。そこで、アライド・シグナル社の開発したスペクトラが登場する。この夢の繊維は、ケブラー以上の硬度で、とにかく軽く、なんと水にも 浮く。従来品より25%も軽量で、かつフレキシブルなので着用感は快適の一語に尽き、しかもケブラーと違い数発を撃ち込まれても耐久する強靱さを兼ね備え ている。ケブラーの場合、銃弾がヒットするとダメージは銃撃点だけでなく繊維全体に拡がるため、撃たれた分だけボディーアーマーとしての防御力は低下する のだ。またスペクトラには防刃性能もあり、体温も逃がしやすいので蒸れることもない、さらに は擦り切れ、防カビ、耐ケミカル性にも優れ、メーカーいわく「スティールより10倍は頑丈」と いうことになっている。

 そんな高性能スペクトラの弱点は、性能だけでなく価格面でもケブ ラー製品を遙かに凌いでいる点と、それから火に弱い、という点のふたつである。繊維の性質上、非常に燃焼しやすい素材で、あっという間に燃えてしまうの だ。つまり、ローガンが火に弱い理由というのは、恐らくスペクトラ製のボディーアーマーを着用しているからなのだ、というのが小生の推測である。情報局のトッ プエージェントであるなら、その装備は最高級のものであることは疑いようがない。この推測は、あながち間違ってはいないと思われる。
 


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼武器▼
▼人物▼
▼作戦▼



人物

 『サイフォンフィルター』においては、その登場人物たちも非常に魅力的である。とは思わない人の方が、おそらく大多数を占めるだろう。しかし小生に至っては、彼 らの台詞の一つ一つを、言い回しの節まで含めて大量に暗記してしまうほどに愛して已まない。ここでは彼らの人物像を、取り扱い説明書にあるキャラクター紹 介とは別の角度で、小生の個人的解釈から紹介していく。個人的解釈であるから して、実際の設定とは大幅に異なる可能性が非常に高いことは注意されたい。

 また、おまけとして各キャラごとに「名台詞」を列挙しておいた。こ れらを日常生活で頻繁に使用し、周囲から煙たがられてみるのも悪くないのではないだろうか。


■ガブリエル・ローガン■
 本編の主人公。35歳。己の仕事(シノギ)に対して微塵の疑問も抱くことなく、自らの命と誇りの全てを懸け、鉄よりも強靱な肉体と精神力、そして持ちう る知識、経験、技術を最大限に駆使して必ず遂行する、プロフェッショナル中のプロフェッショナルで ある。彼は、他の多くの「物語の主人公として殺人に手を染める者」とは違い、 暴力、殺人という原的な罪悪の苦悩に苛まれるようなことは一切ない。そんな小 僧のように甘ったれたナイーブを気取ったところで、戦場においては犬の糞よりも役に立たないことを彼は知っている。

 彼には、正義も大義も、ましてや使命感も愛国心もない。彼が戦場に赴く理由は、そ れが彼の仕事だからであり、彼が真のプロフェッショナルだからである。彼は自分が戦場以外では生きられないことを知っていて、また戦場以外 に死ぬべき場所がないことも知っている。自分には入る墓が用意されることなど有り得ず、その才能の優秀さを世間において認められることが決してないことを 知っている。だが、そんなことには、彼は全く興味はない。生きていた証を残すだとか、誰かに名前を覚えていて欲しいだとか、そんな感傷的な情緒は、死んだ 後では何の意味もない。数千数万という死と惨劇が悪夢のように繰り返される地獄の中を、たった一人で生き抜き、その無数の死を目に焼き付けてきた彼は、どんな有能な人間も、全て、死んでしまえば同じ死体にしかならないことを知っている。

 ガブリエル・ローガンは、テロリストを憎まない。彼らも彼らの信念に従って、自分と同様、己の仕事(シノギ)に命と誇りの全てを 懸けて戦っていることを認め、対等の存在として正々堂々、殺し合っているに過ぎない。彼には人道や倫理という言葉はない。そんなものは、実際に死に直面し たことのない温室育ちの教養人が机上で空想した、自己の保身と異分子排斥のために唱えるまやかしの題目であって、この世に確かに存在する真実から目を逸ら す愚かな思想でしかないと彼は考え、テロリストよりも彼ら臆病者の方をこそ強く憎悪する。

 彼が有する唯一の義は、どんな状況であっても必ず「仲間を助ける」と いうこと、そして絶対に「仲間を見捨てはしない」ということだけだ。それは善悪に判断を任さ れるものではない。いや、そもそも彼は善悪という判断の傲慢を信じない。彼は彼が仲間と認め た者には無条件の庇護を約束する。そうすることで彼は生き抜き、また、そのおかげで仲間からも助けられ、生き抜いてこられた。殺人に手を染め、倫理や人道 を持たぬからといって、人間的に破綻しているとは必ずしも限らない。彼は純粋な信頼によってのみ仲間と結束し、正義の偽善に唾を吐き、ただ己のためにのみ 仕事をこなす。少なくとも、高らかに嘘っぱちの正義を言い訳に掲げてしか戦闘する事の出来ない、しかも己の命を危険に晒すこともない某国大統領職の者より は、遙かに高潔で誇り高い。

 …なーんつってホントはただのトリガーハッピー野郎なんだヨ!  そんな訳で今日もボクらのローガンさんは、己の楽しみのためにナマハゲよろしく各地を巡っては、その視界に入ったテロリスト共を片っ端から皆殺しにする のDEATH! うおー、テロリストはいねが〜!

 なんといっても、どんな倫理に反する命令であれ絶対に「了解」して しまうロボットのように完璧な仕事ぶりがイカシすぎ。超人です。パーフェクト超人です。ソ リッドスネークの10万倍はド硬派。男だぜ、ローガン・・・!

