「25th Anniversary Concert & Early Rare Tracks」

MUSEA FGBG 4828.AR / POSEIDON PRF-053 (2009) 

1.ライン 〜 ラインU Line - Line U
2.ドラムス・ソロ 〜 スルー・マイ・ハート
Drums Solo - Through My Heart
3.囲いを見た日
The Slough Of Despond
4.地球にて 〜 ガリアード
On The Earth - Gaillarde
5.祭典
La Festa
6.トッカータ
Toccata
7.幻想的風景画
Illusional Landscape
8.今宵来りて
Knights In The Night
9.童夢
Views Of My Childhood

6th 表ジャケット  6th 裏ジャケット


『Garden Shed』


 88年、メイド・イン・ジャパン・レコードからデビューしたミダス。ページェントや夢幻らと共に関西ジャップス・プログレを代表するバンドのひとつ。通算6作目となる09年新作は、昨年10月に地元大阪で行われたデビュー20周年記念ライヴから5曲(メドレーになっているので実際は8曲)と、1st以前の83年〜87年の未発表ライヴ音源を4曲収録。エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーしたシンフォニック・サウンドでヨーロピアンかつ構築的に聴かせるインスト・パートと、叙情豊かに聴かせるパートが実にバランスよく配置されている。このライヴでは「囲いを見た日」など懐かしい曲も演奏され、また、4曲目では中嶋一晃もゲスト参加。


『disk ユニオン新宿プログレッシヴロック館』


 右遠英悟氏(vo/g)、三島克章氏(b)を中心に'82年に結成されたベテランJapanese Symphonic Rockバンド、結成25周年記念公演音源とデビュー作発表前の未発表Live音源から編纂された'09年Liveコンピ盤が登場!"Side A"と題され前半は、中島一晃氏(g:浪漫座/Go To HongKong)をゲストに迎えた'08年10月大阪:Brand New公演から五曲を、"Side B"と題された後半は'83〜'87年までの大阪/東京公演音源から選曲された四曲を収録。80年代欧州系バンドに通じるClassical/Symphonic志向と日本人ならではの感性を融合させたサウンド、vlnをメインにした独創性等このバンドならではの魅力がLiveでもたっぷり堪能できる内容。長い活動暦を反映した完成度の高いアンサンブルと白熱の演奏を披露する安定した'08年Live音源、荒削りながらも後の姿が既に垣間見える発掘音源、共に聴き応え十分な一枚です。レコードのトレース・ノイズまで入れた、本作のコンセプトに対するこだわりぶりも“らしい”ファン必聴の一枚です。アナログ盤仕様デフ・ジャケット・ブックレット(擬似/アナログ盤は未存在)を封入。


『音楽ライター:宮坂聖一(E.R.プレス Vol.42)』


 Made In Japan Recordsからデビュー、気が付けばもう25周年(初ライヴの83年から数えて)だそうだ。本作は昨年10月に行われたー25周年記念ライヴ・テイクを5曲。それに初期の未発表曲を4曲収録している。唯一のオリジナル・メンバー右遠英悟のヴァイオリンとリード・ヴォーカルを中心に、基本的にギターレスで、インスト・パートは非常に魅力的だ。良くも悪くもヴォーカルが好みを分けるところか。レア・トラックはカセット生録音によるもので、バッハの“トッカータ”のアレンジとオリジナル3曲を演奏しており、初期のころからオリジナリティのあるサウンドの確立に傾注していたことを示す。