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STAR WINGS スターウイングス

概要 システム 自機 ポイント 感想


OUTLINE 概要
 メーカー SEMICOM
 ジャンル 縦画面・縦スクロールSTG
 発売日 未定(ロケテスト中)
 使用基板 不明

(C) 2003 SEMICOM All Right Reserved
Web site (http://www.semicom.com)

 韓国SEMICOM社が製作した縦スクロールSTG。
攻撃方法が異なる数種の自機、高速弾を中心とした敵の攻撃、2段階に変形するボス等、 あらゆる面で彩京のストライカーズシリーズを意識した内容となっています。
例えて言うなら、『ぬるま湯ストライカーズ1999』。
難易度的には、初見で見切れる攻撃が殆どで、ある程度STG慣れした人なら一周クリアは簡単だと思われます。
その為、上級者がやるには物足りない部分があるかも知れませんが、逆に言えば、それほどSTGに自身が無い人でも楽しめる難易度とも言えるでしょう。
ケツイや大往生の高難易度に辟易しているまったり派シューターや、最近すっかり新作が出なくなって『どんなのでも良いから、彩京っぽいSTGを!』という彩京STG欠乏症方にはオススメかも知れません(?)。

なお、このSTGは2001年に同社から発売されたSTG『Wivern Wings』に多くの面で酷似しており、続編と言うよりは、 『Wivern Wings』にいくつかの調整(使用ボタン数を3個から2個に減らす 等)を加えた再調整版だと思われます。
実際、ネームエントリーはワイバーンそのまんまみたいです(汗)。

去年の終わり頃から、散発的にロケテストが行われているようです。
この記事は、2月初旬のバージョンを見て書かれたものです。
当然ながら、これから調整で色々変わっていく可能性もあるわけなので、注意。


SYSTEM システム
・自機の攻撃方法

操作方法は1レバー 2ボタン。
ボタンの組み合わせで、後述の攻撃を使い分けることが出来ます。

BASIC SHOT
Aボタンでベーシックショット発射。
ショットはフルオートになっており、弾切れ無しの等速発射(斑鳩と同じ)。
Pアイテムを回収することで、最大5段階までパワーUP可能。
パワーUP3段階目からは、サブショットも発射されます。
こちらは画面内の最大発射数が決められているため、弾切れあり。
ショット・サブショット共に、各機体毎に攻撃範囲・威力等が異なります。

SPECIAL WEAPON
Aボタンをしばらく押しっぱなしにする事によりスペシャルウェポンを使用可能。
無敵時間はありませんが、強力な攻撃をする事が出来ます。
スペシャルウェポンを使用するには敵を倒してゲージを溜める必要があり、 ゲージが溜まると、スペシャルウェポンが1発ストックされます(最大9発?)。
Uアイテムを回収することで、最大3段階までパワーUP可能。
各機体毎に攻撃範囲・威力等が異なります。
ちなみに、スペシャルウェポン使用には、かなり長い間溜め時間が必要なので注意(溜め中にもショットは発射されます)。

DEFENSE
Bボタンでディフェンス。
各機体毎に性質は異なりますが、基本的には、自機の周りに敵弾を消すバリアを一定時間張る事が出来ます。
バリア自体の攻撃力は微弱。
ディフェンスを使用するためには、Bアイテムのストックが必要です。
Bアイテムを回収することで、ストックを増やすことが出来ます(最大9個?)
きちんとAボタンを離してからBボタンを押さないと、後述のファイナルインパクトに化けてしまうので、 使い分けをする場合には注意。

FINAL IMPACT
AボタンBボタン同時押しでファイナルインパクト。
各機体共通の攻撃方法で、一定時間画面全体に強力な攻撃を行う事ができ、 実質上、他のSTGにおけるボムの働きをします。
但し、スペシャルウェポンとBアイテムのストックを各1個ずつ必要とします。


・アイテム一覧

Pアイテム
 ショットパワーがパワーUP。続けて4つ取れば最強状態。
 最強時に取ると2000点。

Uアイテム
 スペシャルウェポンがパワーUP。続けて2つ取れば最強状態。
 最強時に取ると5000点。

Sアイテム
 ミス時に登場。スペシャルウェポンのストックが1発分増える。

Bアイテム
 バリアのストックが1発分増える。

得点アイテム(小)
 薬莢型のアイテムで、取得すると100点追加。
 中型の敵を倒すと出現し、真下に落ちていきます。

得点アイテム(大)
 大型の薬莢型アイテムで、取得すると500点追加。
 中型の敵を倒すと出現し、真下に落ちていきます。


・その他システム

・全7ステージ。ランダム面は無し。

・7面クリア後にエンディングがあり、その後2周目に突入。
 2周目は、弾数が増え、弾速も早くなるなど敵の攻撃が激化。
 但し、撃ち返し弾は無し。

・50万点で1UP。普通に進んでいれば、
 およそ4面クリア時か5面序盤あたりで増える。

・敵に接触すると、ショットパワーが一段階ダウン。
 スペシャルウェポンのパワーは落ちず。

・敵弾に接触すると1ミス。アイテムをばらまきます。

・自機のショットパワーが弱い時にはアイテムキャリアーが出現。


FIGHTERS 自機
自機はデフォルト4機+隠し機体1機の計5機。
自機セレクト画面で向かって左側から順に紹介します。
一番右側はルーレット。
ここでスタートボタンを押すと・・・