 ▼ローガン名台詞

ミッション5
 「それはどうかな。おまえもこれまでだ」
 「ヤツは死んだ。CBDCを寄越してくれ。それとヘリを頼む」
ミッション12
 「サイフォン…フィルターだって…?」
 「リアンの代わりは要りません!」
ミッション14
 「この殺人鬼が何を言う」
ミッション15
 「質問は俺がする」
EDムービー
 「この先どうすればいいのか……すべては、闇の中だ」
 

■リアン・シン■
 ローガンをサポートする通信技術専門官。29歳。取り扱い説明書の紹介画で見る限り、御世辞にも美人とは言い難い女性だが、その辺はこのゲームにおいては全く意味がないので、無視して構わない。どうしても気になるという人は、脳内で無理矢理「じつは美人」という設定にして納得するといいだろう。声だけを聞いていれば美人だと想像できなくもな い、と思う。それでも、ミッション14でローガンと銃を並べて戦うシーンでは、走り方のモー ションがローガンの使い回しなのか、オッサン みたいなガニ股でバタバタ走るので、その様を見ると幻滅するかも知れないが。それにしてもミッション14のリアンさんは、手にしたガバで、もう既にコト切れた敵テロリストに向けて何度も 何度も執拗に銃弾を撃ち込むので、ちょっと恐い。ていうか、マジで恐い。あんた、テロリストのこと虫ケラゴミくら いにしか思ってねえだろ。

 国籍はアメリカだが、名前からして東洋系だと思われるのは、サンフランシスコの出身であることからも、ほぼ間違いないだろ う……って一応ヒロインのはずなのに他に書くべきことが何もないのがスゴイ。

 ▼リアンさん名台詞

ミッション1、2、4
 「みんな片づいたわね」
ミッション1、2、4、5、9、20
 「ゲイブ、あなたが撃っているのは爆弾よ」
 「ゲイブ、撃たないで! ミサイルが爆発するわ」
ミッション14
 「早くここを出ましょ」
 「何をしているの」
 「どこへ行くつもり?」
ミッション20
 「偵察衛星からも確認できてるわ! 大丈夫よ、大成功ね!」
 

■トーマス・マーキンソン■
 情報局長官。ローガンの上司。52歳。ハ ゲグラサンという分かりやすいキャラ造形で、その壮 絶なまでの人命軽視の姿勢はロー ガンの比ではない。コトあるごとに「殺して構わん」とか「誰であろうと、刃向かうようなら始末して構わない」とか、とにかくローガンに人殺しを勧めたがる困った人物である。彼にとって人命などというものは、きっと髪の 毛一本の重みも価値もないのだろう。邪魔なヤツは消す。あんたカッコよすぎ。

 ▼マーキンソン名台詞

ミッション8
 「殺して構わん」
ミッション12
 「そうか。では、戦場へは私がお供しよう」
 「一つ付け加えておく。誰であろうと、刃向かうようなら始末して構わない」
ミッション13
 「任務に集中しろ。余計なことは考えるな」
ミッション14
 「30秒待って、発射制御装置の場所を言わなければ始末しろ」
ミッション20
 「いずれはこの秘密を暴くだろうと思っていたよ。キミは優秀な部下だからな」
 「情報局のためになると思った」
 

■エドワード・ベントン■
 情報局副長官。ローガンの上司。47歳。組織のお約束として、裏切り者の上官という損な役 回りを演じざるを得ないハメになってしまった可哀相な人。そのモーガン・フリーマンを 倍くらいゴツくしたようなゴリラ顔で、タキシードに身を固めグロック18フルオート殺る気まんまんローガンに勝負を挑んでくる姿勢は、悪党ながら実に男らしい。序盤で死んでしまうキャラなので、肩書き の割に、かなりどうでもいい位置づけであると言える。

 ▼ベントン名台詞

ミッション1
 「それはFBIも掴んではいない」
 

■エリス■
 ローガンの同僚。オープニングムービーでいきなりローマーの捕虜になっていて、しかも「さあて、情報のお礼をするかな…」とか言われて両 手を頭に載せてひざまづきポーズという屈辱のまま速攻で撃ち殺されてしまう可哀相な人。セリフ、無し。名前が出た回数、二回。ユダヤ人みた いな名前である。
 

■ジェンキンス■
 ローガンの同僚。ミッション2で初めて名前が出たと思ったら、ミッション4が始まった時点 では既に死んでいたという可哀相な人。しかも死因は、指揮官ベントンの裏切 り。最悪。セリフ、無し。出番すらも無し。名前が出た回数、三回。せっかくカッコイイ名前なのに。
 

■パベル・クラビッチ■
 ローマー率いるテロリストグループの通信関係を一手に担うスペシャリスト。記念すべき、プ レイヤーが初めて出会うフラックジャケット着用のテロリスト。でも覆面をしているため見た目は他のテロリストと全く区別がつかない。名前からして東欧〜ス ラブ系だろうか。
 

■ポルフェ・マルコス■
 ローマーの部下。フランス人のような名前の彼は、ミッション4の迷路垣根でコソコソと逃げ 回る腰抜け野郎。ったく、これだから軟弱なフ ランス野郎はよう……とか思ってると、とつぜん猛烈なガバの連射で撃ち殺されるので注意。しつこく追い詰めてグレネードを投擲し、派手に爆死させるのが楽しい。
 

■ウラジスラフ・ガブレク■
 ローマーの部下。名前からしてロシア系。カザフスタンにある旧ソビエト軍基地の責任者で、 警備責任者でもある。取り巻きの兵士に囲まれてウハウハなハーレム状態であり、ここにガスグレネードを投擲して全員ゴミのようにバタバタ死んでいくのを見るのは、大変に痛 快なものがある。
 

■アレク・カバノフ■
 ローマーの部下。登場してるのかしてないのか、イマイチよくわからない(?)
 

■ジョナサン・ファーガン■
 製薬会社ファルコム社の創始者。65歳。ローマーと組んでサイフォンフィルターの研究に携 わる。マーラに銃を突きつけられたり、ローマーに裏切られて監禁されたり、口封じに薬殺され そうになったり、ローガンに脅されたり、最後は死んじゃったり、とにかくどこまでもロクな目に遭わない可哀相な人。彼 の生き様を見ていると、やっぱり悪事なんてするもんじゃねえよなと素直に思え る。

 なんて教訓になるゲームなんだろう……とは間違っても思わないが。
 

■リチャード・エリクソン■
 ファルコム社のヨーロッパ支局長。いきなり窓から侵入してきたローガン「みっつ数える。死んでもいいのか」と銃で脅され情報を吐いてしまう可哀相な人。その後、「ここを動くな。もし逃げれば俺の手で殺す」ローガンか らクギを刺されるが、彼は勿論、死にたくないので大人しく屈辱の捕虜ポーズで 固まっている……しかしローガンこの後エリクソンを撃ち殺しても全く何のペナルティも課せられないの だった。つまり「生きてても死んでても同じこと」という判断下に置かれた悪党は、じゃあ一応ヤッちゃうか、というのがローガンの 選択らしい。こいつ絶対ただのトリガーハッピーだよな。
 

