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●木の生命力に触れる
千年杉があるように木には人間の数倍から十数倍もの寿命があります。大きな木の幹に手を触れてみてください。人間が自然の中で如何にちっぽけな存在であるかをひしひしと感じることができます。
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●木には体温が
石や金属は無機物ですから手で触れても温かみを感じることがありません。
しかし、有機物である木には温かみがあります。見ても、触れても温かさと人間への優しさを共に感触できます。特に日本人には木造の家に安らぎを覚えるように、石の彫刻よりも木の彫刻に親しみを感じるのではないでしょうか。
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●木の香り
線香には香木が使われます。白檀はいつまでも香りを放ち続けます。檜には檜の、楠には楠の香りがあり何れも私達の心に安らぎを与え、高ぶった気持ちを鎮めてくれます。森林浴の効用も木の持つはかりしれない自然の力を示すものでしょう。
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●材木から仏を迎える喜び
廃材からも高価な彫刻用材木からも気持ちを込めて鑿を打ち、彫刻刀で彫ればそこに御仏のお姿を迎えることができます。これは仏像彫刻の醍醐味です。”一人一仏”あなたにも出来ます。
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●木彫の作品には特別な愛着が
1〜2尺(30〜60cm)位の仏像に取り組むと完成までに早くて6カ月、通常1年はかかります。これはサラリーマンの趣味の範囲での創作活動だからですが、それにしても大変な時間がかかる趣味なのです。写真とか書道とかいろんな創作活動がありますがとにかく木彫は時間がかかります。それだけに出来上がった作品への愛着は格別なのです。
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●同じ材料でのやり直しができない緊張感
粘土を使った彫像や陶芸では削ったり、付け足したりできますが木彫はそれができません。まさに一発勝負なのです。ここに他では体験できない緊張感が創作過程で体感できるのです。
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●運動不足の解消
2尺位の立像を彫ろうとすると木取り、粗彫り段階ではかなりな力仕事になります。材料の運搬、鋸、鑿、木槌の操作。刃物の手入れとかなりのエネルギーが必要です。
創作活動の肥やしにと各地の名刹、博物館、美術館、図書館めぐりなど、やる気に比例して活動範囲は広まり、運動不足は解消されます。とは言いながらダイエットに気をつかう今日この頃なのです。
●木工
木彫に必要な道具は木工のための道具でもあり、日曜大工の楽しみにも展開できます。
●作品は1000年以上の保存可能
日本には1000年以上前に制作された仏像が数多く残っております。特別な保管をするでもなく寺院に安置されているだけです。木彫りの作品は子々孫々まで伝えることが出来ます。
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