機体毎に明確な個性がありますが、ゲーム自体がそれほど難しいものではないので、 機体による有利・不利はそれほど感じません。
自機は自分で使いやすいと思ったものを選ぶのが良いでしょう。

また、SEMICOMのウェブサイトに『Wivern Wings』の紹介ページがあるので、それも参考にすると良いでしょう。


Stingrey
POWER ■■■■■■■■■
SPEED ■■■■■■■■■■■
BOMB ■■■■■■■■■■
SPECIAL ■■■■■■■■■

SHOT / SUB SHOT
ショットは前方集中型。
サブショットはホーミングミサイル。
ホーミングミサイルは雑魚に優位なものの、破壊力の低さは難点。

SPECIAL WEAPON
Aボタン押しっぱなしで待機状態に、離すと発動。
しばらくの間前方広範囲に小型爆弾を乱射。
攻撃範囲が広い反面、威力は低め。

DEFENSE
自機の周囲に一定時間敵弾を無効化するバリアを展開。


・バランスの取れたオールラウンド型機体。
 ホーミングミサイルは雑魚に対して安心感があり、
 自機のスピードも充分で扱いやすい。
 その反面、決定的な威力を持つ武器が無く、決め手に欠ける面も・・・
 可も無く不可も無い、典型的な『男ならこれを選べ!』機体。


Thunder Fox
POWER ■■■■■■■■■■
SPEED ■■■■■■■■■■■■■■
BOMB ■■■■■■■
SPECIAL ■■■■■■■■■■■

SHOT / SUB SHOT
ショットは扇状拡散型。
サブショットは前方へ徐々に加速する2連装ミサイルを発射(1999のハリアーに近いイメージ)。
しっかりミサイルを敵に当てるようにしなければ、貧弱さは否めません。

SPECIAL WEAPON
Aボタンを一定時間押し続ければ発動。
しばらくの間、自機から敵を貫通しない極太レーザーを発射します。
威力はかなり強力ですが、自分から敵に当てにいかなくてはならないのが欠点でもあります。
ドドンパチックな見た目ですが、本家より綺麗です。(w

DEFENSE
マーズマトリックスっぽいバリアを一定時間自機の周りに展開。
消え際に、消した弾数に応じて(?)周囲に弾をばらまくのもマーズっぽい。

・機体速度は5機中最高。
 初速が遅いサブショットが敵に当てづらく、
 道中ではショットパワーに不安を覚えますが、
 溜め撃ちが強力なのが救われています。


Bear Hammer
POWER ■■■■■■■■■■■■
SPEED ■■■■■■■
BOMB ■■■■■■■■■■■■
SPECIAL ■■■■■■■■■■■■

SHOT / SUB SHOT
ショットは前方集中型。
サブショットは前方へ小型ミサイル連射。
破壊力は申し分ないものの、攻撃範囲が狭いのが難点。

SPECIAL WEAPON
Aボタン押しっぱなしで待機状態に、離すと発動。
直線上に衝撃波を発生する、海底大戦争的な音波魚雷を発射。
ボスの一形態をすっ飛ばせるほどの威力を誇る鬼兵器。
動き回るボスには当てづらいのが難点か。

DEFENSE
デフォルト機体の中では、この一機だけバリアの性質が大きく異なります。
Bボタンを押すと、自機が宙返りして前方に爆弾投下。
発生した爆風が、徐々に加速しながら、画面上方に飛んでいきます。
1945IIフォッケウルフの溜め撃ちがイメージに近いか?

・典型的なパワー型機体。
 全ての攻撃手段で高い威力を誇るものの、
 機動力の無さが弱点となります。
 縦画面STG史上、類を見ない横長の自機ですが、
 当たり判定は小さいので安心(?)。


Hell Hound
POWER ■■■■■■■■■■■■■■
SPEED ■■■■■■■■■
BOMB ■■■■■■■■
SPECIAL ■■■■■■■

SHOT / SUB SHOT
ショットは扇状拡散型。
サブショットは、敵に命中もしくは画面半分ほど進んでから炸裂する空中機雷。
イメージ的には1999のステルスに近いですが、発射速度が早いため、弾切れに悩まされることはありません。
威力、攻撃範囲共に優れており、とにかく使い勝手が抜群です。