■アントン・ギルドー■
 ローマーの部下。29歳。正真正銘、真性ホンマモンの狂人である。全身を重装甲で鎧い、火炎放射器を撃ちまくり全力でローガンを殺しに来るステキなさん。要するに、映画『リーサルウェポン4』の冒頭でガソリンスタンドを大爆破させちゃった狂人を想像してもらえ れば分かりやすい。ただでさえトチ狂ったサイフィル世界でも特に最狂の男であり、そのイカレた話しぶりにファン急増中。だったらイイな。

 ところで敵の情報を引き出したリアンから「テロリストは……火炎放射器だわ!」と言われて、ローガンが真っ先に「ヤツだ!」と 思い当たったところからすると、この男、普段から火炎放射器で武装しているんだろうか。まさしく真性ホンマモンの狂人としか言いようがない。まったく楽し いやつである。

 とにかく大好きなキャラなので、ここでは彼の全セリフを紹介する。ゲーム中に口マネをしながら楽しもう。

 ▼ギルドー全台詞

ミッション5
 「ガブリエル・ローガン! 脳天気なやつだな。まわりを見てみろ…ここには、おまえ の国がやってきた戦争や侵略の歴史が詰まっている……俺達はそこに新しい歴史を刻むのだぁ」
 「どこにいる、ローガン」
 「どこへ行く、ローガン」
 「もう逃げ場はない」
 「おまえに勝ち目はない」
 「おまえに俺は倒せない」
 「動くな」
 「逃げ切れはしないぞ」
 「それが精一杯か?」
 「それでは無理だな」
 「もっと大きな銃が必要になるな」
 「火傷するぞ」
 「焼け死ね」
 

■マーラ・アラモフ■
 ローマーの部下。暗殺のエキスパート。32歳。ミッション3でローガンと接触する。その際ヘッドショットを決めても展 開の都合上、死なないことを納得いかないと思う向きもいるかも知れないが、実際には人間の頭蓋骨というものは我々が想像するより遙かに強固 な骨格であり、また球状であることからも入射角や距離の条件さえ合えば、ときには弾丸を弾いてしまうことすらある、というのは紛れもない事実である。これ で少しは納得がいくだろうか。

 それにしても、情報局に捕まってエージェントから拷問を受けたり、逃げ出して幾 つも殺人を犯しながら行方を眩ましたり、分が悪いと思ったら即座に情報局側に寝返ったり、最後の最後でドンデン返しだったり…とにかくタフ な女である。ファーガン射殺時の台詞「死に際の言葉は誰も同じね」は、 サイフィル中でも名台詞中の名台詞。どんな人間も死ねば死体。なんという薄ら寒い哲学だろうか……しかし紛れもない真実である。

 どうでもいいが、ミッション7でファーガンに「研究所はどこにあるの? 言わない と、命はないわよ。十かぞえるうちに白状して」と脅しをかけておきながらいきなり十か ぞえずに撃ち殺してしまうのは、さすがにいかがなモノかと思うんですけど。

 ▼マーラ名台詞

OPムービー
 「よろこんで」
ミッション3
 「もう手遅れよ……ローガン」
ミッション6
 「わたしたちはあんたの部下じゃないわ。サイフォンフィルターのありかを教えなさいよ」
ミッション14
 「死に際の言葉は誰も同じね」
 「時間がないわ。奴らを阻止しないと全員、死ぬわよ。来て、ヘリがあるの」
 

■エリック・ローマー■
 国際テロリスト。35歳。ラスボス=最強という実に分かりやすい公式を見事 に実践して見せた無敵の悪党である。あらゆる銃弾が完全に通用しない時空障壁並の防御力と、M-79グレネードラン チャーを無差別かつ無制限に撃ちまくり、辺り一帯を焦土と化してでもローガンを抹殺しようとする男ド阿呆ぶりには、畏怖や戦慄を超えて尊敬にも似た清々しさを覚える。この男もまたローガンと同様パーフェクト超人である。頭のてっぺんから爪先まで、一挙手一投足においても骨の髄まで完全無欠な悪の化身であり、これほど悪いヤツを見るのは 映画『フェイス/オフ』キャスター・トロイ以来である。その猛烈な悪党ぶりから、彼の口にするセリフは全て「カッコよすぎて、ものすごくマネしたくなる」オーラを放ちまくっている。出番自体は少ないが、その印 象が強烈を極める理由である。さすがは梁田清之!といったところか。

 また、ミサイルで狙っている標的が誰なのかをローガンに問い質され ての一言「誰でも構わんだろう」は、 無差別テロの底知れぬ恐ろしさを如実に物語っていると言えよう。ていうか制作者の人が作中にイデオロギー的なベクトルを入れるのが面倒くさかったからだけだと思うが、これは映画でも小説でもなく「ゲーム」なのだから、その直 線的な姿勢は何よりも正しいと絶賛したい。

 とにかく最近はガキンチョがウジウジ苦悩するイタイ話ばかり持ては やされるようだが、反感を覚悟の上で敢えて申し上げたい。人としての精神的に弱い部分をチクチクつっついて感動を謳うような作品に対して果てしなく懐疑的になることは、たとえ人間が汚れ ているだの人でなしだの何だのと言われようと、そうす るのが男として正しいと信じたい、ということだ。あらゆるキレイゴトに唾を吐き、文学的/感傷的な絶望を己の拳で殴り倒して、たとえ汚泥にまみれ、誰のも のともつかぬ血で心の芯までドス黒く染まろうとも、力強く戦って、抗い、苦悩を蹴散らし生き抜いていく姿勢にこそ真実の高貴さがあると信じたい、ということだ。

 そう、つまりは、ガブリエル・ローガンエリック・ローマーのように。そんじょそこらのハンパな連中とは違う、彼らこそ真の意味でである、と小生は心の底から思うのであ る…死ぬほど迷惑な生き 様だが。

 ▼ローマー全セリフ

OPムービー
 「やつらが来る。さっさと全て燃やせ」
 「何も残すな。さあて、情報のお礼をするかな……殺せ」
ミッション10
 「このまま突き落として…機械を全て破壊しろ…! ローガン、悪いが彼女はおま えを迎えに行けない!」
 「心配するな。代わりに、俺のヘリに載せてやる」
ミッション20
 「あれは俺のアイディアだった。マーキンソンはそれを止めようとしたが遅かった。おまえ もな」
 「誰でも構わんだろう」
 「ローガンのやつ……許せん!」
 「退き時を逃したな、ローガン。あとで後悔するなよ」
 「どこにいる、ローガン…!」
 「苦しみながら死んでいく相棒を見るのは、どんな気分だ?」
 「まだ生きていたとはな」
 


▼前文▼
▼説明▼
▼操作▼
▼武器▼
▼人物▼
▼作戦▼



作戦

 いよいよ作戦に突入する。困難に立ち向かい、苦痛と怒りを恐れぬのなら―――あくまでも、死と敗北に牙を剥き続けるつもりがある のなら―――血塗られた地獄の愉悦へと足を踏み入れることを止めはしない。

「さあ来い、モンキー野郎ども! 人 間、一度は死ぬもんだ」
 

 ▼始める前に

 …繰り返しになるが、ここでする攻略は単純にゲームをクリアするための楽な方 法お手軽なコツなどを取り扱わない。リスクを回避し、なるべくダメージを受 けないような最短ルート攻略や、取得可能なアイテムの位置紹介、マップ&チャート攻略などはもってのほかである。そんなものは、個々人が血みどろの努力と苦労の末に手に入れてこそ初め て価値のある情報であり、外から与えられた攻略法で簡単に入手してしまおうなどという卑劣きわまりない行為は、『サイフォンフィルター』制作スタッフに対して、また『サ イフォンフィルター』に対して、果てしなく礼と誠意を欠く見下げ果てた行いで あると小生は全力で弾劾する。

 というよりは、あんなに小生が泣くほど苦労したってのに、それを簡単に解かれてしまったら何だか悔しい、という理由が第一だった りするのだが、まあ、それは置いておくとする。

 このゲームの難易度は高いが、決して理不尽ではない。プレイヤーに確固たる意志さえあれば、その努力と技術の積み重ねに対して、 必ず応えてくれる度量の深さがあることを小生は確信する。それを「難しいから」だとか「こんなのクリア出来るわけねーよ」などと弱音を吐き、途中で投げ出してしまうなど、真の男のすること ではない。そういう人は、好きなだけギャルゲーだのエロゲーだの、ただボタンを押してるだけでエンディングが迎えられるような軟弱ゲームで遊んでいてもらって一向に構わない。その代わり、間違っても個人的な感情から『サイフォンフィルター』の評価を不当に貶めるような発言はせぬよう肝に銘じておいて頂きたい旨は、誤解のしようがないほどに明 確にしておく。

 とにかく、以下に展開する攻略内容は、サイフィルをコンプリートクリアするためよりも、むしろクリア後に、よりサイフィル世界を 果てしなく遊び倒すための猛烈ムダ攻略であることは、繰り返し明記しておく。
 



■隠しコマンド■
 サイフィルには、いくつかの隠しコマンドが存在する。

 ▼全ムービー鑑賞
 1.ミッション1で映画館を見つけたら、扉の前でスタートを押してメニューを表示。
 2.カーソルを「サウンド」に合わせて、□+×+L2+R2+セレクト、を同時入力。
 3.すると、ゲーム中に使用されたムービーが見られる。 

 ▼武器出現&リミットオフ 
 1.「ミッションセレクト」と同様に、カーソルを「ウェポン」に合わせる。
 2.○+L1+L2+R2+セレクトを同時に押しながら、×ボタンを押す。
 3.すると、そのミッションで入手可能な全武器がジョン・ウーばりの残弾無制限で撃てるようになる。 

 ▼HARDモード
 1. タイトルで画面で、L1+L2+R2+□+○を同時に押しながらNEW STARTを選択。
 2.すると、敵テロリストの練度/戦闘力が格段に上がったHARDモードで始めることができる。 

 他、ミッションセレクトなどもあるが、これは実力で全ミッションをクリアしさえすれば誰にでもその権利が与えられるので、意図的に割愛した。そんな チートに頼らず自力でクリアしなければ、サイフィルの面白さは無意味なものでしかないと断言する。また、サイフィルには、敵テロリストの戦闘力を落としたEASYモードも存在する。ミッションセレクト同様、本来なら、通常プレイでクリアしなければ意味がな い、と言いたいところだが、しかしプレイヤーの間口を拡げる意味からも、ここに敢えて記載する。が、当然EASYでクリアした後には、通常モード、更には HARDモードへと挑戦する戦士としての気高い姿勢を心掛けてもらいたい。

 ▼EASYモード
 1.ゲーム中にSTARTを押してメニューを開く。
 2.OPTIONを、→+○+L1+R1+R2を押しながら選択する。
 3.EASYモードの開始。もう一度入力すると解除される。 
 

■みなごろしアティテュード■
 サイフィルにおいて登場する敵テロリストは基本的に一人残らず片っ端から皆殺しにして構わない設 定となっている。というよりは、このゲーム冗談ヌキに殺らなきゃ殺られるの で、実際、多くのローガンが、ゲームをクリアすることよりも、むしろ目の前のテロリストを皆殺しにするために血道を上げることだろう。しかし思い出してみて欲し い。というよりは、小生自身も忘れていたことなのだが、このゲームは「必要最低限のテロリストを殺しさえす ればクリア可能なゲーム」なのである、ということを。たとえばミッション1なら、

 1.銀行で爆弾処理中のCBDCを襲うテロリストたち
 2.パベル・クラビッチ
 3.ふたつめの爆弾の近くにいるテロリスト

 さえ片づければ、あとのテロリストたちは、何も皆殺しにする必要など、どこにも無いのである。

 ということは、つまり必要最低限以上は「不殺(ころさず)」プレイというような、超難度の遊び方もアリ、ということになるだろう。いか に殺傷数を少なく抑えることができるか、これはまさに、ただでさえストイック極まりないサイフィルの、さらにストイックを極める男の中の男だけに許された ハイパー攻略法であると言えるだろう。

 ……いや、勿論そんな面倒くせえ真似、俺は頼まれたって絶対やりたくねえけど。キルゼモー。
 

■CBDC激怒■
 小ネタ。

 ミッション1で、テロリストに撃ち殺されたCBDC隊員の死体を攻撃すると、なんと同僚の隊員が烈火のように怒りまくってローガンに向けて発砲してくるのである(!) …ま、そりゃ怒るよな。全く、こーんなゲーム的には何の意味もない、よほど暇な奴しか気づか ないようなプログラムを組んでくれてる心意気…こういう無駄な部分に手の込んだ冗談を仕込んでくれるアティテュード、改めて惚れ直さざるを得ない。イ カスぜ。
 