SPECIAL WEAPON
Aボタンを一定時間押し続ければ発動。
画面後方に7つのオプションを設置して、そこから弾を連射(初代1945のライトニング溜め撃ちにイメージが近いか?)。
画面全体をカバー出来る反面、威力は弱いです。

DEFENSE
自機の周囲に一定時間敵弾を無効化するバリアを展開。
見た目はともかく、性質はStingreyとほぼ同じ。

・メインショットが強力、あとは弱めという今までにないタイプの機体。
ついでに、自機の見た目も今までにないタイプです(笑)。
とにかくメインショットで押していけるのが強み。
難所では、補助にスペシャルウェポンを使っていきましょう。


Red Wivern
POWER UNKNOWN
SPEED UNKNOWN
BOMB UNKNOWN
SPECIAL UNKNOWN

SHOT / SUB SHOT
ショットは前方集中型。
ショットパワー最強状態では、
他の機体に比べ威力が高く設定されている模様。
サブショットは、敵をサーチしてまとわりつく短レーザーを発射。
イメージ的にはデザエモンの緑レーザーで、雑魚に強いが、威力は弱い。

SPECIAL WEAPON
Aボタンを一定時間押し続ければ発動。
自機から前方に向けて敵を貫通するレーザーを一定時間発射。
Thunder Foxのそれに比べると威力は弱め。

DEFENSE
自機の前方に、幅広の飛竜型エネルギー弾を発射。
弾消し能力があり、微速でしばらく前進した後、消滅。

・隠し機体で、自機選択時に一番右の『?』(ルーレット)にカーソルを合わせ
 スタートボタンを押すことにより出現。
 自機のスピードはThunder Fox、Stingreyに劣ります。
 最強時のショットが強力ですが、
 総合的には他の機体に比べて強いというわけでも無さそうです。


POINT ポイント
 基本的に、彩京STGの攻略法がそのまま適用できます。
大抵の攻撃は、アドリブでも対処出来なくはないですが、 道中は厳しい場所を覚えて、それに合わせてスペシャルウェポンを使っていけば楽になります。
但し、スペシャルウェポンは溜め時間が非常に長いため、出来れば難所の直前から溜め始めた方が良いでしょう。
また、スペシャルウェポン使用中は、派手な演出で弾が見難くなるのにも注意。

とにかく、クリアする上では、ミスしないことが重要。
実は画面真下でミスした時等に、自機から放出されたアイテムが回収前に画面から一つ残らず消えてしまうこともある等、 スペシャルウェポンがすぐに使えないことも災いし、ミスからの復活が少々厄介なゲームでもあります。
ピンチの時には惜しげなくバリアかファイナルインパクトを使うようにしましょう。

基本的に、攻撃力の無いバリアよりもファイナルインパクトを使った方がお得です。 バリアは、それだけで充分窮地を脱せる時だけに使って、普段はファイナルインパクトを使った方が良いでしょう。

特に強力なのが、バリアかファイナルインパクト使用時に敵に重なってサブショットを連続で当てる戦法。
ファイナルインパクトで使用すれば、ボスの一形態を一発で沈める程の威力を発揮します。 特に、後半面のボスに決め撃ちで使っていけば、一周クリアもかなり近くなるでしょう。
但し、サブショットがレーザーのRed Wivernでは、この戦法は使えません。 また、ショットパワーが最強に近い状態でなければ、あまり威力を発揮しないので注意。


IMPRESSIONS 感想
 確かにスターウイングスは、海外産STGの常として、オリジナリティやパターンの練り混みといった点では、国内有名STGメーカーに劣っていることは否めません。
とはいえ、今までに作られた彩京フォロワーの中では、かなり本家に近いプレイ感覚を再現しており、 各ステージも中ボスクラス敵が多くバラエティに富んでおり、かなり頑張っている方だと言えるでしょう。

実際ロケテでも、既に上手そうな人は、横のケツイや大往生ばかりやっているという現状からしても、 上級シューターのお眼鏡には適わないであろう事は明白なのですが、 すっかり先鋭化して一部のシューター以外のプレイヤーを遠ざけている、今のSTGの現状からすれば、 こういう力を抜いてプレイできるSTGも必要なのではないでしょうか。

不満点としては、溜め撃ちにもアイテムによるパワーUPがある等、システム自体が少し複雑なのと、 ロケテバージョンと言うこともあるでしょうが、インスト、ゲーム内に至るまで前作『Wivern Wings』の表記法が混在しているため (例えば、スペシャルウェポン=スペシャルボム、ディフェンス=バリア=ボム) システムを理解するまでに非常に時間が掛かるというのが難点でしょう。

とはいえ、個人的にはかなり楽しめるSTGでした。
難易度やシステムがもう少し調整されれば、充分やり甲斐のあるSTGになると思います。

アジアンシューティングを舐めてはいけない。

一言でいうなら、そんなSTGではないでしょうか。

 追伸 ・・・ 何故「Wyvern」じゃなくて、「Wivern」なの?(^^;


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