■突撃!機動歩兵プレイ■
 ポール・バーホーベン監督映画『スターシップトルーパーズ』を、 もちろん御覧になった方もおられるだろう。主人公であるジョニー・リコは、機動歩兵として戦場を駆け、生死の淵で彼なりの真実を見出す。いや、そんなタテ マエは実際どうでもいいのだ。バーホーベンは兎に角、ひたすら人間がゴミのようにボロクズのように死 んで死んで死にまくる凄惨きわまりない悪夢のような戦場を、ただ単純に猛烈に 不道徳で不謹慎なギャグとして描くことに成功した。これはものすごく素晴らし いことである、と小生は絶賛する。戦場を支配する神は、ただ一つ【暴力】のみ。これほどまでに根源的で純粋で美しい映画を小生は他に……いや、たく さん視てきたな。まあいいか。

 話を戻す。つまり、まるでこのジョニー・リコばりに、といってもを相手にという訳にはいかないが、それでも次から次へと絶え間なく襲い来る敵という敵を殺して殺して殺しまくり、もちろん自分自身も生死ギリギリの緊張最大限ゾーンでのみ生存を許さ れる極限の地獄に近い状態 を、サイフィルにおいても疑似体験することが出来るのである。それが【ミッション8 Rhoemer's Base 】だ。

 このミッションは本来、潜入ミッションである。敵に発見されないよう、慎重に慎重をかさねて隠密行動に徹するのが本来のクリア法 だが、サイフィルの自由度は、それすらもプレイヤーに規制しない。ミッションが開始されたら、即座に 武器を無制限にチートして、コンバットショットガンを構え、敵兵に突撃する。これだけで誰もがジョニー・リコになれるのである。

 しかし、それは決してゴリ押しのチカラ技では踏破できない。 敵の出現位置を覚え、自らの置かれた状況を完璧に把握し、最良の攻略コースを考え、ローガンの能力を知り尽くし、武器の性能を信頼し、そして運にも味方さ れなければ、たとえ超人的A級エージェントといえど敵兵たちの圧倒的戦力の前 に崩れ去るのが道理である。闘って、殺し、突き進む。自らが死なないためには、それ以外の選 択肢は、ない。また、途中チェックポイントからのコンティニューで復活、などという行為も同様に論外である。その程度の誇りしか持ち合わせない者に、この男の機動歩兵プレイは相応しくない。そして、これをノーコンティニューでクリアしたとき、その プレイヤーには燦然と輝く「超ローガン」の 称号が、なんとなくどこからともなく授けられたりされなかったりしたりしなかったりするような気がしないでもない、とか何とか親戚のおじさんが言っていた ような気がする。たぶん。

 実際、この機動歩兵プレイは、脳汁が耳から垂れ流しになるほど猛烈に面白いの で、一度はノーコンティニューでクリアすべく死力を尽くしてみるといいだろう……なにッ、こんなの 難しくて絶対クリアできねえよフザけんな、だと? じゃ あ、俺は一体なんなんだよ! もう10回以上は確実にノーコンティニューでクリアしてるっつーの! 甘ったれんな! 根性みせろ!
 

■リアンの覚悟■
 小ネタ2。

 ミッション10 Base Towerの冒頭で、 ローマーによってリアンは敵の手に落ちてしまう。この時点でローガンはリアンと通信が途絶え、マーキンソンに対し「リアンが…殺られました!など と確認してもいない不明瞭な報告をしたりする慌てんぼさんな一面を見せるが、さて、それではミッショ ン11 Base Escapeにおいて、おもむろに燃料タンクへ向けて発砲し てみよう。ちゅいん、ちゅいーん。

「ゲイブ、撃つのをやめて! タンクに引火 したら、何もかも吹っ飛ぶわよ!」

 ……???

 リ、リアン? さっきローマーに捕まったんじゃなかったのか? それとも、たとえ敵に拘束されていようとも、俺がヤケになって爆 死するのは耐えられないというのか? な、なんて女だ…!

 ローマーにとっつかまりながらも、決死の覚悟で敵の手から無線機をひったくってローガンに危険を伝えてくれる…リアンさん は、そんな人です。多分このあと、ローマーにカラシニコフのストックで横なぎに思いっきりブン殴られて ますよ彼女。で、ローマーが襟を直しながら「ふん、大した女だ… ますます気に入ったぜ」と か言って。そんでリアンさんも、唇から流れる血を手の甲で拭いながら「あんたは最低のクソ野郎よ…!」と か言い返したり。ええ、そうです。だからコレは、決してスタッフ側の見落としだとかバグだとかでは全然ないのです。そういうドラマがあるんです。絶対です。
 

■It's ONLY Rock'n'Roll■
 最もオーソドックスなチャレンジプレイのひとつが、この「ONLYプレイ」である、といえ るだろう。たとえば、小生などはショットガンONLYで全ミッションをクリア できはしないかと考えてみた。

 ……2秒後に絶対ムリだと悟った。

 どう考えてもショットガンだけではミッション6,8,14,20などをクリアすることは出来ないし、それ以外のミッションでも多 くの場合、敵テロリストの数と残弾が釣り合わないことになる。仮にチートコマンドで装弾数無制限にして、どうしてもクリア不能な地点でのみショットガン以 外の使用を許したとして、それは果たしてONLYプレイと呼べるのか、となれば、小生の真なる目的は「ク リアすること」ではなく「己の誇りを試すこと」にこそ あるのだから、そうした時点で少なくとも、ONLYプレイの高潔なる精神に反し、誇りを汚すことを意味してしまう、ということになる。

 しかし、そんなものは所詮、苦痛を耐え抜く自信のない腰抜けが口にする詭弁に過ぎないことを、少なくとも小生は知っているつもりでいる。理屈で考 える前に、情熱で行動してしまう大馬鹿野郎…それが真の男であると確信する小生は、敢え て修羅の道たるショットガンONLYプレイという地獄のフタを、いっそカマご と猛烈に叩き割って粉々にブチ砕く決意を、激しく胸に宿すことにした。

 無理は承知の上。だが、しかし「それで も、やる」―――…「それでも」は、男 の言葉である。

 挑戦は、今もなお続いている。これはFFやドラクエの早解きに代表されるような、何らかのステータスのために挑んでいるわけでは ない。サイフィルをショットガンのみでクリアしたからといって、何がスゴイとかカッコイイとか、そんなレベルの話では、ないのだ。

 この『サイフォンフィルター』という最高のゲームをくれた制作者たちの、熱き想い に応えるために。
 他の何物をも振りきり、ただ純粋に己の誇りと向き合い、打ち克って踏み越えるために。
 他人の評価ではない、自分で納得できる、自分がカッコイイと思える自分のために。

 願わくば、小生ような大馬鹿野郎が、小生の他にも増えることがあれ ばいい。ユーザーの裾野が広がるとか、ゲーム 浸透率の高年齢化とか、他メディアとの同期キャンペーン展開とか、そんなクソ くだらねえ理屈なんかよりも、要は一個のゲームに「ドはまり」出 来るアツい野郎どもが今後とも増え続けていくことこそが、明日のゲーム業界を 健全化させる最良唯一の方向性だ、と小生は信じたい。そして勿論、そんな理屈をプレイヤーが考える必要は一切ない。

 制作者はアツいゲームを作り、我々プレイ ヤーは、ひたすらアツく遊び倒す。

 本来、それだけで十分なのではないだろうか。
 

 ……だから、いつまでも「萌え〜」とか言ってんじゃねえよ! 闘え! 闘って死ね!


■死闘は終わらない■
 これ以外にも様々な攻略法=遊び倒し法が無数に存在する、というのは、少しでもサイフィルに触れたことのある人ならば理解されるだろう。しかし、あえて 小生の攻略はここまでにとどめたい。別に書くのが面倒くさくなったとか、いちいち攻略すんの大変だし、やってらんねえとか、そういう本心がある訳では、全くない。本当にない。 それは、ここまで読んでくれた程のサイフィル愛に満ちた読者諸兄らと同様、ここまで書きまくってきた小生の情熱の深さから推し量って頂ければ幸いである。 それら無数の攻略法は、各自が応用で見出していってもらいたい。それこそが諸兄ら各々が真の意味でサイフィ ルを愛する、ということになると思うからだ。
 

 さて小生がサイフィルを購入し、遊び倒し、それが乗じて、ここまでの、ハッキリ言って我ながらちょっと尋常でない情熱の暴走っぷり絶頂のアーティクルを作成してしまったことから、いくつか 感じたことがある。

 たとえばサイフィルが『メタルギアソリッド』とよく 比較される点の、最も重要なエレメントの一つがコレだが、メッセージ性の高い作品ならば人生やら何やらを学 ぶことが出来るなどというエクスキューズは、所詮はゲーム愛好者のためではなく、その外側、何 かにつけてゲームなんてバーチャルな遊びはダメだダメだ!と批判したがるオールド世代に対してのタテマエでしかないと思われるのである。

 そんな連中に媚びを売る必要は、敢えて言わせてもらうが全くない。 そんなものは、自称ゲームクリエイターらが自らの社会的地位を上げしめようとする個人的な謀略に 過ぎないことを小生は確信する。他の連中はどうだか知らないが、少なくとも小生のようなヒネたゲーム愛好者は、泣けるゲームなど求めていない。ひたすらに遊んで面白い ゲームだけを求めるのである。地球環境がどうしたの核兵器論がどうしたのと、そんな理屈は、快適なゲームプレイを妨げる独り善がりな演技に 過ぎず、単純に邪魔でしかない。当サイト食い散らかし劇場の方でも叫ばせてもらったが、敢えてもう一度、この場でも声高に叫ば せて頂きた い。

ゲームでストーリーを語るな!
ゲームでは、ゲームを語れ!

 …もちろん一方で「ゲームの表現方法は自由だ。すべてが許されている」と する考えもあるだろう。それは確かに正しい。一部のギャルゲーやらエロゲーやらが、そのストーリー性の高さにおいて類い希な好評価を受けていることも容認 しよう。ゲームというものの在り方を一概に規定するようなことは、ゲームの可能性を狭めることでしかなく、 それは小生のようなヒネたゲーム愛好家にとっても、将来的に不幸な結果を招くに違いない論理だろう

 だが、それはそれ、これはこれで ある。そうしたストーリーやら芸術性やらを重視するゲームと、我々が求めるような生粋の娯楽的ゲームと、住み分けてもらえば何の不満もないのである。にもかかわらずゲームの商品としての側面にばかり気を取られ、あるいは制作者の独善的エゴから、本来ならゲームのみで楽しむべ きところに無理矢理とってつけたようなストーリーやらキャラクターやらをブチ込むのは何として もヤメにして頂きたいのだ。サイフィルのような、我々が愛する類の、真にソ リッド極まりないゲームたちを、この世から駆逐しないで頂きたいのだ。世の中には、ゲームにおけるストーリーに「シチュエーションの用意だて」以上の意味を必要としないようなどうしようもないろ くでなし共も、確かに実在するのだから。


■最後に■
 …サイフィルについて言いたいことは、まだまだ山程あるが、この辺で取 り敢えずの完了をみたいと思う。我ながらファイルサイズが100KBを超過するテキストを 書いたのは久しぶりであり、これ以上冗長にしても書き手も読み手もダレてしまうだろうからだ。それは本意とするところではない。

 このサイフォンフィルター」は、 厳密には、攻略記事と呼べるものではないかも知れない。事実、攻略らしい攻略は、じつはほと んどしていない。しかし小生は、幾多の他のサイフィル攻略サイトのアーティクルなどを渡り読んできて、どうしても、こう思わずにはいられなかったのである ―――

 「つ、つまんねえ!」 と。

 読んで面白くなければ、アーティクルとして意味がない。対象ゲームを「やり こむこと」そして「面白い記事を書く」ということが、 小生なりの情熱の表現方法であり、

「このゲームは一人の男にそこまでさせるだけのエネルギーを秘めているという のか!」

 ということを読者に知らしめる意味から、小生は、このサイフォンフィルター」に着手 することにした。ただ事務的に攻略するだけでは、芸がない。もっとスピリチュアルな部分を深く掘り下げていくような熱いアプローチのアーティクルが、たま にはあってもいいのではないか。そう思ったのである。それが成功かどうかは、今、このHTMLを手に取り、ここまで読み進めてきた諸兄らの判断に委ねられ ている。

 とにかく、サイフィルを愛する全ての男たちのた めに、そして、いるかどうかは知らないが同じくサイフィルを愛する全ての硬派な女たちのためだけに、このHTMLは存在している。

 ―――悩むな。迷うな。闘え。

 それが小生の手に入れた答えであり、問いかけだ。
 読者諸兄らは果たして、悩まず、迷わず、最後の一秒まで闘い抜くことが出来るだろうか。
 

「…すべては、闇の中だ」
 

 ってオイ! ローガンてめえ、そんなエンディングでイイと思ってんのかよ! 事件解決してねえじゃん! ちゃんと最後まで収拾し ろよ! あっ、コラちょっと待て、もうスタッフロールに入っちゃうの? え、えええーっ!?
 

 …といったようなカンジでテキトーに終わる。
 

 参考文献:『銃器使用マニュアル  GUN!』
カヅキ・オオツカ著
データハウス刊


■ミッション1■ Georgia Street,Washington,D.C.

 ▼クリア条件
 1.銀行でウィルス爆弾を処理中のCBDCを援護する
 2.地下鉄エレベーターのセキュリティを解除する
 3.パベル・クラビッチを殺す
 4.コンピュータ端末を破壊する
 5.地下鉄に仕掛けられた二つの爆弾を発見する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.落下による激突死
 4.地下鉄に轢殺される
 5.CBDC隊員を死なせる
 6.ウィルスに感染する

 ▼備考
 この程度のミッションに難儀するようでは先が思いやられる。
 速攻でクリアすべし。
 

■ミッション2■ Destroyed Subway

 ▼クリア条件
 1.C4爆弾を入手する
 2.ガスの本管を操作し、停止させる
 3.C4爆弾を地下鉄出入り口に設置する
 4.爆弾処理中のCBDCを援護する
 5.脱出する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.落下による激突死
 4.CBDC隊員を死なせる
 5.ウイルスに感染する

 ▼備考
 C4爆弾の取り忘れに注意。
 

■ミッション3■ Main Subway Line

 ▼クリア条件
 1.マーラ・アラモフを追跡し、仕留める

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.グレネード兵器の使用
 3.地下鉄に轢殺される

 ▼備考
 10秒以内にクリアする心構えで。
 

■ミッション4■ Washington Park

 ▼クリア条件
 1.公園内に仕掛けられた四つのウィルス爆弾を時間内に発見、処理する
 2.爆弾処理中のCBDCを援護する
 3.テニスコートで捕虜になっているCBDCを救出する
 4.テロリストの通信機とアンテナを発見し、逆操作する
 5.ポルフェ・マルコスを発見し、殺す
 6.リンカーン・メモリアルへ

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.落下による激突死
 4.CBDC隊員を死なせる
 5.ウィルスに感染する
 6.操作する前にアンテナ、通信機を破壊する
 7.制限時間を超過する

 ▼備考
 多くの要素が盛り込まれた序盤のヤマ場。
 バランス的にも丁度いい手応えで、小生の最も好むミッションでもある。
 特にショットガンONLYプレイが絶妙のバランスで遊べるので、オススメ。
 

■ミッション5■ Freedom Memorial

 ▼クリア条件
 1.アントン・ギルドーを倒す

 ▼ゲームオーバー条件
 1.焼死する
 2.グレネード兵器の使用
 3.ウィルスに感染する

 ▼備考
 中央の台上から落ちたら負けのデスマッチルールなど、創意工夫次第で色々な遊び方が可能。
 ギルドーのイッちゃってるセリフまわしに酔え。
 

■ミッション6■ Expo Center Reception

 ▼クリア条件
 1.警備員に発見されずにファーガンを尾行する
 2.エドワード・ベントンを殺す
 3.各種カードキーを入手する
 4.セキュリティルームへ

 ▼ゲームオーバー条件
 1.警備員に発見される
 2.警備員に射殺される
 3.ファーガンに気付かれる
 4.ファーガンを殺す
 5.落下による激突死

 ▼備考
 対ベントン戦は、オート照準ONLYで闘うと猛烈に燃えるのでオススメ。
 ただでさえキツイのに、あえて自らを不利な状況に追い込んでこそのサイフィルである。
 

■ミッション7■ Expo Center Dinorama

 ▼クリア条件
 1.天窓を破ってロビーへ
 2.カードキーを入手する
 3.マーラのクルツを撃つ
 4.マーラを捕らえる

 ▼ゲームオーバー条件
 1.警備員に射殺される
 2.マーラを殺す
 3.ファーガンを殺す
 4.落下による激突死

 ▼備考
 ガラスを挟んで平行に走りながら撃ち合えば、気分はハードターゲット。
 当然アーノルド・ヴォスルーばりに「ブドロー、ブドロー、ブドロー…会いたかったぜ」と言うのを忘れずに。
 

■ミッション8■ Rhoemer's Base

 ▼クリア条件
 1.基地内の五つの燃料タンクに、それぞれC4爆弾を設置する
 2.ウラジスラフ・ガブレクを殺す
 3.ガブレクの持っているカードキーを入手する
 4.ミサイル格納庫へ

 ▼ゲームオーバー条件
 1.兵士に射殺される
 2.爆死する
 3.燃料タンクを爆破する
 4.神経ガスを吸引する

 ▼備考
 男の機動歩兵プレイも燃えるが、最後まで誰にも発見されずにクリアする難易度も、じつは結構なもの。
 特にバンカー入り口の手前、トラックの隣にいる二人の兵士は難物である。創意工夫せよ。
 

■ミッション9■ Base Bunker

 ▼クリア条件
 1.赤外線レーザーを停止させる
 2.格納庫内に十本あるSS−23ミサイルを全て解除する
 3.エレベーターで通信塔へ

 ▼ゲームオーバー条件
 1.兵士に射殺される
 2.爆死する
 3.赤外線レーザーに触れる
 4.ミサイルを爆破する
 5.神経ガスを吸引する

 ▼備考
 エレベーター手前の部屋でコンピュータにアクセスすると、武器弾薬庫に入れる。
 …どうでもいいが、弾薬庫で銃撃戦するのは本当なら控えた方がイイと思う。手榴弾は特に。
 

■ミッション10■ Base Tower

 ▼クリア条件
 1.戦闘ヘリを撃墜する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.機銃で射殺される
 2.兵士に射殺される
 3.神経ガスを吸引する
 4.爆死する

 ▼備考
 コンバットショットガンが30発あれば、ホーカムを墜とすことは不可能ではない。
 それは小生がすでに実証済みである。我こそはと思う者は挑戦の価値あり。
 

■ミッション11■ Base Escape

 ▼クリア条件
 1.3分以内に基地から脱出する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.兵士に射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.神経ガスを吸引する
 4.制限時間を超過する

 ▼備考
 ある地点でショートカット可能。
 

■ミッション12■ Rhoemer's Stronghold

 ▼クリア条件
 1.ローマーの研究員を10人すべて抹殺する
 2.被験者6人にウィルス抗体を投与する
 3.各種カードキーを入手する
 4.カタコンベ=地下墓地への進入経路を探る

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.落下による激突死
 3.爆死する
 4.神経ガスを吸引する
 5.被験者を死なせる

 ▼備考
 建築の構造が複雑だが、慣れるしかない。
 僧服を着たテロリストをステンドグラスとともに撃ち抜く快感は、銃撃マニア冥利に尽きる瞬間である。
 

■ミッション13■ Stronghold Lower Level

 ▼クリア条件
 1.ローマーの研究員を9人すべて抹殺する
 2.被験者4人にウィルス抗体を投与する
 3.各種カードキーを入手する
 4.カタコンベへ侵入する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.落下による激突死
 3.爆死する
 4.神経ガスを吸引する
 5.被験者を死なせる

 ▼備考
 やたら長いミッションだが、そのぶん創意工夫し甲斐がある。
 カタコンベ入り口手前では、ショットガンONLYバトルが熱い。
 

■ミッション14■ Stronghold Catacombs

 ▼クリア条件
 1.警備に発見されずに研究員を尾行し、ファーガンの独房を開けさせる
 2.ジョナサン・ファーガンにリアン・シンの独房を案内させる
 3.囚われているリアンを救出する
 4.カタコンベから脱出する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに発見される
 2.テロリストに射殺される
 3.ファーガンを死なせる
 4.リアンを死なせる
 5.爆死する
 6.神経ガスを吸引する

 ▼備考
 リアンさんは45口径なので、やはりここではショットガンを装備すべきだろう。
 二人でコンビを組む場合の銃撃戦では片方はショットガンに限るというのは、ほとんど常識である。
 そんで「危ないところだったな」「余計な真似しやがって」とか、そういうの。マイアミ・バイスみたいな。
 

■ミッション15■ PHARCOM Warehouses

 ▼クリア条件
 1.リチャード・エリクソンを発見する
 2.ウィルス運搬用に処理された三つの死体を発見する
 3.電流フェンスへの送電を停止する
 4.76番倉庫を探す

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死する
 3.落下による激突死
 4.電流フェンスに触れる

 ▼備考
 ファーガンの兵士とローマーの兵士が互いに殺し合っているので、うまく利用すべし。
 

■ミッション16■ PHARCOM Elite Guards

 ▼クリア条件
 1.ウィルス運搬用に処理された三つの死体を発見する
 2.76番倉庫へ

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死する
 3.落下による激突死

 ▼備考
 ある地点でショートカット可能。
 

■ミッション17■ Warehouse 76

 ▼クリア条件
 1.15分以内にエレベーターを探しだし、脱出する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.落下による激突死

 ▼備考
 エレベーター手前の部屋の炎は、前転で火を消しながら突っ込んでも踏破可能。
 自ら死地へと邁進せよ。
 

■ミッション18■ Silo access Tunnel

 ▼クリア条件
 1.エレベーターに電源を入れ、駆動させる
 2.発電器をショートさせる

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死する
 3.レーザーゲートに触れる
 3.落盤に巻き込まれる

 ▼備考
 安易にグレネード兵器に頼るべからず。それは自力ではない。威力で殺すな、ウデで殺せ。
 

■ミッション19■ Tunnel Blackout

 ▼クリア条件
 1.ミサイルサイロへ侵入する

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死あるいは焼死する
 3.落下による激突死

 ▼備考
 最初の地下潜行部では、ショートカット地点あり。
 

■ミッション20■ Missile Silo

 ▼クリア条件
 1.制限時間内に、弾道ミサイルR−9デベヤッカ本体の自爆装置をセットする
 2.カードキーを入手する
 3.制限時間内に、R−9デベヤッカを大気圏外で自爆させるようセットする
 4.エリック・ローマーを殺す

 ▼ゲームオーバー条件
 1.テロリストに射殺される
 2.爆死する
 3.落下による激突死
 4.R−9デベヤッカを、自爆セットする前に発射させる
 5.R−9デベヤッカの発射炎に巻き込まれる
 6.大気圏外自爆セットの制限時間3分を超過する
 7.神経ガスを吸引する

 ▼備考
 最終ミッションくらい自力でクリアしろ。甘ったれんな。
 



▼おまけ。オープニングのスクリプトを記載する。我ながら、もう何度このムービーを視たことか…。ああ畜生、やっぱり俺、サイフォンフィルター大好き だ。あらゆる点でカッコよすぎて、もう笑うしかねえもんな。最高だぜ。

 コスタリカ
 カリブの熱帯雨林

ローマー「やつらが来る。さっさと全て燃やせ」
部下「血清もですか?」
「何も残すな。さあて、情報のお礼をするかな……殺せ」
マーラ「よろこんで」

ローガン「エリスによれば、この辺りなんだが」
(銃声)
リアン「あっちよ」

「エリスが殺られた…! リアン、そっちに何か手がかりは?」
「これ、何かしら? とにかく作っていたのは、麻薬ではなさそうね」
「先手を打たれるとはな…」
「次はどうする?」
「細菌兵器を使わせる訳にはいかない…急がなければ」

 ワシントンDC
 情報局

局員「ローガンの報告書です」
マーキンソン「人員を補強しろ。何としてもローマーを探し出すんだ」
局員「分かりました」

「ローガンは優秀な諜報員だが、君はどう思う」
?「見させてもらいましょう……彼に、何が出来るのか」

 ネパール
 シェルバ村

「WHOの情報は正しかったな。周囲100マイルに生存者はナシだ」
「待って! 彼はまだ生きてるわ」
「…これで全滅か」
「そのようね…」
 


サイフォンフィル ター
〜空前絶後!対テロ殺害デスマッチ〜
DATE:02/04/07(Sun) WRITING and EDITING:Johnnie the Fire

BELONGING:[ Committee for Eating 3 Owans of MESHI with Gal games ]